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★★航空医学のスレッド★★

1 :かんた:2000/11/20(月) 22:22
航空医学の専門家が顔を出したので作ってみました。
医学界以外の方の素朴な疑問、大歓迎です。
ちなみに私の専門は航空医学ではありません。

2 :NASAしさん:2000/11/20(月) 23:15
先生質問です。
エコノミークラスで泣きわめくアカンボを黙らせるには
どうすれば良いですか。こっちはストレスで爆発しそうです。

3 :NASAしさん:2000/11/20(月) 23:27
それは日本テレビ「伊藤家の食卓」で秘技が紹介されていたような。
でもやり方忘れたので、本を買って下さい。(わら
ピタリと黙っていたと思う。

4 :NASAしさん:2000/11/20(月) 23:44
泣き叫ぶガキは本当に辛いね。
機内に常備されてるセルシンを1筒筋注しましょう。
それも駄目ならソセアタ、30、50筋注。
それでも駄目なら笑気吸わせましょう。
笑気は頭上のパネルから落ちてくるマスクから出ます。

5 :NASAしさん:2000/11/20(月) 23:50
先生質問です。
飛行機に乗ると翼にエンジンを壊そうとする怪物が見えます。
どうしたらいいでしょうか?


6 :NASAしさん:2000/11/21(火) 00:30
旅客機でもCOPDの人に影響ある位酸素分圧は下がるんですか?

7 :名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/11/21(火) 00:32
ややアレルギー性鼻炎なので、DESCENT中のEAR BLOCKがつらいです。
ミントのキャンデイやガムなどで、強制的に鼻の通りを良くしようとしたりしてます。
なにか、良い完全策はありますか?

もう一点、乗員に対する宇宙線や機器からの電磁波の被爆に対しての統計的なDATAってあるんですか?

>5
TURBULENCEにひどい時に、しばしば出没してますね。
私も先日、あの生き物に主翼外板をひっぺがされました。
証拠写真もあるんですが、救急車で帰宅させられました。


8 :NASAしさん:2000/11/21(火) 00:33
ケペル先生こんにちは。
私は刑事ですが、飛行機に乗ると落ちつきません。
裸足になって絨毯の上を歩いても効果がありません。
どうすればよいでしょう?


9 :素人:2000/11/21(火) 00:42
赤ちゃんが泣いちゃった時は、
手のひらでインディアンがやるように
赤ちゃんのくちをアワアワアワとやってください。
泣き止みます。

10 :NASAしさん:2000/11/21(火) 00:56
先生質問です。
私が搭乗する路線でよく会うお客様に、
「俺は飛行機で外科手術をしたことがある」
とおっしゃる方がおります。
本当にそんな事ができるのでしょうか?
そのお客様は顔がつぎはぎだらけで、髪が半分白くなっています。


11 :NASAしさん:2000/11/21(火) 01:09
>もう一点、乗員に対する宇宙線や機器からの電磁波の被爆に
>対しての統計的なDATAってあるんですか?
ありまふ。
コンコルドに至っては、宇宙線計(放射線計)まで付いていました。

12 :NASAしさん:2000/11/21(火) 03:55
ぼっ、ぼっ、ボクは、短小包茎なんです。その上にチンコが立つと
左に曲がるんですけど、どうすれば良いですか?

13 :手塚治:2000/11/21(火) 03:57
>10

ほう、まだ元気でやっておるか。
ぴのこは何をしておる。
もうおばさんと言われる年になったかのう。

14 :>12:2000/11/21(火) 09:29
自慰をするときは、局部を畳に押しつけて腰を振るのではなく用手法で行って下さい。
また、用手法で行う際は月・水・金は右手、火・木・土は左手で
行うと偏りがなくなります。日曜日は原則休日としますが、
我慢出来ない際は両手で行うことを推奨します。

15 :航空医:2000/11/21(火) 12:27
かんたさん、新規スレ開設おめでとうございます。

アメリカではFlight Surgeon(FS)や、Aviation Medical Examiners(AME)
などの航空医学に関する専門資格があります。

日本では航空医という専門医制はなく、もっぱら航空会社の産業医や
自衛隊の航空医学実験隊、大学医学部での航空医学教室などがそれぞれ
航空に関する医学的テーマを研究しJASMAなどで活発に発表しています。

航空局指定航空身体検査医というのもありますが、飛行機の事を全く
知らなくてもCABの講習を一日受ければ資格をもらえます。


16 :航空医:2000/11/21(火) 13:43
>>2
>エコノミークラスで泣きわめくアカンボを黙らせるには
>どうすれば良いですか。こっちはストレスで爆発しそうです。

周囲の乗客としても、また子供の親にとっても切実な問題です。
アメリカのエアライナーでは泣き止まない子供に睡眠薬入りシロップを
なめさせて、どろーんとさせます。日本では呼吸抑制などの問題もあり、
難しいですね。

>>5,>>7
今年11月から大手航空三社はタービュランスのグレードを5段階で分類
するよう共通の基準を設定しました。機内サービスの難易度が基準となり
ますが、NASAのタービュランスの分類とほぼ同じです。

>>6
旅客機はキャビンプレッシャーをかけて上空で低下した気圧をある程度保つ
ようにしています。ある程度というのは、飛行高度35000ftで
約8000ft(2400m)位の高さにいるのと同じ気圧です。
この時も酸素の占める割合は地上と同じ21%なので高度上昇に伴う
ハイポキシア(低酸素症)の傾向は増大します。

さてCOPDでも程度により搭乗可能か否か別れます。
Acute Attacksを繰り返す既往のある患者は、機内で発作が起きた場合はEMR
の対象となります。別スレのようにDrコールは必須です。

mildな発作や季節的に起きる発作の場合はそれほど神経質にならなくてもいい
でしょう。いずれの場合も過去の治療経過の記録を、特に国際線のような
長距離を飛ぶ場合は持っていくようにしたいですね。



17 :航空医:2000/11/21(火) 13:46
>>7 >アレルギー性鼻炎なので、DESCENT中のEAR BLOCKが
  >つらいです。

着陸後に鼓膜が破けた例があります。耳鼻科系アレルギーの
ある時は、FLTされない事を強くお勧めします。
ちなみに、鼻の充血を取る点鼻薬はあまり役立ちません。

長く続くようなら会社の産業医の先生又はGK医大の耳鼻科に
いってください。
こんな事で乗務停止になっても労災認定は難しいです。

なにしろ会社は ”労災ゼロ”を目指していますから。
なので、ミラノ、ローマ9日間なら逝って良し!
マニラ日帰りなら切って良し!

>>10
B.J.先生ですね!
医師免無くても腕が良ければOK。



18 :かんた:2000/11/21(火) 14:51
航空医さん
素晴らしい!さすが専門家ですね.勉強になりました.
そこで一つ質問があるのですがよろしいでしょうか?
私が航空オタクであるためか,CA志望の看護婦などに入社試験の
身体検査のことなどを聞かれることがあります.しかし,
合格基準を知らないので返答に困る場合があります.
どうしても心配ならGK医大へ逝って来いと言うのですが,
CAに聞くと日系と外資系では随分検査内容が違うそうです.
そこで伺いたいのですが,
財団法人航空医学研究センター
http://www2.odn.ne.jp/~aai08620/index.html/
が航空身体検査マニュアルを公開しているように,CAの入社時の
基準を公開する予定とかはあるのでしょうか?
経験者によると航空身体検査を間便にした内容らしいのですが・・・.


19 :航空医:2000/11/21(火) 15:42
CAの入社試験の合格基準ですかー。
CAの場合にはパイロットのような第一種航空身体検査は必要ない
ので、採用時の基準は各会社独自に、業務の特殊性を考慮して設定
されています。
CAの募集要項に身体検査基準のさわりが出ていますが、国内各社
は似たような感じですね。
でも、例えば身長や裸眼・矯正視力が基準に満たなくても合格した
というひとを、何人か知っています。(条件付内定)
あと、今募集していないのに入社内定もらうミラクルCA。
(ソースなしandちょっと秘密!!)
身長なんかも以前よりだいぶ緩和されている感じです。

取りあえず、採用の再開が待たれる所ですね。

20 :NASAしさん:2000/11/21(火) 16:13
かんたさん、航空医さんはじめまして。
別スレでお二人のお話大変興味深く読まさせていただきました。
早速ですが、質問です。
ハイポキシアは、通常機内高度12000フィート以上、
夜間視力は5000Ft以上で低下すると文献にあるの
ですが、先のレスにも出てたように30000Ft以上
を飛行する場合機内高度は6000FTから8000F
Tとなります。しかしながら、通常ナイトFLTでも酸素
マスクを使用するクルーは見たことがありません。もちろん
使用するについて面倒、とかジャマとかあるのかも知れま
せん。そこで機内高度5000FTを超えたナイトFLTの
時に視力維持のためにはある程度の間隔でもって酸素を吸えば
良いと思うのですが、この時間的間隔とノーマル酸素が良いのか
100%酸素を吸うほうが良いのか効率の良い酸素吸入方法を
教えてください。

21 :NASAしさん:2000/11/21(火) 16:41
トイレ喫煙の予防策として、機内にニコチンガムをおくというのは
可能なのですか?

22 :航空医:2000/11/21(火) 17:40
>>20
”キャビン高度”という用語から、エアライン、自衛隊、
又はGAで飛ばれている方と思いますが。。。

NightでキャビンALT10000ftまでは、健康体なら
ハイポキシアや夜間視力の低下は少ないと言われています。
ただしハイポキシアは自覚し難く進行もゆっくりなので、もし
あなたがGAで一人で操縦(Single Pilot)するのなら
100%酸素をマスクで機内高度5000ftを超えた早い時機に
吸うことをお勧めします。(または5000ft以上上昇しない)
経鼻カヌラならノーマルでもいいかも知れません。
もしあなたがエアラインパイロットであるなら、Cap.に習えで
いいと思います。
もしあなたが航空医学実験隊の方なら、
あなたがスタンダードです。今度のJASMAにでも発表して
下さい。

わたしも高度15000ftでハイポキシアにかかった事が
あります。末梢血管が拡張する為、初期症状は体がポカポカして
来ました。酸素ボトルを取り卸したばかりだったので、直ちに
ディセント入れまして、事無きを得ました。

関係ありませんが、バイアグラの副作用により、ナイトビジョンが
影響を受け、その為墜落した自家用機の事故がありました。
もちろんアメリカね。FAA(連邦航空局)は異例の勧告。
バイアグラ服用後12時間は飛行ならんと。


23 :航空医:2000/11/21(火) 17:43
>>21
いつかJALのNYC線で禁煙パイポ、配っていました。

24 :NASAしさん:2000/11/21(火) 19:57
というか、いまどき会社で禁煙じゃないの?
ウチの会社は外資メーカーだけど社屋内は禁煙。
以前いた会社でも喫煙室以外は禁煙だったのでスモーカーは少数派だった。
私は飲みに行く時しか吸わない(それもかっこつけ)なんで、全然平気だけど。



25 :20:2000/11/21(火) 20:16
早速のレスありがとうございました。ピロットの一人です。
健康体であれば、機内高度7000Ftでの夜間視力の
低下はそれほどはないと考えればいいのですね。
ところで、機内にドクターがいない時に病人が出た場合、基本的に
素人では症状を見る場合、呼吸、体温、顔色ぐらいしか見ることが
出来ません、そのような時に呼吸が乱れてたり苦しそうであれば酸
素を使うことになると思うのですが、100%酸素は体に良くない
と言うことを聴きます、どれくらいの摂取量で悪影響が出るものな
のでしょうか?
もちろんハイポキシア状態であれば100%をすぐにでも取ら
なければならないと思いますが。


26 :航空医:2000/11/22(水) 11:55
>>25 PILOTさん
>100%酸素は体に良くない
>と言うことを聴きます、どれくらいの摂取量で悪影響が出るものな
>のでしょうか?

レス遅れてすみません。いつも診療所のPC、使っているもので。(;。;)

さて、おっしゃるとうり、高濃度酸素は体中のあらゆる細胞に障害を与えます。
呼吸器系への毒性としては、95%以上の酸素を吸入させると、年齢にもよる
と思いますが、24〜48時間で肺水腫、肺出血を主体とする病変が出て
来ます。更に吸入を続けると、数日で呼吸不全の為死亡するでしょう。

一般的には、1気圧で50%以下の酸素では長期間吸入しても、肺の障害は
あまり起こらないとされています。

>>6のCOPD;慢性閉塞性肺疾患の患者の搭乗の是非の質問にもありますが、
急性呼吸不全に対する酸素投与は、あくまで動脈血の酸素分圧を最低限維持する
為の補助手段です。換気機能さえ改善されれば、ノーマルの空気呼吸でも動脈
酸素分圧は必要な値にキープ出来ます。

しかし、これはあくまで地上1気圧での話です。(またはキャビン高度0)
キャビン高度8000ftにもなると、地上での100%酸素も肺毒性が
全く無いとは言いませんが、かなり弱まります。

そこで機内で呼吸困難を訴える急患が発生した場合は、100%酸素を、まず
低流量で投与し、爪や唇の色を見て効果を見ます。

ここで問題となるのが女性の患者のマニキュアと口紅です。
どちらもチアノーゼの判定の妨げになります。マニキュアは落とすのに手間が
かかるので、口紅を完全に取っておきましょう。

とくに、100%酸素は口紅と化学反応を起こし、火傷を負った女性客の例が
報告されています。



27 :かんた:2000/11/22(水) 12:24
航空医さんレスありがとうございました.ミラクルCA,私の身近な所にもいますよ.
あんなことで発着枠がもらえるのなら,ミラクルCAは航空会社にとって
いいカモですよね.

28 :航空医:2000/11/23(木) 11:03
           Λ_Λ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ( ´∀`) < マニラ日帰りは、切って良し!
         (    )   \___________
          | | |
          (__)_)

29 :やまとなでしこ:2000/11/23(木) 17:35
航空医さんに質問です。
現役CREWですがインターで東まわりと西まわりで
疲れ方が違うのですが何か対策は、ありますか?
マニラ日帰りとか詳しいみたいですけど結構CREWを
泣かしてるんじゃないの。

30 :>やまとなでしこ:2000/11/23(木) 17:51
東京タワー近くの医者に食われた?
逆に食い逃げしたとか?

31 :航空医:2000/11/23(木) 19:02
>>29
やまとなでしこさん
どこかでお会いした事のあるようなお名前ですが。。。

INT’L のFLTで西行き(アムス、パリなど)や東行
(NYCシカゴなど)で、眠気や睡眠のぱターンが異なりますが、
これは学会等でサーカディアンリズムとして研究されています。
別スレ”・・・企業全日空”でも書いておきましたので、参照
して下さいね。

けっきょくこれらのデータを参考に、航空会社のスケジューラー
の方が、出来るだけ疲労のたまらないシフトを組んでいます。

でも切っちゃったり、取られちゃったりすると、結局メチャクチャ
になっちゃうんだけど。
なので対策は、できるだけ現地でレストを取るぐらいですかね。
この当たり前の事が、皆さん苦手みたいで。。。

>マニラ日帰りとか詳しいみたいですけど結構CREWを
>泣かしてるんじゃないの。

きついFLTの代表として出してみました。
もっとも、ドメスの4Legの方がキツイですが。

そこで一句;Legの数だけ涙あり

きょうは、H(HolIday)だったんですか?
私は出でした・・・

これから飲みに逝ってきます。
では、ごきげんよう!




32 :航空医:2000/11/24(金) 15:50
別スレでもコピペしたものです。
何か起きたらCrewも直ちにベルトを。

2000/07/17 ミャンマー、ラシオ(Lashio)上空付近、高度約9,900メートル
JA8286 ボーイング 767-300 全日本空輸(株)
ムンバイ(インド)を離陸し関西国際空港に向け飛行中、乱気流に遭遇し、
客室乗務員3名が負傷(発生国が調査を開始し実施する責任を負う。)


33 :25:2000/11/24(金) 18:42
航空医さん
ありがとうございました。酸素使用には気を付けます。

34 :航空医改め そらい:2000/11/24(金) 19:31
>25 PILOTさん
読みにくくなってしまってすみませんでした。
Fly safely!

35 :ご質問:2000/11/25(土) 09:16
飛行機の中って酒に酔いやすいそうですけどなぜですか???

36 :NASAしさん:2000/11/25(土) 11:09
>>35
酒がタダだから、つい飲みすぎるからじゃん!(ワラ

気圧が低いからだろ。

37 :NASAしさん:2000/11/25(土) 16:44
どーして おなかが へるのかな?


38 :航空医改め そらい:2000/11/26(日) 14:57
>>35
>飛行機の中って酒に酔いやすいそうですけどなぜですか???

酔いやすいというのは、体内のアルコールが消失する時間が地上
の時よりもゆっくりしているからです。
それは既出のとうり、キャビン低気圧→低酸素により
脳血管拡張による脳血流の増大や組織の低酸素により起こります。
地上で中程度の飲酒でも8時間後の血中アルコール濃度はかなり
残留していると考えられます。
HNLに着いちゃいますね。
二日酔いのキャプテンがコックピットで酸素をマスクで吸って
いるところ、見たことある人?


39 :NASAしさん:2000/11/26(日) 18:18
あるけど、それをやると返ってキツク
なるような気がする。 二日酔い状態は短くなるのかも
知れませんが。

40 :35:2000/11/27(月) 08:46
皆様レスありがとうございました。
低酸素になると肝臓の働きも低下するということでしょうか???
すみません。またまたしつこくて・・・。

41 :航空医改め そらい:2000/11/27(月) 11:32
>>40
血中アルコール濃度消失の遅延は、
肝機能の低下のせいではなく、脳血管の拡張による脳血流の増加が
地上にいる時よりも多くのアルコールを脳に運び、組織、血中の
低酸素がそれを増長させると考えてみて下さい。
>>39 マスクには死腔:Dead space があるのでうまく呼吸しないと
初めのうちはかえって苦しくなるかもしれませんね。


42 :通りすがり:2000/12/08(金) 08:36
はじめて書き込みさせていただきます.
高濃度酸素吸入に関してディスカッションがありましたが,そもそもフェイスマスクで 100%酸素を投与したとしてもFIO2は,高々0.5程度でスーパーオキサイドの肺障害は無視していいと思いますが如何でしょう?
もちろん挿管していれば話は別ですが...
ちなみにFIO2が0.5で24時間経過すると肺障害が起こりうると言われているようです.
それと100%酸素と口紅で火傷というのは本当でしょうか?文献等ご教示頂けると幸いです.

43 :そらい:2000/12/08(金) 11:21
>42さん
以前に高濃度酸素投与について以下の質問をいただきました。
>>25
>100%酸素は体に良くない
>と言うことを聴きます、どれくらいの摂取量で悪影響が出るものな
>のでしょうか?
この質問に対して、地上1気圧またはキャビン高度0フィートで起こりうる
肺障害の例を出しましたが、おっしゃるとうりマスクで、しかも例えば
NYC〜NRTでもたかだか15H位(巡航高度にいる時間は更に短い)では、
肺障害は考え難いと思います。
100%酸素+口紅で熱傷を負った例は私の友人のパイロット氏が経験した症例で、
国内のJASMA等の学会誌では発表していませんが、外国では例がある
ようなので、ソースを検索しておきます。



44 :そらい:2000/12/08(金) 11:33
100%酸素+口紅の話ですが、普通のボンベの酸素ではなく
エマージェンシーの時に使う、Oxygen Generator(化学反応で
酸素を発生)の酸素を使った可能性があります。


45 :NASAしさん:2000/12/08(金) 18:40
そらいさんに質問させてください.
上空(機内)では,正常人のPaO2はどのくらいまで下がるものな
のでしょうか?
IHDにしろLung diseaseにしろ長時間の飛行は,結構低酸素血症の
リスクがあるように感じますが,実際あんまり問題とはなってい
ないようにも思えますがどうなのでしょう?



46 :空医・そらい:2000/12/08(金) 22:07
>45
そうですね、ある意味地上とそれほど変わらないかも。
たとえばIHDを例にとると、
Michael F.O’Rourkeの An Airline Cardiac Arrest Program
にもあるように、航空機旅行の可否の目安として、
1.狭心症は2週間に1〜2回程度の発作で安定していれば可能。
発作回数の増加や症状の変化(不安定狭心症)があれば不可。
2.MI:発症6週間以内は不可。
3.PTCAや冠動脈バイパス術後:術後3ヶ月は再狭窄の可能性
があるので控えた方が良い。
4.心不全:安静時に症状が無く、日常生活で軽度の息切れや動悸が
ある程度ならば可能。
5.人工弁置換やペースメーカー術後:症状が安定していれば可能。
6.不整脈:症状が安定し、普段から自分の発作を止める方法を
知っていれば可能。
となっています。Lungeでも前レスしたようにCOPDのマイルドな
Attackがあっても症状が安定していれば可能でしょう。
これらはキャビンプレッシャーが、30,000ftを飛行していても
客室高度を7〜8000ftまで下げているおかげですね。
してがってデコンプ(急減圧)が起こったら直ちに酸素マスクと
エマディセント(緊急降下)が必要になります。

あと、これらの疾患のある患者さんに航空機搭乗の可否をムンテラ
したら、搭乗の時は最近のEKG,病歴、診断名、薬の種類や量など
を記載した英文の手紙を持参させてあげてくださいね。
Drこーるの時もそれがあるとかなり助かります。

明日からNYCです。14時間、飛行機の中では
飲みすぎないようにしまーす。
>CAさま


47 :NASAしさん:2000/12/11(月) 20:48
あーげっ!

48 :空医→そらい:2000/12/13(水) 23:41
別すれ”・・・企業全日空”のなかに
かんたさんより医療行為に関わる法的問題のリンクが貼ってありました。
>私が常駐しているサイトで法的問題に関する詳細なコメントが
>出ましたのでこちらにリンクを貼ります.
http://www.airtariff.com/orion/bbs1/bbs0003.html
”航空機内で誤診をしたら・・・”の所で、こんな症例を思い出しました。
臨床症状と剖検結果の食い違いは決して珍しい事ではありませんが、この例では
乗客と外国人医師との間の言葉の壁が診断と治療を惑わすファクターになって
いたとしたら・・・

航空事故調査報告書
1974/06/11発生 ボーイング式747型JA8110
沖縄県西方約300海里
▼航空事故調査の経過
 航空事故の概要
 日本航空株式会社のボーイング式747型JA8110が昭和49年6月11日同
社の定期62便として香港を離陸し東京に向け飛行中、旅客の1名が病死した。

▼認定した事実及び事実を認定した理由
 JA8110は、6月11日旅客153名、乗員34名(運航乗務員12名、客室
乗務員22名)が搭乗し、15時29分香港国際空港を離陸し、巡航高度33,000
フィートで東京に向け正常に飛行中、沖縄西方300海里のSLUG付近上空におい
て、16時55分ころ食事サービス中に旅客(45才)が急に苦しみだして容態が異
状となったのを客室乗務員が発見した。
 同旅客の二列後にいた外国人医師及び前方の座席にいた外国人看護婦が自発的にか
けつけ、応急手当したが回復しなかった。
 この間に、客室乗務員から通報を受けた機長は、最寄りの那覇空港に緊急着陸を計
画したが、当該医師の診断によれば、前記旅客の症状は手遅れの状態であり、さらに
17時08分ころには当該医師により同旅客の死亡が確認された。
 従って機長は、そのまま東京国際空港に飛行を続けることとし、その旨管制機関に
通報し、さらに専用周波数で会社に状況を報告した後、同機は19時41分東京国際
空港に着陸し、同50分スポット33に入った。
 外国人医師によれば、同旅客の死亡の原因は「心臓麻痺」であったが、東京都監察
医務院において行われた解剖の結果によれば、死亡の原因は左中大脳動脈瘤破裂によ
るくも膜下出血であった。

▼結 論
 本事故は、JA8110に搭乗中の旅客が死亡したもので、死亡の原因は左中大脳
動脈瘤破裂によるくも膜下出血であった。

公表年月日/報告書番号
 昭和49年12月5日 航空事故調査報告書 49−4

49 :空医→そらい:2000/12/13(水) 23:44
省略されましたので途中からアップします。
▼認定した事実及び事実を認定した理由
 JA8110は、6月11日旅客153名、乗員34名(運航乗務員12名、客室
乗務員22名)が搭乗し、15時29分香港国際空港を離陸し、巡航高度33,000
フィートで東京に向け正常に飛行中、沖縄西方300海里のSLUG付近上空におい
て、16時55分ころ食事サービス中に旅客(45才)が急に苦しみだして容態が異
状となったのを客室乗務員が発見した。
 同旅客の二列後にいた外国人医師及び前方の座席にいた外国人看護婦が自発的にか
けつけ、応急手当したが回復しなかった。
 この間に、客室乗務員から通報を受けた機長は、最寄りの那覇空港に緊急着陸を計
画したが、当該医師の診断によれば、前記旅客の症状は手遅れの状態であり、さらに
17時08分ころには当該医師により同旅客の死亡が確認された。
 従って機長は、そのまま東京国際空港に飛行を続けることとし、その旨管制機関に
通報し、さらに専用周波数で会社に状況を報告した後、同機は19時41分東京国際
空港に着陸し、同50分スポット33に入った。
 外国人医師によれば、同旅客の死亡の原因は「心臓麻痺」であったが、東京都監察
医務院において行われた解剖の結果によれば、死亡の原因は左中大脳動脈瘤破裂によ
るくも膜下出血であった。

▼結 論
 本事故は、JA8110に搭乗中の旅客が死亡したもので、死亡の原因は左中大脳
動脈瘤破裂によるくも膜下出血であった。

公表年月日/報告書番号
 昭和49年12月5日 航空事故調査報告書 49−4


50 :かんた:2000/12/14(木) 14:10
そらいさんお帰りなさい.随分タイトなスケジュールですね.
このケースは神経症状が出ていなかったら難しいのではとの
印象を持ちました.

それにしても,乗客153名に,運航乗務員12名,客室乗務員22名
とはすごいフライトですね.交替で休憩しながら働いていた
のでしょうか???

51 :NASAしさん:2000/12/15(金) 17:02
age

52 :毒ガス屋:2000/12/16(土) 16:35
航空医学が専門ではないのですが、キャビン内の場合全圧が下がっ
ているのですから、FIO2で議論するのはなんか違和感があるので質問します
PAO2(肺胞気)のほうが問題になるのではと思うのですがどうでしょうか
アポロ計画ではキャビンは純酸素だったと記憶しますが、
全圧が低いので問題がなかったと聞いております
専門の方のご意見を聞いてみたい

先日、知り合いの先生が回復不能の患者さん(視床出血だったか?)
のご家族の強い希望で韓国まで移送して、大変苦労したとか
機内の酸素アウトレットでは医療機器には適合せず、さりとて
安全上の規則で大きなボンベは積めず、結局ずっとジャクソン
リースを押していたそうです

>3
スーパーのレジ袋みたいなのをゴワゴワさせるヤツでんな
室岡教授(産婦人科/日本医大/故人)の作った母胎内の音を録音
したテープを聴かせる縫いぐるみと同じ原理とのこと

53 :毒ガス屋:2000/12/16(土) 16:47
↑上の質問は肺胞傷害に関してでし

54 :かなりんご:2000/12/17(日) 11:06
みなさんこんにちは!ご相談の乗ってください。
以前、アレルギーもちだからって、国内航空会社を落とされました。
クルーは、アレルギー持ちいっぱいいますよね??
確かに花粉症や、鼻炎持ちですが、
私は、今後何回受けても、おとされるのでしょうか??
不安でたまりません・・・

55 :>54:2000/12/17(日) 13:05
アレルギーとは花粉症のことですか?
アレルゲン(アレルギーの原因)は調べましたか?
症状はどのようなものですか?
年中ありますか?それともある季節に限定しているのですか?

大手であれば落とした理由など教えませんが、
スカイマークかAIRDOでも受けたのですか?
落ちた理由はどこから教えてもらったのですか?

花粉症持ちのCAなど腐るほどいます。
余程症状がひどいか耳管狭窄でもなければ
落ちることは考えにくいのですが、とりあえず
もう少し詳しく説明をお願いします。

56 :通りすがり:2000/12/17(日) 15:25
>>52
高濃度酸素の肺障害に関してですが,FIO2に注目すべきか
PaO2にすべきかは実際のところ意見が分かれているようで
すね.
両方の文献が出ているようです.

ただ後者の場合,病的な肺でPaO2が低いといくらFIO2が高く
ても肺障害は起こらないという論理になりちょっと納得しか
ねる気がしますがいかがでしょう?
もっともそのような病態で,PaO2が低いならば多少の肺障害
は仕方がないと言う論理も成り立ちますが...

最近,麻酔科領域で高濃度酸素の投与が術後合併症を減少さ
せるという考え方が出てきましたが,そのデメリットに関し
てはまだハッキリとした評価は出ていないようです.

57 :専門外:2000/12/17(日) 15:42
>高濃度酸素の肺障害に関してですが,FIO2に注目すべきか
>PaO2にすべきかは実際のところ意見が分かれているようで
>すね.
>両方の文献が出ているようです.

もしよろしければ、文献を御教示いただけますか?


58 :NASAしさん:2000/12/17(日) 17:20
>>57
ご質問の件ですが,下記の文献を参考にしての発言です.

質疑応答:周術期の酸素濃度について. 臨床麻酔vol.24 2000-7.p1177-1179

孫引きになりますが,下記の文献もあるようです.
Lumb,A.B.:Hyporoxia and oxygen toxicity,in Nunn's Applied Respiratory Physiology(5th ed).Butterworth Heinemann,2000

英文の方は実際には読んでおりませんのであしからず.(笑)

59 :通りすがり:2000/12/17(日) 20:10
>>52
勘違いしていました.
PAO2≠PaO2ですよね.
たしかにおっしゃられる通りかもしれません.どなたか呼吸器専門の方のレス希望します.


60 :毒ガス屋:2000/12/18(月) 18:58
>59
航空医学を専門にされている方は、始終そういう環境を扱っているわけなので
キャビンプレッシャー×FIO2で直感的に議論できちゃうのかな、と思ったのです
それとも学問的にはPAO2にしてるのかな、と、かなりヤジ馬的な興味があった(藁
A-aDO2の大きな人をそんなに長い時間低圧曝露するシチュエーションって
あんまりないですよね〜患者移送ったって、何日もフライトするなんて無いわけだし
高濃度酸素による肺障害の問題があるとすれば宇宙関係かな、と思った次第
逆に、高圧環境、潜水医学なんかでは曝露時間が桁違いに長いので、PAO2の問題も
もっとあるのではないでしょうか(そっち方面の専門の方のご意見もきぼ〜ん)
ヘリウム-酸素混合気で飽和潜水する場合の酸素濃度の問題は、クライトンの「スフィア」
にもなんか書いてあったような記憶が・・(未確認)

あ、なんかずれちゃいましたので失礼します


61 :かんた:2000/12/20(水) 16:33
そらいさん.私が1年くらいに紛れ込んで,とても笑えて面白いので
すっかり居着いてしまった航空サイトがあります.CA,GH志願者及び
現職の方が多いサイトなのですが,健康関連の質問が結構あります.
わかる範囲で答えているのですが,中には航空医学の専門家ではないと
答えられない質問もあります.現在二つの質問が積み残しとなって
いますのでもしよければ顔を出していただけますか?
質問の内容は,乳児の長距離フライト時の注意点,自然気胸の
既往者は客室乗務員の身体検査に支障を来すか,の二つです.
サイトは下記のCrew Net,
http://www.crew-jp.com/
で,その中の
miscellaneous tray
という掲示板に質問が出ています.わかりやすいように
質問を表に出しておきます.可能な範囲で構いませんので,
よろしくお願いします.

62 :空医・そらい:2000/12/20(水) 22:32
かんたさん
Crew net、逝って来ました。
とても上品な板なのでおどろきました。
嵐、コピペ、ブラクラ、厨房ネタ、エロリンク等は
無縁の世界ですね。

63 :かんた:2000/12/21(木) 11:33
私には決して出せないコメントありがとうございました.
あのサイトはいい人が多いのでこれからもよろしくお願いします.

64 :NASAしさん:2000/12/26(火) 13:49
とつぜんですが、質問です。
別スレで、心室細動 のことがありましたが、
以前に(10年以上前)素人の心臓マッサージ
は肋骨を骨折させ、心臓に刺さり致命的なので、
極力しないほうが良いと
聞いたことがあります。最近では救急処置の
講習などでは、そのことにはまったくふれてい
ないのですが、航空医さんはどのように考えて
おられますか?
突飛な質問ですみません。



65 :航空医→空医・そらい:2000/12/26(火) 17:27
>64
私も学生の時に、心マ時の肋骨骨折の話を聞いた事があります。
ただしそれは法医学の授業の時だったと思います。
確かに折れているかどうかは解剖してみないと
分かりませんからね。。。
心マをする時ベッドの上と堅い床の上とでは胸部にかかる力が
全然違いますし、その心臓マッサージが効果的に行われているか
救命センターなどでは絶えず心電図モニターの波形を見ながら
行いますが、モニター類の無い機内では例え医師でも
経験にたよるしかないので、肋骨骨折の危険性も考慮しなくては
いけませんね。
ただし、医療従事者以外の人によるCPRで救命された症例も良く
耳にしますので、きちんと講習を受けて実践していただければ
いいと思います。
ちなみに日本航空ではファーストエイドの授業を15時間行い、
年一度誕生日の月の健康診断受診時や職位昇格時に再教育を
行っています。
他優良スレ”・・・全日空”でも書きましたが、このようにして
せっかく身に付けた知識と技術ですから、エアフラのように
国家資格にしてCrew一人一人がもっと自信と責任を持って
出来るようになればいいと思います。

66 :かんた:2000/12/27(水) 15:27
>>64
心肺蘇生時に折れやすいのは,体の側面にある肋骨で心臓からは離れていますす.
それも,イメージとしては割り箸のように折れるのではなく,
少し曲がるといった感じです.人によっては折れやすく
「バキバキバキッ!」と派手な音がしますが,心臓にどころか
肺にも突き刺さる折れ方は極めて例外でしょうし,心肺停止を放置したら必ず死ぬので,
講習を受けているのなら躊躇せずに行った方がいいと思います.
心臓が止まったり,窒息で呼吸が止まって意識がなくなっても
直後に蘇生すると完全に元に戻る人がいますので・・・.


67 :かんた:2000/12/27(水) 15:29
今年,日本航空健康管理室部長の飛鳥田一朗が出した論文に
「本邦でも緊急避難の概念を取り入れ,訓練された客室乗務員も
(除細動器を)使用できるような法的整備が急務と考えられる.」
との記述があります(1).ですから,除細動器の機内搭載と同時に,
CAに救急救命士の資格を与え,さらにオーストラリアのように
医師の指示無しで除細動器使えるように制度変更を求める
機運が高まるかもしれません.
航空医学の分野は,役所・企業・学会の連携がうまく行って,
国民の健康に貢献している,医学界では珍しい分野だと
思います.今年2月の航空法改正により,これまで通達により
義務づけられていた医薬品の機内への搭載が,法律により
義務づけられたように(2),いずれ救急救命士資格をCAに
持たせるということが法律になるような気がします.

1.飛鳥田一朗(2000)航空機内での医療.日経メディカル,386,127-131.
2.安藤秀樹,飛鳥田一朗(2000)航空機内救急医療における諸問題.
 日本医事新報,3968,117-119.


68 :かんた:2000/12/27(水) 15:31
話変わりますけど,日本宇宙航空環境医学会(理事長 飛鳥田一朗)
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jsasem/index.html
の会員になるのって会員推薦がいらないみたいですね.
学会誌とか面白そうだから私も会員になろうかな・・・.
それにしても,臨床航空医学の分野はGK医大の一人勝ちですね.
論文とか読んでいるうちに,GKの先生の名前覚えてしまいました.
そらいさんの名前も覚えていたら笑える・・・.ちなみに私は
T北大です.航空医学とは全く関係ないことしています.


69 :そらい:2000/12/27(水) 16:10
かんたさん
ぜひJASMAの会員になって、学会やシンポジウムで
じいさん連中に鋭い突っ込み入れてあげて下さい。
学会誌の査読もユルイ(わら ので、出せば大抵Upされます。


70 :64→ピロット:2000/12/27(水) 17:27
空医・そらい、かんたさん
ありがとうございました。最近の心臓マッサージ用の
ダミー人形は良く出来ていて、呼吸量やマッサージの
良否がわかるようになっているので、いつのまにか
前述の肋骨の骨折の危惧が忘れ去られたように感じて
いたのですが、参考になりました。
ところで、
数年前にTVなどでパラメディックが日本でも必要だと
いう話を耳にしていましたが、
救命救急士なる資格は現在日本では存在するのですか?
それから、さらに素人質問なのですが、除細動器を使える
ためには看護婦、看護士の資格ではだめなんでしょうか?



71 :名無しさん@1周年:2000/12/27(水) 21:25
看護婦、看護士に除細動器はつかません。救命救急士(日本の国家資格です)が
医師の指示のもと(電話でもよい)に使えます。
67の原典を読んでいないのですが、CAが除細動器を使えるような法改正は本末
転倒ですね。救命救急士をCAに採用するか、CAを救命救急士の学校に行かせ
るべきでしょう。救急救命士の資格も持つ看護婦さんも多いので、女性にこだわ
るならそういう人を採用するのも手でしょう。
医師の指示も連絡手段を整備すれば本社医務室で1人だけ医師を当直させればいい
のだから、現行の法制度のなかで出来ることはたくさんあるように思います。

72 :名無しさん@1周年:2000/12/27(水) 21:29
71です。救急救命士の間違いです。「つかません」も「使えません」の間違い
失礼。

73 :ピロット:2000/12/27(水) 21:43
救急救命士の資格は、あるわけですね。
救急救命士でも、やはり医師の指示を受けないと
除細動器を使えないということでしょうか?
いわゆるパラメディックとはちがうのですか?
質問ばかりですみません。

74 :名無しさん@1周年:2000/12/27(水) 21:49
その通りです。だから消防本部と救急病院は専用電話で繋がっているところがあります。
救急車から電話をして医師の指示をもらうためです。
でもそれだけでいいんですよ、逆にいうと。飛行機の値段と比べたら安い設備じゃない
のかな?


75 :かんた:2000/12/27(水) 22:24
これは私の推測なので,そらいさんの補足をお願いしたい所ですが,
飛鳥田一朗を初めとする航空医学の専門家は,現在のCAに対する
医学教育を救急救命士の専門学校並みに充実させ,社内教育で
救急救命士の資格を取れるようにしたいと考えていると思います.

その時に必ず持ち上がってくる問題点は,医師の指示の必要性です.
現在のように医師の指示待ちであればどうしてもワンテンポ遅れてしまう
ので,機内に搭載する半自動型除細動器の使用に限り,
医師の指示を待たずに行えるような制度改革も必要かも知れません.
ただし,これをするには救急救命士制度自体の改革も必要なので,
厚生省医師会も含めた関係者による議論が必要だと思います.

手っ取り早いのは,71さんの言うように,救急救命士の資格を持つ
看護婦(看護婦は救急救命士国家試験の受験資格があるので
ただの看護婦でもよい)を採用することでしょうか.
ただ,看護婦は給料は良いし,好きな人は楽しんでやっているから,
意外と集まらないような気がします.あとはCAは人気の職業
なので,大手は特定の職種だけを優遇して募集するというのは
やりにくいかもしれませんね.受験者=将来のお客様な
わけですから・・・.

76 :NASAしさん:2000/12/28(木) 04:11
現在以上の客室乗務員の訓練に予算アップは難しい
でしょう。結局、大半がやめるわけですし。

全員が緊急時の資格を保持する必要は低いので
シップに2人程度有資格者がいればよいと思われる
ので、看護婦免許保持者を積極採用すればよいのでは。
資格手当つければ問題ないでしょう。
しかし免許があるだけでは不安ですね。
日常的に感覚として身に付いてる経験者でないと。
5年以上勤務した人を優先するってのはいい案だと
思いますが。おばさんであれば優遇策への批判もないでしょう。


77 :そらい:2000/12/28(木) 11:40
JALの飛鳥田先生の方針が今の日本では一番妥当だと思います。
実際急患発生に対して客室乗務員が何らかの対応をした件数は
1,000便当たり2便、また10万人の旅客に対して約1人の発生頻度
です。(既出)
その内Drコールが必要になる件数は更に少なくなります。
更に急患の内容は、かんたさんがすでにUPしてくださったように
必ずしもDC Shock適用の疾患ばかりではありません。
ですから今現在のCAがCD(Cabin coodinator:
旧アシスタントパーサ−)に昇格する要件にファーストエイドのスキルも
盛り込めばいいのではないかと思います。
女医さんやNsをCAに雇のは、話題性はありますが、
誰でもCAになれる訳ではありません。




78 :名無しさん@1周年:2000/12/28(木) 11:59
71です。なるほど必要性は低いのですね。でも外国の航空機だったら除細動できた、
助かったのに、なんて事例が1件でも起こると、日本の航空会社もマスコミの突き
上げで対応せざるを得ないでしょうね。
でも臨床離れてCAになって、数年(数十年)後に機内で1人で除細動なんて出来ない
だろうな。1ヶ月臨床離れただけでカンが鈍るし。

79 :ピロット:2000/12/28(木) 13:51
>1ヶ月臨床離れただけでカンが鈍るし
半自動型除細動器の使用は取り扱い方法だけでなく
カンも必用なんですか?
となるとそこまでの経験が必要となるので、
CAさんに任せるのは、むりですね。緊急止む終えない
場合として、扱い方を知ってる人が使用する程度まで
容認されなければ、実際上無理な話のような気がします。


80 :名無しさん@1周年:2000/12/28(木) 17:47
71です。半自動型除細動器のスイッチの押し方は小学生でも勉強すれば出来ます。
機内の救急患者って何が多いですか?泥酔と疲労と過食がほとんどでは(あまり飛行機に乗らないもの
で、発想が貧困かな)。そのうちの除細動適応患者の割合はごくごくごくごく一部。そのような患者を
嗅ぎ分け、除細動器をセットして除細動し、その効果を評価し、その後の処置を的確に行なえないなら、
「半自動型除細動器が取り扱える」とは言えないのです。そこまで考えると、なかなかスイッチは押せ
ないんです。

81 :かんた:2000/12/28(木) 18:27
ピロットさん
78の言っているカンは臨床的カンのことです.
つまり,ある症状を呈した人が出たときにどのように
素早く対処するかということです.病院で使っている
除細動器の使用タイミングは,自分で心電図モニターの波形を
見ながら判断するので,臨床的カンに含まれます.
それに対して半自動型除細動器は「恩を仇で返すドキュン企業
全日空」スレにそらいさんが書いたように,
「半自動体外型除細動器(AED)は
ハートストリ−ム社(シアトル)の”フォーランナー”と呼ばれる物で、
音声ガイダンスで除細動の必要性やトリガーのタイミングを知らせる機能を
持っています。 」ということらしいです.(見たことない)
心電図モニターを見て判断するのではなく,音声ガイダンスに
従うだけであればカンは不要だと思います.


82 :かんた:2000/12/28(木) 18:28
続き
カンタスの論文では機内だけではなく空港での,心室細動まで
含めた広義の「心停止」についてのデータに触れられています.
65ヶ月の調査期間中に空港で生じた心停止(19人)のうち心室細動は
89%(17人)で,うち16人が取り敢えずの除細動に成功し,結局4人が
長期生存しています.心室細動以外の2人は死亡しています.
それに対して,機内では心停止(27人)のうち心室細動は22%にあたる
6人のみでした.そして,心室細動以外の78%は全例死亡しています.

この差は発症の発見の早さの差だと思います.空港では意識がなくなる
ところを全例が目撃されたのに対して機内では59%しか目撃されて
いません.残りは,「寝たまま起きなかった」などという発見の
され方です.つまり,心室細動→完全な心停止,の順に進行している
可能性が示唆されます.言い換えると「発症が明確であれば,その直後は
心室細動の可能性が高く,迅速な除細動により救命率が上がる.」
ということになります.


83 :ピロット:2000/12/29(金) 10:39
かんたさん
良くわかりました。ありがとうございました。
ところで、その半自動型除細動器というものは
値段はいくらくらいのものなんですか?
ちなみに、人工呼吸器(?)なるものの値段
も概略いくらくらいのものなんでしょうか?

84 :毒ガス屋:2000/12/29(金) 10:54
何だか「救急救命士に気管内挿管をさせるべきか」論争を思わせる展開ですね
あのときも現場の臨床を知らない人たちによって議論が上滑りしていった
実際問題として少々訓練(実習?)を受けたからといって、普段臨床に携わって
いない人に(資格がどうであれ)Vfを診断してヴァージョンの適応を決められるとは
思わないし、その責任を負わせるのは酷というもの
ICUナースですらリードが外れているモニタを見て「Vf〜っ!!」とかいって騒ぐ奴が
いなくもないのが現実です
80さんが言っていたようにデータリンクで飛ばして医師の診断と指導を
受けざるを得ないでしょう
適応外の症例にDCかけてしまうのも恐ろしいし、直ちにヴァージョンかけるより
エピネフリンなり投与してもっとしっかり心マしてからのほうがよい場合もある
機内に除細動器を備え付けること自体は良いことだし、そうするべきです
それを正しく扱える(診断を含めて)医師が乗り合わせていれば言うことはないけど
医師といっても「儀式」以外にDCやったことのある人は少ないでしょう
結局、リアルタイムでデータを解析して指示が出せる体制を作ることが重要では
ないでしょうか
除細動器の操作自体はそう難しいものではないので、資格が要るというのであれば
CAなりCDなりに資格をとらせてフライトあたり一人は乗っているようにすれば良いでしょう
しかし本社や空港等にそういう医師を常駐させるのは実際的でないし、医師のレベルの問題も
あります
実際、東京消防庁の指令波にいる「指導医」とやらにもひどいのがいます
複数の大学病院などの救急セクションとかCCUなどにリンクさせるのが現実的かも
GK医大さん、やってますか?
>かんたさん
>ハートストリ−ム社(シアトル)の”フォーランナー”
は、私も見たこと無いのですが
>心電図モニターを見て判断するのではなく,音声ガイダンスに
> 従うだけであればカンは不要だと思います.
それはちょっと勇気ありすぎでは(W
まあ、お医者さんが使うのであればそうかもしれませんが

85 :毒ガス屋:2000/12/29(金) 11:23
すいません板違いってことを忘れてました
Vf = 心室細動
DC、ヴァージョン = 直流通電による除細動
です

86 :名無しさん@1周年:2000/12/29(金) 13:03
71=80です。半自動型除細動器は心電図を自動的に判断して除細動の適応でな
ければボタンを押しても電流が流れないので(売りにきたセールスマンはアーチ
ファクトでも絶対に流れないと言っていた)ボタンを押すことにカンは不要と
いうのはあながち外れてはいないと思います。
ただ除細動器のボタンを押すことだけで解決するものでもないですからね。
医学部の救急とのホットラインを整備するだけで、ずいぶん機内救急はよくなる
ように思います。現状がどうか、僕も知りたいですね。

87 :毒ガス屋:2000/12/29(金) 15:21
>71=80さん
>ただ除細動器のボタンを押すことだけで解決するものでもないですからね。
医療がらみのインフラの話はそういう方向に行きがちなんですよね
もちろん、そらいさんやかんたさんがそういうレベルでお話ししてるのではないと
思いますが、医者板ではないですから、医療従事者でない方にも実際の運用面を
視野に入れた議論をお願いしたいです(あと現場忘れたドキュソジジイ医者にも)

ところで話題としてはかぶるしくどいんですけど(他の方もいらっしゃるので)
ICUや手術室で使うようなちゃんとしたモニタでも、電極の付き具合で何が何だか
わからない、素人目にはVfに見えてしまう波になってしまうことは日常茶飯事
一見しっかり付いているように見えても患者の皮膚の状態によってもダメなことが
あるし、実はリードが被覆の中で断線していることもある
半自動型除細動器は、アーティファクトではファイヤーしないということなので、
拍動があるのにかけてしまうということは避けられそうですが、実際にVfである
のにアーティファクトでわからない場合に、データリンク/ホットラインなしでは
資格はあっても臨床経験の乏しい人に鑑別できるか、という問題もあると思います

またVfだからといってなんでもDCかければ良いわけではなく、心筋の収縮力は
あるけれども細動を起こしている場合が適応で、心筋がへろへろの状態だったら
人工呼吸と心マッサージを続けて冠動脈に血流を送って(できればエピネフリン
も投与して)心筋の状態を改善してから(「いいVfになってきた」なんて言い方
します)かけると思うのですが、このへんのことも判別してくれるのでしょうか


88 :NASAしさん:2000/12/29(金) 16:18
ふあ-ストエイドならば誰でも取得できるし
現に持っているCAもいるでしょいうに。
いくら訓練してもね、日常身についてなければ
意味がないのではないでしょうか。
機内で重体になるお客様というのは本当にしれてるし
けが人については同時に何十人か発生することが予測され
(乗員ふくむ)ひとりひとりに乗員がお世話するという状態
じゃないでしょう。
ドラマか何かでバスのなかで産気づいた妊婦が出産するという
のだってろくに知識のない一般人が協力して何とかなるように
結局、緊急事態は乗員も客も含めて「なんとかなるように尽力」
するしかほかないのではないでしょうか。
みもふたもないこといってすみません。


89 :名無しさん@1周年:2000/12/29(金) 19:14
71です。
毒ガス先生のようなレベルは期待できませんよ。適応でないのに電流が流れることはない、
ということに対しては慎重に設計してあるようです。これを手術室に売りこみに来たのか
い、と聞くと、そうではなく救急にあまり縁のない○○科や××科の先生方に売りこむつ
もりだ、と××科の私に失礼なことを言ってました。
そういえば心電図モニターが付いていなかったんだ、その製品は。メモリーに記憶されて
いるので後から判断が正しかったか検証は出来ると言ってましたが。つまり音声ガイダン
スだけでドカンしないといけないんです。それで購入の候補にすらならなかったんです。


90 :かんた:2000/12/30(土) 10:22
多分私も××科です.(ワラ
どの医者も毒ガスさんのようなレベルではないと思います.
というか毒ガスさんのレベルに達している人のほうが少ないと
思います.
米国で救急救命士に除細動させるようになって救命率が
上がりましたが,日本では上がっていません.このあたりの
要因を探るのが大切なのでしょうね.

半自動型除細動器の値段は,はっきり覚えていないのですが,
100万円くらいだったと思います.人工呼吸器はピンきりですけど,
普通に使っているものは500万円を超えていたと思います.
除細動器を導入しての経済効果がどうかというのが,欧米豪諸国での
今後の課題になっているようです.

今日の午後から老人病院に引きこもって旅費を稼いできます.
皆様,よいお年を!

91 :ピロット:2000/12/30(土) 13:26
うーん、100万円ですか。一機に一台は可能ですね。

92 :毒ガス屋:2000/12/30(土) 13:50
>半自動型除細動器
医療機関向けにはかなり痛い機種のようですね
しかし、例えば救急救命士を持っているだけのCAが扱うならばむしろ
良いのかも知れないですね
意識ない、呼吸ない、脈触れない時には、ABCしてまず一発と
ファイヤーすれば適応があったということで、しなければそうでないと
いうことだから、振り出しに戻って人工呼吸、心マッサージを続行って
ことですね
実際にデータリンク/ホットライン体制ができたとしても5分以内に
リンクが確立して助言が得られるということは難しいかも知れない
人工呼吸、心マッサージを行いながら、リンクが繋がるまでの貴重な
数分間に使っても失うものより得るものの方が多い、という意味では
使用価値があるかもしれないという気がしてきました
救急車にも載せたほうが良いかもしれない

自分が乗り合わせていて、これを使ってどうにかしろって言われたら
ヤですけどね(藁
>かんたさんも良いお年を


93 :毒ガス屋(蛇足):2000/12/30(土) 14:46
92のような使い方には法的整備が必要でした
セールストークが本当で、半自動型除細動器は適応外には絶対ファイアー
しないと云うのであれば機種を限定して例外規定を作れば良いように思う
のだけど、実際はそうはいかないんでしょうね
いろんな前提条件をくっつけて実際には使えないようになるのがオチか
ハア

94 :空医/そらい:2001/01/02(火) 23:12
皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
BTW、平成13年1月6日から組織名変更に伴い、運輸省航空局は、
国土交通省航空局;Civil Aviation Bureau MINISTRY OF LAND,
INFRASTRUCTURE AND TRANSPORT JAPAN
になります。
AIP AMENDMENT GEN0−1他
EFFECTIVE DATE 6 JAN 2001

したがって旧運輸大臣の記述のあるマニュアルのページは全て、国土交通大臣
となった物にUP DATEしなければなりません。
これが今年の仕事始めとは。。。

95 :通りすがり:2001/01/04(木) 09:35
人工呼吸器や除細動器の話で盛り上がっていますが,それ以前に
もっと安価な道具として自動血圧計やパルスオキシメータの航空
機への搭載がのぞまれると思いますが如何でしょう?
ジェット機の中で,聴診しながら血圧測るのって結構難しいよう
な気がするのですがどうなんでしょうね?

96 :Verona:2001/01/07(日) 13:34
>そらいさん
以前クルーネットで鼻炎についての質問をしたVeronaと申します。
実は数日後にJASの身体検査を控えています。
やはり医者が一目診ればアレルギー性鼻炎ということわかりますよね?
アレルゲンはわかりません。
でも生活していてハウスダスト、香水??(←キツイのを嗅ぐとクシャミがとまりません。)
花粉(あまりひどくありません)に反応します。
もし医者になにか聞かれたら、アレルギー性鼻炎を持っているということを
正直に伝えた方がいいですか?黙っていた方がいいのでしょうか?
現在アルデシンAQネザールの治療剤と内服薬でセレスタミンと
DAREN(?)というのを使用しています。
本当にナーバスになっています。
至急教えていただきたいです。

身体検査でどのくらいの受験者が涙をのんでいるのでしょうか?

97 :NASAしさん:2001/01/07(日) 15:51
パイロットの試験では身体検査で落ちる人間など山のようにいる。
アレルギー性鼻炎で落ちたら航空業務不適格と言うこと。
潔くあきらめなさい。そもそも、診察料も払わないで至急教えろとは
図々しくないか?身体検査で何人落ちてる?ヴァカかお前は!
そんなもん企業秘密だ。だからCAはコケにされるんだよ。

航大の連中の方が悲惨だぞ。病気もないのに落とされてるんだからな。

98 :sage:2001/01/07(日) 17:39
>診察料も払わないで至急教えろとは 図々しくないか?

はあぁ〜(失笑)

99 :NASAしさん:2001/01/07(日) 17:45
診療拒否の権利があるなら拒否した方がよい。今の御時世医療はロシアンルーレットみたいなもの。やればやる程失敗の可能性が増える。仕事でもないのにプライベートでこんなことする必要はない。機内で病気が恐ければ飛行機なんか乗るな。仕事だから仕方がない? そんなに大事な仕事なら、会社に頼んで医者を雇ってもらって同行させろ。とにかく人に頼るのは止めてくれ。



100 :NASAしさん:2001/01/07(日) 17:47
回答拒否の権利があるなら拒否した方がよい。今の御時世医療はロシアンルーレットみたいなもの。やればやる程失敗の可能性が増える。仕事でもないのにプライベートでこんなことに答える必要はない。身体検査の結果が悪ければ飛行機なんか乗るな。夢だから仕方がない? そんなに大事な夢なら、自分の足で名医を探して治療しろ。とにかく人に頼るのは止めてくれ。



101 :NASAしさん:2001/01/07(日) 18:03
213 名前: NASAしさん 投稿日: 2001/01/07(日) 03:50

私だったら次のように対応しようと思います。マイレージカードでどうせ医者ってばれているんだから。機内という孤立した空間で病気になった不安な人にとって医者に診てもらうってことはすごい助かることと思います。
そこでまず即効酒を飲んで眠ることです。
もし依頼されたら、少々しか酔ってなくても自分が泥酔状態であり正しい医療はできないと告げます。それも周りに聞こえるような大きな声で。向こうは諦めないでしょうね。それでも粘りましょう。そのうち機長あたりがやってくるでしょう。機長が依頼して初めて引き受ければいいのです。もし患者の家族に後で逆恨みされても大丈夫。ここでのやり取りがきっと生きてきます。泥酔状態の医者に無理矢理診療を頼んだ航空会社という図式が出来上がりです。
これで心理的にはかなり楽です。どうせ機内急病発生なんて1%もナインだから後は運が悪いと思って諦めましょう。きっといい思い出話しになると思います。

それと機内でたまたま病気になった方のために働くのは我々の義務として仕方がないにしろ、航空会社の報告書や薬剤、機器使用のためのサインなどには一切応じる必要はないと思うんですけど。私だったらこのてのものには一切協力はしません。航空会社の事務処理に客である我々は一秒たりとも時間を使う必要はない。どうせ困るのは乗務員なんだから。禿げ、デブ、エロの3拍子揃ったおやじ(職場では大半があてはまる)なんかはCAあたりにお礼をいわれていい気になって鼻の下のばしてるんだろうけど、私もCAにやらしてくれて、ここからが重要なんだが、こっちが飽きたらいつまでもしつこく付きまとうのを止めてとっとと目の前から消えてくれるなら鼻の下のばしてくだらん事務処理にも協力するんだが、と話がそれてしまったが。

とにかく善意の一般の人にはできる限り協力すべきであり、客である我々が航空会社には一切協力はする必要はないということです。


102 :NASAしさん:2001/01/07(日) 18:43
101について診療録記載の義務についてはどうなるの?
ボランティアには適用されないのかなあ

103 :NASAしさん:2001/01/08(月) 07:58
耳鼻は落とされるよ。特に受験時点で症状があったら
一発でアウト。そんなの採用したら労災で会社が
損するからね。視力が悪い奴がパイロットになれないのと
同じで耳鼻腰が悪いのはCAになれない。諦めなさい。
しっかしCAってのは受験者レベルから低脳なんだね。
病気があるなら治療して治しておけばいいのに、いきなり
面識のない医者を指名して質問する。非常識だねえ。
馬鹿ともいうけど。(藁

104 :NASAしさん:2001/01/08(月) 16:49
しかも詐称する奴が多くてね。
仕事、契約、株式会社、について本読めよ、って
思うんだよね。航空会社に勤務してるとCAやCA志望女子学生
なんかにウハウハしなくなるんだよね。
耳鼻はお前らのためを思って規定してるんだよ(藁)
詐称するなよ、いいね?


105 :かんた:2001/01/08(月) 20:15
>101について診療録記載の義務についてはどうなるの?
>ボランティアには適用されないのかなあ

機内急病に際しての診療行為は医業ではないので,
医師法で定められている診療録記載義務はないと思います.
そのかわり,社内規定で機内急患発生時にチーフパーサーが
書いた報告書を5年間保存することになっていたと
思います.今,机の上がぐちゃぐちゃでソースが
出てきません.スマソ.

106 :NASAしさん:2001/01/08(月) 20:59
>105
報告書を書くのを拒否したらどうなるんでしょう?

107 :かんた:2001/01/08(月) 21:01
>106

報告書を書くのはチーフパーサーなので,関係ないと思います.

108 :NASAしさん:2001/01/09(火) 03:52
アメリカの1エアラインですが、お話の除細動器は数ヶ月前から飛行機一機につき
一台搭載されています。トレーニングでは乗務員全員が実際に色々なシナリオを
想定してその機械にふれ、全員使えることになっています。
(ディフィブリエーター)ヒューレッド・パッカード社のもので、それ自体は
30cm四方に10cm位の厚さで、声(英語)で指示を出します。
違う物のお話でしたらごめんなさい。


109 :108付け足し:2001/01/09(火) 05:04
うろ覚えで書いたので今一度チェックしたら、名前は
"Heartstream Forerunner AED(Automatic External Defibrillator)"
でした。なぜか本体上に“ヒューレッド・パッカード”と書いてあった気が
すごくするのですが、どなたか覚えていませんか?
(コンピューターはヒューレッド・パッカードを使っている?)
10cmX15cm位の粘着シートを心臓を挟んで
左わき近くと胸上部に説明の図の通りに張り付ける様になっていて
心電図が上部に表示されます。それによりショックをアドバイスしたり
しなかったりします。値段は3000ドル位だそうです。
まだ誰も実際に使ったことはありません…。

110 :NASAしさん:2001/01/09(火) 13:56
ヒューレットパッカードは医療機器メーカーでもあるので、ありうる話。
日本では横河電気と合弁だったかな。

111 :かんた:2001/01/10(水) 12:47
米国では毎日700人が心停止により突然死していますが,
30%は直後に除細動を含む蘇生術を施せば助かると
考えられています(連邦法に書いてある).
ですから,空港や連邦政府の建物にも除細動器の設置が
義務づけられています.その際,ボランティアで援助に出た
「良きサマリア人」を保護すべく明文化されています.
これで医療スタッフでなくても,除細動器が使えるわけです.
もちろんトレーニングの必要性も明記されています.
99年00年の法律なので,あと数年したら日本でも
議論されるようになりそうですね.しかし,日本で100万円の
ものと同じ除細動器が3000ドルですか.ベンツやボルボみたいに
ぼられてますね.

112 :毒ガス屋:2001/01/11(木) 03:19
ヒューレットパッカードは、汚い商売をやるのでウチでは出入り禁止にしてます(藁
と、いってもディーラーまたは現地法人レベルの話ですが
正直言って ヒューレットパッカードの製品はセンス悪いです
使いにくいというか、インターフェイスがデザイナーの独りよがりで
現場のことを知らないヒトが作っているのだな、という感じですね
他社、例えばダーテックスなんかと較べると顕著にそう思いますよ

「ドキュソ・・全日空」スレを読まれた方にはご存じだと思いますが
わが国では「良きサマリア人」法は無く、あるのは過失責任を問う刑事または民事罰のみ
困っている人の役に立ちたいということは、医療従事者ならば誰しも思うことですが
ドクター連がどう考えているかは痛いほど解ります


113 :NASAしさん:2001/01/27(土) 19:19
age

114 :NASAしさん:2001/02/06(火) 00:21
航空会社の産業医になるには、やはり慈恵??

115 :NASAしさん:2001/02/06(火) 00:50
ヒューレット・パッカードの計測・ME事業部は分社化して現在は
アジレント・テクノロジーとなってます。


116 :NASAしさん:2001/02/06(火) 00:52
ここで話題になっている製品はhpのロゴがついてますが、今後は
アジレント・テクノロジーがサポートするはず。



117 :NASAしさん:2001/02/06(火) 15:43
日伊でも逝毛ます。

118 :NASAしさん:2001/02/06(火) 17:25
117→114です。

119 :NASAしさん:2001/02/08(木) 00:51
>117
じゃるは字形だったよね??
日伊はどこを押えてるの?

120 :毒ガス屋:2001/02/14(水) 02:26
成田の診療所かな

121 :NASAしさん:2001/02/19(月) 04:28
話し戻るけど
看護婦優遇してる会社あるよね

122 :かんた:2001/02/22(木) 07:45
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsasem/sora_tabi_meeting2001_2.html
日本宇宙航空環境医学会
第4回 空の旅医学研究会の御案内
<日時> 平成13年2月26日 (月)18時00分〜20時00分
<会場> ギャラクシーホール (羽田空港西ターミナル内)
東京都大田区羽田空港3-3-2 電話 03-5757-8181(代表)
FAX 03-5757-8183
<参加者>日本宇宙航空環境医学会会員のみならず、医師、看護婦などの
医療関係者、マスコミ関係者、国内外の旅行者の健康問題に携わっている方や
関心、興味のある方など幅広い分野の方の参加をお待ちしています.
<会場整理費>1000円
<プログラム>
テーマ : 「いわゆるエコノミークラス症候群の現状と問題点」
座長 :東急病院院長 (東京慈恵会医科大学名誉教授 ) 酒井 紀
(財)航空医学研究センター センター長 津久井 一平
1.肺塞栓症の診断 東京慈恵会医科大学 吉村 邦彦
2.長時間の座位の影響 東京慈恵会医科大学 一杉 正仁
3、臨床集積例(1) 成田赤十字病院 森尾 比呂志
4、臨床集積例(2) 日本医科大学新東京国際空港クリニック 牧野 俊郎
5、全国調査 (財)航空医学研究センター 三浦 靖彦


123 :NASAしさん:2001/03/15(木) 00:31
深部静脈血栓症

124 :oko:2001/03/15(木) 00:37
NASDAのFS募集、だれか応募しない?


125 :JA5XXX@JASMA:2001/03/19(月) 12:41
>124
一時、本気でFlight Surgeon考えたことがあったけど・・・
米国の航空医学のマスターを2年で取れるのはちょっと魅力的ね。
でもTOEFLスコアー高くないと駄目だし。。。
何より何年も日本を離れるのは難しいなあ。


126 :NASAしさん:2001/03/20(火) 01:37
>124,125
FSについてもう少し詳しく教えて下さい。

127 :そらにいきる:2001/03/20(火) 10:26
>125 どうぞ。
http://yyy.tksc.nasda.go.jp/Home/Employ/Employ-j/h12fs_j.html航空宇宙医師(Flight Surgeon)候補者募集要項

宇宙開発事業団では、宇宙飛行士の健康管理や航空宇宙医学の
研究開発を行う常勤医師を募集します。

採用予定人員
 1〜2名


職務内容
(1) 宇宙開発事業団の職員(常勤)として、以下の職務を行います。

宇宙飛行士の健康管理に関すること。
宇宙飛行士の健康管理を実施するために必要となる施設、設備等を
含む健康管理システムの整備に関すること。
宇宙飛行士の募集・選抜のうち、医学及び心理学選抜に関すること。
有人宇宙技術開発に関連する医学的研究及び開発に関すること。
前項の業務に係わる運用要員及び被験者の医学管理に関すること。
(2) 勤務地については、日本(筑波宇宙センター)を本拠としますが、
国際調整等のため海外出張を命ずることがあります。

(3) 入社後2年程度経過した時点で、専門的な知識及び経験を
取得するため、米国の航空宇宙医学専門コース(修士課程)へ
1〜2年程度派遣します。
派遣は、事業団の航空宇宙医師となるための適性を審査し、
職員(パーマネント)に任用後となります。



128 :そらにいきる:2001/03/20(火) 10:28
>126でした。
すま訴。

129 :NASAしさん:2001/03/21(水) 07:29
>そらにいきる

ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

130 :NASAしさん:2001/05/05(土) 08:06
age

131 :六素州区でリア:2001/06/02(土) 17:12
浦安でお見かけした様なきがしますが。


132 :NASAしさん:2001/06/23(土) 01:33
理系学問ネタあげ

133 :NASAしさん:2001/07/17(火) 23:35
友達のすっちーが(JAL)言ってたんだけど・・・
コールで来たお医者さんに、
@このまま目的地まで飛行する。(その患者が耐えられる)
A即、Uターンもしくは最寄の空港に着地して、医療を受けさせる。
この2者択一をしていただくそうです。
で、署名・捺印をしていただくんだって。

ま、航空会社からお医者さんへの、責任転嫁の手段だよね。
だって、現代医学で薬も器具も何にも持ってない医者が、なにも出来るはずないって、航空会社もわかってる。

134 :NASAしさん:2001/07/18(水) 04:05
私は切迫流産のCAに内診をした事があります。
もちろん機内で

135 :NASAしさん:2001/07/18(水) 06:39
>>134
内診って、道具とか台とかあったんですか?
先日わけあって婦人科へ行ったのですが結構
大掛かりな器具だったような・・・。

136 :NASAしさん:2001/07/18(水) 15:50
>>134

臭かった?

137 :NASAしさん:2001/07/18(水) 16:47
機内でストリップショー!!!

138 :NASAしさん:2001/07/18(水) 16:59
これが学問板か(藁

139 :134:2001/07/19(木) 03:15
マジレスです。
緊急避難として行いました。
子宮口の閉鎖と破水の無い事だけ確認しました。

140 :NASAしさん:2001/07/30(月) 16:25
SM、フェチ板に逝って吉。

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