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初心者のためのミステリ用語辞典

1 :名無しのオプ:02/02/13 22:13
ご協力お願いします。

2 :名無しのオプ:02/02/13 22:16
ここじゃあダメなのか
「初心者もミステリーの世界に入りたい」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1012194030/l50

3 :名無しのオプ:02/02/13 22:38
ご親切にありがとうございます。
ですがこのスレッドは、皆様に「ミステリ用語の解説」をしていただき、
ゆくゆくはスレタイトル通り辞典として活用できるようになったらいいなァ、
と思いつつ立てたものなので……いやはや、すみません。

4 :アリバイ:02/02/14 10:39
その時刻、その場所にいなかったことの証明。現場不在証明。
家に宅配便が来たとか、遠く離れた飲み屋で札ビラきっていたとか。
あまりに堅固だと捜査側を発奮させてしまい、結果的に裏目にでることも多い。

こんな感じでいいの?

5 :犯人:02/02/14 10:47
犯罪行為の主体。
犯罪とはいえない場合(カレーを焦がしたとか)でもこう呼ぶことが多い。
註1 人間でない場合もある。
註2 いないときもある。

こんな感じでいいの?

6 :毒薬:02/02/14 10:52
生物を死に至らしめる薬品。
ある時期まではストリキニーネと青酸カリしかないと思われていたが、
他にもあるらしい。
(この項、現在も調査中)

こんな感じでいいの?

7 :安楽椅子探偵:02/02/14 10:53
アームチェア・ディテクティブとも言う。
現場に赴かずとも、人から伝え聞いた話などだけで
事件を解決してしまう探偵のこと。

アームチェアは「肘掛椅子」なのに
なぜかか「安楽椅子」。

とか?

8 :密室:02/02/14 10:56
外部からは入り込めない、あるいは、
内部から出て行けない閉ざされた空間。
多くの場合は建築物の内部の部屋とされ、
死体が発見されたり、いるはずの人間がいつのまにか不在となり、
幻想的な謎を捜査陣および読者に喚起する。

註 完全に密閉すると窒息するため、隙間の存在は認められている。

こんな感じでいいの?(飽きてきた)

9 :怪盗:02/02/14 11:01
泥棒のことであるが、怪人二十面相やルパンのように
一種の騎士道精神を持つかっこいい人を指す。
時に探偵役を買って出、経験を生かした味のある活躍をする。

註 江戸川乱歩によれば「怪盗ジゴマ」というのがいたそうだが、
  私にはなんのことだかサパーリ。

こんな(略

10 :三大奇書:02/02/14 11:11
日本の本格探偵小説史上、
結果としてターニングポイントとなった
夢野久作「ドグラマグラ」
小栗虫太郎「黒死館殺人事件」
中井英夫「虚無への供物」     のこと
埴谷雄高氏らはこれに、
久生十蘭などの異色作家を含めて、「黒い水脈」とも読んだ。
また、竹本建治「匣の中の失楽」を含めて「四大奇書」と呼ぶ人もいる。

註 奇書の奇は、奇妙だとか、怖いとか、珍しい、という意味に近い。
   「新本陣殺人事件」のような駄書とは一切関係ない。

11 :ハードボイルド:02/02/14 11:13
ダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラーらによって確立されたジャンル。
感情を抑えた筆致と独特の抒情感を特徴とする……はずが、日本では「エロとグロと
バイオレンス」というよく分からない理解で広まってしまった。何故だ。
主人公は中年以上の男性である例が多く、ミステリの探偵としては例外的なまでに
行動的。そして大抵後頭部を殴られて気を失う。でも死なない。フィリップ・マーロウ
の頭蓋骨は途轍もなく頑丈らしい。
チャンドラーの生み出した主人公、フィリップ・マーロウはミステリ史上有数の人気を
誇る探偵である。彼を評する言葉「卑しい街の高潔な騎士」を以ってハードボイルドの
真髄とする意見も根強い。

ハメット、チャンドラーにロス・マクドナルドを加えた三人を「ハードボイルド御三家」と
称する。

……こんな感じ?

12 :地雷:02/02/14 11:40
1、接近した人や車両を破壊するために地面に埋められた兵器。
コストの割には効果が高いが、紛争が終わっても殺傷力を
維持したままなので回収に苦労する。指向性のもある。

2、読んだ後触ったことさえ後悔する本。ミステリに留まらな
いが、ミステリの駄作を指すことが多い。

13 :密室:02/02/14 11:55
実際の事件ではほとんど見られないがミステリでは
日常的に見られる現場の状態。解明されても
事件解決につながらないことが多いが、探偵は犯人
特定をそっちのけにこの謎に挑むこともある。

14 :名無しのオプ:02/02/14 16:44
ダシール・ハメットもしくはビル・プロンジーニ
の小説シリーズの主人公が劇中で名前を呼ばれないことから、
こう称される。
ダシール・ハメットは探偵社の名前(コンチネンタル探偵社)から
「コンティネンタル・オプ」と呼ばれることも多い。

こんな感じでいいの?


15 :執事:02/02/14 17:02
最も胡散臭い人物。
絶対に犯人ではない人。または犯人であってはいけない人。
これを犯人しているものは駄作とされる。
戦前の作品には多かった。
アジア系であることが多い。
しかし、何らかの秘密は握っている。

よく見かける「羊バンター」とは無関係。


16 :中国人:02/02/14 17:08
シナ人とも呼ばれるが、そちらは現在のデフォルト漢字変換では出てこないことが多い。
西洋では、中国人は神秘的な存在であり、魔法を使うと思われていた。
そのため、ノックスの十戒(別項)では、執事(別項)とともに、
合理的な解決を望むミステリーでは真犯人にしてはならないと規定された。

エラリィ・クイーンの傑作「チャイナオレンジの秘密」とはあまり関係ない。

17 :名無しのオプ:02/02/14 17:11
これもはっとくか
「ミステリーの定義って?」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1006352277/l50
類似スレ「ミステリーに何を求めますか?」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/979905337/l50


18 :死亡推定時刻:02/02/14 17:19
1 死体の状態を様々な医学的角度から調べて、割り出された時間のこと。
捜査関係者が判断することが多いため、信頼される反面、
(医者や検死官などの)自作自演である可能性もあり、予断を許さない。

2 作家によっては後になって唐突に「間違っていた」といわれるだけのこともあるので恐ろしい。

19 :倒叙:02/02/14 17:30
倒置叙述の略。
もともとは、ミステリーの基本形(既に起こった事件の真相を、名探偵が
捜査、解明していく)をひっくり返して、逆に事件が起こるまでの経過を
描いていくものを倒叙ミステリーと呼んでいた。(例:「伯母殺人事件」)
しかし現在では、上記の基本形を踏襲している作品などほとんどなくなった
こともあり、単に冒頭から犯人が誰なのか明らかにされている作品を指して
倒叙と呼ぶことが多い。(例:刑事コロンボ)

ミステリーの形式が多様化した今となっては、死語となりつつあるようだ。

20 :ネタバレ:02/02/14 17:52
ミステリー好きの夫婦(友人、恋人)が、トリックをばらしてしまったため、
殺人事件(絶交、離婚、破局)に発展したという神話がある。
このスレッドもある意味相当危ない。

註 しかしいろんな半端なメディアでこのことを知ったので、
この神話の典拠はよくわからない。

21 :名無しのオプ:02/02/14 18:30
そのアホ夫婦は以下のスレそのものだ

「ミステリ好きは人生の敗北者」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1009276160/l50

22 :1:02/02/14 18:38
皆様、ご協力ありがとうございます。引き続きこんな感じでお願いします。
別に、『著名な作家とその代表作』、だけでも構いませんので。
(出来れば作品名に出版社名等を付記していただければ非常に助かります)

それから皆様>20にはくれぐれもお気をつけ下さい(汗

23 :流水大説:02/02/14 21:27
清涼院流水氏の作品を指す呼称。
信者じみたファンが喜んで使い始めたのかと思いきや、ご本人が最初にこの呼称を使いだしたと
いうのだから凄まじい。その理由は、なんでも「小説という定義には収まりきらないから」だとか。
事実、ミステリという枠を超越しきった作品が揃っており、波長が合うととことん楽しいが波長が
合わないと殺意を覚えるほどつまらない。激しく人を選ぶ作品群であると言えよう。
その特性から、「中身を見ずに買ってはいけない作品」の筆頭としてしばしば挙げられる。
立ち読み、もしくは図書館などを利用して自分に合うかどうか見極めた上で買わないと激しく
後悔する危険性あり。しばしば地雷(別項参照)の例として挙げられるが、ファンが多数いる
ことも事実であり、客観的に駄作と断じることもできない。よくも悪くも扱いにくい作品である。
現代ミステリを読むのであれば、一度は目を通しておきたい作品と言えよう。ただし二度読む
価値があるかどうかは人による。ちなみに編者は一度読んで精魂尽き果てた。

なお、「これはもはやミステリではない」との主張が擁護派・否定派の双方から頻出している
ことも付記しておく。

24 :パスティシュ:02/02/14 21:35
パロディ。ある作品を元に、ファンが想像を膨らませて作った二次創作物。
元になった作品の主人公を登場させ、原作中で語られなかった挿話の一つという
形をとって書かれることが多い。
パロディとパスティシュの差は曖昧だが、ミステリでは「原作の雰囲気をそのまま
模倣したもの」をパスティシュ、「原作を茶化したり戯画化したもの」をパロディと
いう傾向がある。


25 :メタミステリ:02/02/14 22:10
途中まで書いたところでプロットの破綻に気づいた作家が
用いる非常手段。「そこまでの部分は実は作中作だった!」
ということにすれば、たいていの場合はごまかせる。

26 :叙述トリック:02/02/14 22:34
作者自らが読者に仕掛けるトリック。
フェア、アンフェアで賛否が分かれる場合が多い。
また、多くの政治家も、叙述トリックの名手といえる。
(例)
「私は確かに言ったが、命令した覚えはありません。
それは相手が勝手に命令と受け取ったのです」


27 :名無しのオプ:02/02/14 23:15
今日、ついに「コズミック」買っちゃいました。
ブックオフで700円でした。今から読んでみます。

28 :名無しのオプ:02/02/15 02:32
「ミステリ的には」を多用する人は、自称ミステリ通である。

29 :京極夏彦:02/02/16 19:13
何故か同人界で圧倒的な人気を誇るミステリ作家。
有栖川有栖と並ぶ「日本で最も同人作品を創られているミステリ作家」である。その同人人気は
半端なライトノベルなど足元にも及ばない。
本人の作風は特に耽美めいているわけでも美青年が登場するわけでもなく、何が腐女子の心を
それほど掴んだのかは一切謎とされている。「京極作品の最大のミステリは、あの異常なまでの
同人人気」と言われる所以である。
なお、ご本人の名誉のために書き添えておくならば、純粋にミステリとして良質の作品を発表
し続けている作家でもある。(純粋な謎解きとしては、卑怯に思われる点もあるが)

30 :無惨:02/02/16 22:55
むごたらしいこと。残酷なこと。いたわしいこと。ふびんなこと。

一般的に日本初のミステリーと称される黒岩涙香の1889年の作品。

31 :ノックスの十戒:02/02/16 23:32
ロナルド・A・ノックス(1888〜1957)が「1928年度傑作探偵小説集」の
序文の中で提唱 した、ミステリ作家が読者に対してフェアであるために
守らなければならないルール。

 1・犯人は小説の初めから登場している人物でなくてはならない。又、
   読者が疑うことの出来ないような人物が犯人であってはならない。
   (例・物語の記述者が犯人)

 2・探偵方法に超自然力を用いてはならない。(例・神託、読心術など)

 3・秘密の通路や秘密室を用いてはいけない。

 4・科学上未確定の毒物や、非常にむつかしい科学的説明を要する毒物を
   使ってはいけない。

 5・中華人(中国人≫16)を登場せしめてはいけない。

 6・偶然の発見や探偵の直感によって事件を解決してはいけない。

 7・探偵自身が犯人であってはならない。

 8・読者の知らない手がかりによって解決してはいけない。

 9・ワトスン役(探偵の助手)は彼自身の判断を全部読者に知らせるべき
   である。又、ワトスン役は一般読者よりごく僅か智力のにぶい人物が
   よろしい。

10・双生児や変装による二人一役は、予め読者に双生児の存在を知らせ、
   又は変装者が役者などの前歴を持っていることを知らせた上でなくて
   は、用いてはならない。

江戸川乱歩(別項)「幻影城」(別項) より

ノックス曰く、探偵小説(別項)とは、作家と読者という二人の競技者間のゲーム
にほかならないので「専門的なルールが必要」ということらしいが、どこまで
本気だったかは定かではない。

ノックスは、あまりにも有名な密室トリック(別項)が出て来る「密室の行者」(1925年)
という短編の作者でもある。

32 :1:02/02/17 00:28
少々早いですが一応、途中経過。目次です。

>>4 アリバイ(ありばい)
>>5 犯人(はんにん)
>>6 毒薬(どくやく)
>>7 安楽椅子探偵(あんらく‐いす‐たんてい)
>>8 密室(みっしつ) 追加記事 >>13
>>9 怪盗(かいとう)
>>10 三大奇書(さんだい‐きしょ)
>>11 ハードボイルド(はーど‐ぼいるど)
>>12 地雷(じらい) 参考例 >>27
>>14 名無しのオプ(ななし‐の‐おぷ)
>>15 執事(しつじ)
>>16 中国人(ちゅうごく‐じん)
>>18 死亡推定時刻(しぼう‐すいてい‐じこく)
>>19 倒置叙述(とうち‐じょじゅつ)
>>20 ネタバレ(ねた‐ばれ)  参考スレッド >>21
>>23 流水大説(りゅうすい‐だいせつ)
>>24 パスティシュ(ぱすてぃしゅ)
>>25 メタミステリ(めた‐みすてり)
>>26 叙述トリック(じょじゅつ‐とりっく)
>>28 自称ミステリ通(じしょう‐みすてり‐つう)
>>29 京極夏彦(きょうごく‐なつひこ)
>>30 無惨(むざん)
>>31 ノックスの十戒(のっくす‐の‐じっかい)

現在23項目。書き込みして下さった皆様、ご協力ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
このスレに目をとめられたその他の方々も、
新規項目、補完レス、スレの感想等なんでも結構ですので、是非ともご参加くださいませ。

33 :名無しのオプ:02/02/17 03:04

おお、まとめたんだ〜 ごくろうさん。
用語解説じゃ無いのでsage

34 :メフィスト賞:02/02/17 19:09
講談社が主催する新人賞。
メフィスト賞の募集する作品は「広義のエンターテイメント」とされており、厳密には
ミステリに限った賞ではないのだが、ミステリ作家を多く輩出していることからミステリ
作家を対象とした新人賞として認識されている。
枚数制限なし、賞金なし、選考は全て編集者によって直に行われる(下読みが行われない)、
という特異な形式を採っているため、一般受けする「優等生的な作品」以外の個性的な
作品がしばしば受賞する。だがその反面、清涼院流水氏や蘇部健一氏など極めて個性が
強すぎる作家を輩出したことから「色モノ志向」とも評されている。
ミステリ系新人賞としては最大級のブランドの一つだが、「メフィスト受賞作は名作か色モノか」
と言われるアクの強さのため、敬遠する読者も少なくない。

35 :百円ミステリ:02/02/17 19:16
百円ショップ・ダイソーが発行しているミステリ文庫(?)。第一弾として30冊が刊行された。
百円ショップ内で販売されており、一般の書籍流通には乗っていない。
「百円でミステリ小説が読める!」を売りにしたシリーズだが、中古書店が隆盛している
影響か、あまり売れ行きは芳しくない様子。つーか、そもそも売ってる店舗をなかなか
見かけねぇ。内容はピンキリで、なかなかの力作もあるらしい。

参考スレッド:「ダイソー100円ミステリスレッド」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1003152950/

36 :34を要約すると・・:02/02/17 19:53
【富士見ミステリ文庫】
メフィスト賞の中にたまに紛れ込んでいる、極めて色モノ思考の強い作品群の名称。

37 :後期クイーン的問題:02/02/17 20:11
作家エラリークイーン(別項)がぶつかった壁。
探偵小説(別項)空間内における”探偵の存在の根拠の希薄さ”に関する問題。
物語の最後に偉そうに自らの推理を披瀝することに、必然性はあるのか。また、
物語内で中立的立場、つまり、”事件の構成要素と足り得ない探偵”などは存在するのか。

クイーン自身がどこまでこの問題に自覚的だったかは定かでないが、現代の探偵小説
には必然的に関わってくるものである。
九八年刊行された笠井潔『探偵小説論I・U』も、『U』の第八章をその言及に費やし、
その発生を「探偵小説形式は避けることはできない」と定義付けして見せる。
「後期クイーン的問題」を最初に問題視したのは誰だったのか、判然としないけれど、
『探偵小説論』でも引用されるように、エラリィ・クイーンが『十日間の不思議』や『九尾の猫』
で直面した問題を、柄谷行人らのポストモダニズム的言説を用いて説明づけたのは、
法月綸太郎ではなかったろうか。法月自身もミステリ作家としておおいに悩んでいる(らしい)。

38 :壁本(かべほん):02/02/18 00:32
読了後、壁に投げつけた本のこと。
具体例は枚挙にいとまがない。
価格が高いほど、壁に飛ぶ速度が速くなる。
地雷の類語。
英)throw a book

39 :コージーミステリー:02/02/19 18:03
狭義には、家庭内を主な舞台に、夫婦・親子・隣人問題などを扱った推理小説

40 :36を更に要約すると……:02/02/19 18:08
【富士見ミステリ文庫】
そろそろ誰か止めてやれ。

41 :新本格:02/02/19 18:26
80年代後半より、講談社ノベルズを中心に登場した新人作家たちによるムーヴメントのこと。
87年に綾辻行人が『十角館の殺人』で登場したことを嚆矢とする。
#ちなみに「新本格」の名前が商業的に初めて用いられたのは同作家の『水車館の殺人』の背表紙から。
翌88年より、斉藤肇、歌野晶午、法月綸太郎、我孫子武丸、黒崎緑らが続々と登場。
さらに平行して東京創元社より折原一、山口雅也、有栖川有栖、北村薫らがデビューを飾った。

これらの作家のの傾向を一言で言い表すのは不可能であるが、無理に総括すれば、
「謎解きを最重要課題に置いたミステリーらしいミステリーの復権」を目指したと言えるだろうか。

70年代後半には竹本健治、笠井潔、島田荘司らが登場しているものの、
書店を制していたのは、社会派やトラベルミステリーの類であり、これら先輩たちも沈黙を余儀なくされていた。
こうした状況を打破したのが、新人作家たちの大量デビューであり、「新本格」は商業的なレッテルとして多大な効力を発揮した。
反面、こうした枠組みに入れられることを当の実作者たちは困惑をもって受け入れていたようである。

「新本格」は、95年以降、京極夏彦が、西澤保彦、森博嗣らの登場により、実質的な終焉を迎えた。
この世代交代に絶えられなかったのか、綾辻、法月、我孫子らは一様に寡作となっていった。

さらに現在においては、清涼院流水、乾くるみ、高田崇史、霧舎巧、殊能将之らの登場により、
「新本格」という言葉が体現していた理念や商業的パッケージは完全に解体してしまっている。




ちなみに「新本格」という言葉自体は、森村誠一がデビューした当時にも用いられており、決して新しい用語ではなかった。



42 :時刻表トリック:02/02/23 11:37
アリバイ(>>4)トリックのひとつ。というより、アリバイトリックの代名詞といっていいかもしれない。
交通機関をうまく利用して、犯行現場と別の場所の移動時間を常識的に考えられる移動時間より短くすることで、
犯行時刻に犯行現場にいることができなかったと思わせるもの。

43 :早業殺人:02/02/23 11:42
密室(>>8)トリックの一種。殺害時間を錯覚させる方法。

密室状態におかれたまだ生きている被害者を目撃者に見せ死んでいるように思わせた後でドアを破るなどして“密室”に入り、その時に目撃者に気がつかれないようにして被害者を殺害する。これによって、被害者は密室状態で殺されていたように錯覚させることができる。

被害者が密室状態で死んだように見える状態でいるとか、目撃者に気がつかれないように被害者を殺害するというのは、非常に都合がよすぎる感も否めないので、それを改良した次のような変形もある。

1.共犯者が被害者を装って密室内にいる。犯人は、それを目撃者に見せた後、目撃者を誰かを呼びにやるなどして遠ざける。その間に本物の被害者を運び込む。
2.1で共犯者=被害者の場合。

44 :プロバビリティの殺人(犯罪):02/02/23 12:01
probability。多分そうだろうという可能性の程度。確率。公算。
〜の殺人――殺したい相手を直接殺すのではなく、何らかの仕掛けで死ぬ可能性を高め、結果として死にいたらしめるという方法。
谷崎潤一郎「途上」は世界初の「プロバビリティーの犯罪」モノとして有名な作品で、後に乱歩の「赤い部屋」などを生み出すことになる。

45 :名無しのオプ:02/02/23 13:52
>>44
山風にもあるね

46 :愉快犯:02/02/23 16:30
愉快な犯人

47 :時刻表トリック(裏):02/02/23 16:54
もっともらしく時刻表がでてきても、実際は交通機関を利用せずに時間を短縮したりすることもままあるので、だまされてはいけない。

48 :時効:02/02/23 17:58
犯罪を犯して、捕まらずに逃げ回るのはかなり精神的につらいだろうし、
そのつらさで十分反省するだろうと思うので許してやりましょうという制度。

49 :名無しのオプ:02/02/23 20:39
原理的にはあらゆる人間
(ネットにアクセスできる動物などでもよい)を指す。
これを用いればバールストン先行法や自作自演などの
高度なトリックが君にもいますぐできるようになるぞ!
しかし初めて名無しのオプたちが集う場所にきた初心者は
意味がわからず絶句するという。

参考文献 ビル・プロンジーニ「名無しのオプ」シリーズ

50 :山風:02/02/23 22:14
山田風太郎の略。他に「鮎川哲也=鮎哲」など

51 :巽昌章:02/02/23 23:25
生年〜没年:1957.4.5〜
三重県上野市生まれ。京都大学推理小説研究会出身。小説に「夜の顔」など、評論に「暗合ということ」、「『二』の悲劇―法月綸太郎論」など。本業は弁護士だが法廷ミステリは苦手(自筆プロフィールより)

要するにSF界にいる評論家、巽孝之と間違えないことが一番のポイントである

52 :名無しのオプ:02/02/27 13:38
質問してもいいですか?

・ロジック
・フーダニット

について教えてください。


53 :ロジック:02/02/27 14:49
論理.論理学。
ミステリーにおいても、謎、トリックを解き明かすのに使われるものであるが、
トリックそのものよりもロジック展開を主にする場合もある。例 >>7

54 :フーダニット:02/02/27 14:51
Whodunit――Who has done it?(誰がやったか)を縮めた言葉で、普通の推理小説でもお馴染みの犯人探し。何人かの容疑者が登場して、その中から犯人を当てさせる趣向。

推理パズルの種類として他に、ハウダニット、ホワイダニットなど

55 :後期クイーン的問題(補遺):02/02/27 14:54
才能の枯渇を正当化するための理論。

56 :名無しのオプ:02/02/27 15:18
どなたか書いてくれると嬉しいです。

 ・トリック
 ・レトリック
 ・探偵
 ・孤島
 ・館
 ・糸
 ・映画化

57 :名無しのオプ:02/02/27 15:24
52です。
>53 >54 どうもありがとうございました。

58 :レトリック:02/02/27 15:48
修辞学。修辞――ことばを巧みに美しく表現する‐こと(技術)

ミステリーの感想などで使われる場合、
「ユーモアとレトリックの妙をお楽しみいただければと思います。」
「法廷場面でのレトリックとロジック、私の好みだ。」

59 :探偵:02/02/27 15:53
ミステリーの登場人物の役割のひとつ。
“神”から事件を解決する役割を与えられている。これがあくまでも“事件を解決する役割”であり“事件を解決する能力”でも“事件を防止する役割(能力)”でもないことが、探偵の宿命的な悲劇である。
例外はあるが。


60 :レトリック(その2):02/02/27 16:02
作中で探偵が自慢げに語る場合はたいてい詭弁かジョークにすぎず、
後にもっとまじめな謎の解決がなされる。
例 デュパンやホームズ

しかし、レトリックとトリックの区別がなされてない場合がたまにあり、
多くは意味不明である。
例 「黒死館殺人事件」

レトリックを弄ぶのは近代リアリズム小説においてはダサいこととされるが、
ミステリーではなぜか尊敬の対象となることがある。
例 「火蛾」

ちなみに、俺の友達で、自称「レトリシャン」がいた。
自分では気の利いた言葉を吐いているつもりらしいが、
単につまらないだけだった。くだらなかった。
例 「なるへそ、それを聞くと上杉謙信の無念がわかるようだよ」

61 ::02/02/27 16:06
・・・・・・なにを語ってもネタバレになるような気がする古典的なトリック装置。
現代では死滅したと思いきや、金田一君やコナンタンで生きながらえているトリック界の長老。

62 :探偵小説:02/02/27 16:09
戦前の日本では「探偵小説」という言葉が使われていた。
この言葉は英語のdetectiv story (あるいはdetectiv function)の和訳であるのに英米と意味が大きく違っていた。
英米では個性的な名探偵が不可解な謎を解く小説をさすのに対して、日本の探偵小説という言葉は本来のなぞ解き小説以外に、怪奇・幻想小説、科学小説、犯罪小説など広範囲なジャンルを含む用語として使われてきた。
戦後、探偵小説という言葉は、「偵」の字が当用漢字でなくなったことをきっかけにあまり使われなくなり、 次第に現在の推理小説やミステリーに変わっていった。

63 :推理小説:02/02/27 16:13
1946年雄鳥社が「推理小説叢書」を発刊した時、監修者の木々高太郎が命名したもので、
犯罪事件、特に殺人事件の犯人、犯罪の方法、動機などにまつわる謎を論理的に推理、解明することに興味の重点がある小説。
謎の定義、論理によるなぞ解き→意外な解決を基本としている。
また、推理小説と犯罪小説を区別して、あらかじめ計画された巧妙な犯罪を読者に提示し、読者とその犯行方法、犯人などの事件の解決を競い合う読者参加の小説をいい、
江戸川乱歩は犯罪に関する難解な秘密の解かれていく経路の面白さこそ小説の主眼で、数式やパズルと通じるものがあるとしている。

64 :ローカルルール:02/02/27 16:13
ある限定された世界でのみ通用するルール。
最初から提示されていないと単なる詐欺である。
例 山口雅也「生ける屍の死」は死者の蘇りが多発する世界での殺人事件を扱う。

作中の人物はローカルルールについて文句は言えるが、
その前提を内部から疑うことは出来ない。
例 なんでJDCなんかあるんだよ、糞が!とJDCメンバーは決していわない。

ローカルルールに違反すると作者によって存在を抹消される可能性がある。
例 書斎魔神

65 :映画化:02/02/27 16:18
クリスティやクイーンは映画化に積極的だったという。
しかし、犯人や事件の真相を映像によって隠蔽する作業は
きわめて難しく、映画製作者の気合いにかなり左右される。
まして叙述トリック作品は高いハードルだ。

成功例 「配達されない三通の手紙」・・クイーンを日本で再現する度胸。
成功例 「そして誰もいなくなった」・・クリスティ自身の気合いの入った脚本。


失敗例 「不連続殺人事件」・・出演者の内田裕也の滑舌がわるく聞き取りにくかった。

66 :名無しのオプ:02/02/27 17:25
>>58
>>59
>>60
>>61
>>65
ありがとう嬉しいです。

よろしければコレも。

 ・死体
 ・見立て

67 :孤島:02/02/28 10:04
事件の舞台設定のひとつ。
外部との往来が閉ざされた島で事件が起こり、外部犯という可能性を予め排除してある。
限られた登場人物数名の中で真相究明が行われるため緊張感を出しやすく
論理的展開も重視されるため、推理・探偵小説の醍醐味を味わえる設定のひとつである。
クローズド・サークルの一種。

例)「そして誰もいなくなった」A.クリスティ
  「十角館の殺人」綾辻行人 「孤島パズル」有栖川有栖
類義)吹雪の山荘

68 :死体:02/02/28 10:17
多くの推理小説で、これを発見することにより事件が明るみに出る端緒となる。
バラバラであったり、首がなかったり、顔の判別がつかないほど崩れていたりと
その一部が欠損している場合がある。
また、吊されていたり麗々しく飾られてある場合、移動の跡が見られる場合、
いったん発見された死体が消失してしまう場合などバリエーションは様々であるが、
なぜそのような状態で発見されたのかを作品内で明確にしておかないと、
駄作扱いされる一因となりかねない。

69 :死体(補足):02/02/28 11:49
「じつは死んでいなかった」というケースがある。(特にクローズドサークル)
読者自信も推理し、謎に挑戦する場合、死体がでてきたら要注意。
死体の描写、また死体を観察する人物の行動に注意して読むことが重要。
つまり、確実にそれが死体であることを確認すること。
書き手としては、駄作扱いになるかどうかの分岐点なので、表現に気を使うところ。


70 :見立て:02/02/28 16:12
日本文化を特徴づける概念のひとつ。
直接には関連しない2つ(ないし複数)の事物の間に、
形態や構造の平衡性を見いだすこと。

例 雨の中を傘をささずに歩く女を描いた浮世絵版画によって、
  「色っぽい濡れ場にはまった愛欲」を示唆する。

欧米ではすぐに「象徴」「暗示」などの偉そうな言葉になってしまうので、
日本の「見立て」概念はその点軽くて、とても使い勝手がよい。
しかし単に似ているというだけでは

見立てにはならず、単なる勘違いとして処理される。

例 既に書くのも恥ずかしいがムネオと某芸人

ミステリーの世界では、殺人現場で妙な格好をしたり、
変な演出をされて放置されている死体が出てくることがあり、
これを見立て殺人などと呼ぶことがある。
しかし、特殊なものに見立てられるとトリックの所在がわからなくなるので、
唐突に「大学時代そのテーマで卒論を書いたことがある」レベルの
人間が起用され、中世の悪魔主義などについて分不相応はうんちくを唐突に語り始める。

71 :ネタにマジレス:02/02/28 16:36
探偵役が証拠がないまままくしたてた推理に
ついマジレスしてしまいボロを出す犯人の姿が
しばしば見受けられる。
ある意味カコワルイ、というより哀れである。

72 :萌え:02/02/28 16:40
キャラクターなり作家なりへの(;´Д`)ハァハァ。
ミステリーも免れぬ対象であり、いやむしろ、
有栖川有栖だの京極夏彦、森博嗣らの作品は
萌えの対象として広く愛されている。

注意 狙って失敗すると目も当てられない。
例 霧舎、高里etc.

73 :見立て(補足):02/02/28 16:43
推理小説においては特に連続殺人の証拠とされることが割とある。
A,B,Cの三つの殺人がありそれらに共通した見立てがなされている場合、
その為にその三つの殺人は連続殺人=同一犯とみなされる。
が、実は…(というのがやたら多いような気がしてならない)

74 :ジサクジエーン:02/02/28 16:58
一人二役トリックとも呼ばれ、1人の人物が複数の人間として振る舞うこと。
一人三役という例も存在する。
逆に、複数名が1人の人物であると偽装するトリックもあり、
これは一般に”騙り”とも呼ばれる。

75 :見立て(補足):02/02/28 17:32
連続殺人の場合、犯行の動機をあえてターゲットたちに見せ付けるときに使う。
見に憶えのある者たちは、それに気付き、恐怖におののく。
たいていは探偵役等、他人には知られたくないことなので、
ターゲットたちはしらを切りとおす。
途中、「ま、まさかアノことが……そんな!」と言い、アノことを明言しないまま
殺害されることによって、読者の興味を引きつける。

76 :バカミス:02/02/28 22:06
バカミステリーの略。驚愕を通り越した結末や解決、論理があるミステリのこと。
作者の意図するしないには関わらない。
霞流一が命名し、本人も実作にて実践している。
バカとは書いてあるが批判的な意味合いではなく、ある種の感服、同情を持って
使われる事が多い。
ただ、読者の好みにより、「壁本」「地雷」にもなりうる。

77 :名無しのオプ:02/03/01 02:59
なんだか良いスレッドですね。

78 :読者への挑戦:02/03/01 08:51
1、緻密なロジック物で作中の探偵が犯人に気付いた時点で挿入される
読者に対する挑戦文。
例「ここまでの文中に犯人を特定する為の手がかりは全て提示されている。
探偵○○は読者と同じ条件のもとにたった今犯人を知ったことを
お知らせすると共に、読者へ挑戦する。
××を殺した犯人は一体誰か?」

2、エラリィたんハアハアな作家が好んで使いたがる。
これが入ってると無条件に喜ぶ読者も多いが、
こんなものどうでも良くて読み飛ばしてしまう読者も同様に多い。

79 :見取り図:02/03/01 09:54
主に「館モノ」と呼ばれる作品に記載されている。
緻密に描かれているもの、手書きの少々お粗末なもの、
それぞれに独特の趣がある。
まず冒頭に全体図が、その後事件発生の都度、現場周辺の拡大図が記載される。

書き手としては、その建物の構造により発生する死角等を、より説得力を
持たせる為、また読者の推理がより円滑に行われるよう配慮して記載する
場合が多いが、読者としては
 ・見取り図があると推理に役立つし、雰囲気も盛り上がる
 ・見取り図は不要、むしろあるとムカツク
と大きく二つに割れているのが現状。


80 :ミステリーの起源:02/03/01 10:46
これについては諸説があるらしい。
1 一説にはエドガー・アラン・ポーが1841年に
「モルグの殺人」という短編を書いたことに始まるという。
彼はそれ以前にも多くのいわゆるゴシック小説
ないしホラー(「アッシャー家の崩壊」などの名作数多し)
を手がけていたが、この作品で、
「探偵(胡散臭い)がぶっ飛んだ謎を屁理屈で説明する」パターンを構築した。

2 しかしそれ以前の古代文学(ギリシャの悲劇)や
 東洋(特に中国)のある種の文学に起源を見いだす人もいる。
 我が国では「源氏物語」のいくつかの章に謎解きの要素があるという。

3 1994年、京極夏彦が登場。
  さらに有栖川有栖の「火村シリーズ」も軌道に乗り、
  それに後押しされるようにして
  森、清涼院らキャラ萌えメフィスト作家がブレイク。
  それしか読まないという「ある意味ミステリーファン」が
  大量に生まれた。
  彼らにとってはミステリーの起源などどうでもいいことである。

81 :交換殺人:02/03/01 10:53
二人の人物が、それぞれお互いのターゲットを殺すことにより、
捜査の手から逃れようとする手口。
殺人が二つ(またはそれ以上)あった場合、この可能性も考慮する必要がある。

また映画ではあるが、あまりにも有名な失敗例が存在するので、
(メール欄)に記載しておく。

82 :赤かぶ検事:02/03/01 11:03
和久駿三の傑作シリーズの主人公。
法廷闘争を扱ったものであるが、
毎回趣向を凝らしたトリックとナイスな脇キャラが楽しい。
故フランキー堺扮するドラマシリーズで、お茶の間の人気も高い、
今や国民的探偵の一人である。
・・・はずなのに、なぜか名探偵を語った本やスレでは
ほとんど相手にされないのが不思議である。

註 現在のドラマでは橋爪功が赤かぶ役。
  娘は高田麻由子だが、かつての美保純人気もいまだ高いらしい。
  親父たちの好みはわたしにはサパーリわからん。

83 :名無しのオプ:02/03/01 11:08
>>39
狭義でない定義も知りたい。。。

84 :39:02/03/01 11:21
詳しくは判らんのだが、狭義にしないと“ユーモアミステリー”と
いった言葉と区別がつきにくくなるのかも。

ちなみにコージーとは「心地よい」といった意味。

85 ::02/03/01 14:32
ミステリー草創期に《プルートォ》の名で登場したのが嚆矢か。

そのときの役割は被害者、そして(メール欄)だったが、その後
目撃者、犯人、そして名探偵と、さまざまな後輩たちが登場する。
ナゼか黒猫であることが多い。

なお、この項目における「者」は全て「猫」と読みかえること。

86 :アンボイナ:02/03/01 14:58
通称イモガイ。
殻長 6〜10cm、特徴は魚食性で被害例も多く、危険である。
刺症は患部の痛みのほか、神経毒であることから、
20〜30分後に体の自由が奪われ、呼吸困難、血圧降下、全身麻痺など、死亡する例もある。
船戸与一氏お気に入りの殺害毒。死亡後体内から検出されることなく、
心筋梗塞等の診断をされるとあるが、事実は不詳。

87 :オランウータン:02/03/01 15:20
ショウジョウ科

分布
東南アジアのボルネオ島、
スマトラ島
(パリ)

オランウータンとはマレー語で「森の人」の意味。ボルネオ島とスマトラ島に 生息する。
妊娠期間は264日で類人猿中最も長く、授乳期間は約4年。
ほぼ完全な 樹上性でドリアン、マンゴーなどの果実を好むが、葉、樹皮、昆虫なども食べる。
雌雄とも単独で生活しており高い木の枝に1頭ずつ巣を作る。生息密度には0.1〜5頭/ 平方キロメートルと地域によって大きな違いがある。
30000〜50000頭の生存が 見込まれているが、近年の熱帯林の伐採により急速に生息数を減少させている。
もしかすると煙突から入ってきて殺人を犯すかもしれないので、ペットにする場合は十分に注意が必要。

88 :さて、皆さん。:02/03/01 15:40
古典本格ミステリーで、名探偵が謎解きを開始する際に発する言葉。
なお、このときには犯人を含む全ての主要な登場人物(殺害された
者を除く)が一堂に会していることがほとんどである。

89 :名探偵 みなを集めて さてと言い:02/03/01 21:17
88の状況を表す川柳?

90 :リノリウム:02/03/01 21:36
抗菌性、耐磨耗性、防災性、帯電防止性に優れた床材。

舞台となる建物の床材として、なぜかミステリには多く登場する。
その原因は未だ不解明。

91 :肩を竦める(すくめる):02/03/01 22:13
肩をちぢめるしぐさをする。
恐れ入った、あきれた、不本意だ、などの気持ちを表す。

ほとんどのミステリにおいて、作中人物の誰かが必ずする動作。
現実と照らし合わせてみると、海外作品には当然出てくるべき動作。
しかし国内作品においても、作中人物は堂々とそれをやってのける。
その原因はこれまた不解明。


92 :少し遅い朝食:02/03/01 22:54
時間にして朝10時過ぎの、場合によっては朝食兼昼食となることもある。

本格ミステリの場合、トーストにハムエッグ、それに紅茶もしくはコーヒーという
メニューになり、ほとんどの場合ご飯に味噌汁、焼き魚、納豆等の和食にはならない。
その原因は不解明。


93 :鹿爪らしい顔:02/03/01 23:12
御手洗が良くやっている顔。
どんな顔なのか誰か教えて。

94 : :02/03/01 23:25
>93
こんな顔らしい。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~cw6h-otk/easyball.gif
ttp://www.asahi-net.or.jp/~cw6h-otk/urasugao.html


95 :信者:02/03/01 23:58
何かを信じている人のこと。
ある作家のやることなすことはすべて肯定できる、羨ましい人々。
大別して、

1 どんなにトチ狂ってもなぜか離別できない詐欺師(例 島田某)
2 本来最低の性格なのにageたくなる変人(例 森某)
3 難解という評判でカルト化する作家(例 麻耶某)
4 午後12〜13時に「小鳥遊に萌えな人」をあげる奴(やめてください)。



96 :名無しのオプ:02/03/02 01:27
>95
午後12〜13時ってかなり分かり難い時間だ。

97 :ストリック:02/03/02 10:46
「アクロイド殺害事件」などの、叙述上に仕掛けをして、ストーリーがトリック
となる作品群を総じて、推理作家の斎藤栄が名付けた名称。
だが、一文字かえるとdでもないことになる上、当時は作品も少なかったために
なじまず。今では叙述ミステリの名称が一般化したため、誰もこの名称を使う事
が無くなった。
(類似)叙述、メタミステリ。

98 :モダン・ホラー:02/03/02 11:02
現在、ホラーというと、かつての「怪奇幻想小説」ではなく「モダンホラー」を指すことが多い。
しかし、モダンホラーの定義は本場アメリカでも確立しておらず、実体は意外とあいまいだ。
アメリカで初めてモダンホラーの言葉が登場したのは六〇年代。
テレビ番組「ミステリー・ゾーン」などを原体験とする作家らが、映像的感性を大胆に取り入れて書きはじめたという。
しかし、この語が一般化するのはやはりスティーブン・キング登場以後で、
日本の「ホラー作家」たちもキングらに多大の影響を受けている点で共通する。

「怪異現象そのものを描くのが古典ホラーで、その怪異に立ち向かう人間を描くのがモダンホラー」
「モダンホラーとはジャンルではなく、いわばジャンル融合、ゴッタ煮のエンターテインメントを指す“運動”」
といった認識の仕方もある。
既存のホラーよりさらにミステリーとの境界線があいまいである。

小池真理子、篠田節子、坂東眞砂子、小野不由美、恩田陸といった女性作家の作品がこう呼ばれることが多々ある。

99 :ノワール:02/03/02 11:33
NOIR フランス語で「黒」の意。 

この数年、〈ノワール〉と名づけられた小説群が注目を浴びている。

そこに正義のヒーローが勝利する勧善懲悪の甘い結末はない。
むしろどうすることもできず堕(お)ちていく男女の影にこそ、この世の真実を見ている。
金や名声や異性に対する止めどもない欲望、モラルや理性をこえた情念、不条理な運命。
すなわち「人間存在の真実」を強く深くとらえた小説 (文芸評論家・吉野仁 定義)

もともと戦後フランスでロマン・ノワールと呼ばれ人気を博していた作品は、
ほとんどペイパーバックで発表された読み捨てのアメリカ犯罪小説だった。
このノワール(暗黒)小説の復刊ブームや再評価が八〇年代中期から英米中心に、
世界中で巻き起こった。『ポップ1280』のジム・トンプスンはその代表作家。
その一方で、ジェイムズ・エルロイを筆頭に、すぐれたノワール系の書き手が続々と登場してきた。
そして日本でも馳星周の登場によりこの言葉が急速に広まっていく。
しかしその後、なんでもかんでもノワールに入れてしまえば売れる、という風潮も生まれ、ある種インフレ化している傾向もある。

100 :過剰解釈:02/03/02 11:47
100だよな? ズザーーーーー。


名探偵はしばしば、現実から遊離したペダンティックな推理を展開する。
時として、単なる偶然に象徴的な意味を読みとってしまう。
これを過剰解釈と呼ぶことがある。
小栗虫太郎やヴァンダインの名探偵がよくやるが、
アントニー・バークリーやエラリ・クイーン(特に後期作品)はこれに対して
「名探偵の推理、あぼーん」というシニカルな姿勢を示して批判した。

たとえばこのレスで100となるわけだが(たぶん)、
ねらっていたわけではありません。
単なる偶然です。

101 :ひよこのオプ:02/03/02 12:53
どなたか・・・「レナード・タッチ」の解説きぼん。
レナードを読んでて何となく雰囲気はわかるんだけど、今ひとつよくわかんない。

102 :レナード・タッチ:02/03/02 13:55
エルモア・レナードのタッチ(筆致)。驚くようなドンデン返しがあるわけでもなく、派手なアクション・シーンがあるわけでもなく、
ストーリーがめまぐるしく展開するわけでもないのに、ではレナード作品のどこが面白いのか?
まずはその語り口の巧みさ、特に軽妙な会話を筆頭にあげることができるだろう。(勿論これは高見浩さんの翻訳もうまいという ことだが)
簡潔でありながら洒落ていて、ユーモラスな雰囲気も感じさせる文体はこの作家ならではのもの。
例えば“レナードタッチ”の名を高しめた代表作「グリッツ」の導入部、

 「弾丸をくらった晩、ヴィンセントは、やられるな、と直感した。ところはサウス・ビーチ。相手はメリディアン
  ・ストリートとシックスティーンズ・ストリートの角の街頭の陰からちかよってきた。ヴィンセントはそのとき、
  車から降りて自分のアパートに歩みよろうとしていたのだ。まだ早い時間だった。九時を数分しかまわっていな
  かったのだから。」

これだけでもシャープで簡潔、それでいながらうまく状況を説明しているのがわかるだろう。大体弾丸をくらっているの
に「やられるな」なんて冷静に考えるのがクールで気障。逆にユーモアさえ感じてしまう。この作品は犯人の特徴からい
くとサイコものになるのだが、どこか全編飄々としたおかしさにつらぬかれていて陰惨な感じがしない。

こんなのでどう? >>101

103 :102:02/03/02 13:56
ごめんなさい。改行が変になってしまいました。逝って来ます。

104 :本歌取り:02/03/02 14:21
平安時代、既に詠まれた歌を踏まえ、その本歌を当然誰もが知っているものとして、
それをもじったり発展させたりして詠む。という、いわば遊びの技法です。
この遊びは「もちろんコレがあるのはご存じですよね」と、
それを見る人にも「もと」を知っているだけの教養と遊び心があることを前提にして、
「モト」と「替え歌」の微妙なニュアンスや出来を楽しむという大らかなものなのです。
「本歌取り」に使われるほどの「歌」は、万人に知られるだけの親しみがあるということです。

言うまでもないが、ミステリーで使う場合は「歌」とは「作品」の意。「本作品取り」とは言わない。
「横溝の本歌取り」という言葉が現代日本人にはいちばん馴染みやすく一般的。

105 :名無しのオプ:02/03/02 14:43
遅レスだけど>94サンクス

106 :軍用ウェブレイ銃:02/03/02 16:10
中折れ式リボルバー。第一次大戦時のイギリス軍の制式拳銃。

重量 1080g
全長 286mm
銃身長 152mm
口径 .455
装弾数 6


107 :ストゥール:02/03/02 16:41
背もたれの無いイス。なぜソファー等と書かないのか。
その原因は不解明。

108 :法水と法月:02/03/02 16:48
法水鱗太郎=作家である小栗虫太郎が生んだ名探偵。
「黒死館殺人事件」などで大活躍。

法月綸太郎=作家であり、その作中名探偵。
近作「生首に聞いてみろ」


         +
      +         +     +
  +
.      / ̄\  +.  ∧_∧アハハハ  +
ノリカエセヨー( ´∀`)    (´∀` )  
      (つ  つ     (つ  つ■
.   +  ( ヽノ      ( ヽノ        +
      し(_)      し(_)


109 :カー:02/03/02 17:43


110 :カー:02/03/02 18:10
ジョン・ディクソン・カー(カーター・カー)
1906年11月30日アメリカ生まれ。

111 :カー(補足):02/03/02 18:27
検索ヒット数(Google調べ)

ディクスン・カー 3780件
ディクソン・カー 2590件
ディスクン・カー  159件
ディソクン・カー    0件

112 :クイーン:02/03/02 18:27
女王

113 :キング:02/03/02 18:35


114 :崖崩れ:02/03/02 18:39
ミステリをよりミステリたらしめる自然災害。
しばしば、人為的に行われる。

115 :公魚:02/03/02 19:08
低脳

116 :名無しのオプ:02/03/02 19:14
>115 そういう用語はありますが、ミステリーではありません。

117 :本格:02/03/02 19:16
模倣と楽屋オチ

118 : アンチ:02/03/02 19:17
◆ファンよりもスレに留まる比率が多い事が多々ある。
◆わざわざ本を買って貴重なお金を無駄にする。
◆コテハンのアンチは叩かれ確率高し。

119 :本格ミステリ:02/03/02 20:37
法月倫太郎 綾辻 島田 若桜木虔
などの作家が中心となって盛り上げた古典的推理小説。
去年「新本陣殺人事件」が文春5位に輝き、ジャンルの不死を強くアピールした。

120 :凶器:02/03/02 21:23
殺人に使われた物。道具。ありとあらゆる物が凶器に使われる。
ミステリにおいて、凶器はしばしば消失する。
が、その理由はヘタレ(またはトンデモ)な場合が多い。

柘植久慶氏は著作「サバイバルバイブル」のなかで「武器にならない物は無い」
と多くのミステリ作家にエールを送っている。(その真意は不明)


121 :名無しのオプ:02/03/03 00:01
>>118
補足。しばしば、ファンよりもその作品、作家について詳しかったりする。


122 :名無しのオプ :02/03/03 00:08
先生、質問。
アンチミステリって何ですか?
メタミステリとの違いがよくわからないのですが・・・

123 :アンチvsメタミステリー:02/03/03 01:32
アンチミステリー・・・中井英夫に帰される用語。
主題と形式双方に関してミステリーの意味を否定しようとするミステリー。
自然メタミステリー(後述)と類似した構造を有するが、
先鋭的かつ自滅的な否定的意志に貫かれていて、それがすばらしい。
ガイシュツの「三大奇書」はその典型であろう。

メタミステリー・・ミステリー形式を批判的に再検討するミステリー。
前者をからかったり、批判したり、修正したりする。
しかし、結局はミステリーという形式およびそれを紡ぎ出す作家の自明性
については不問とするため、小手先の技法に堕することがある。

註 竹本健治はこれらの実験の狭間でうんざりしたらしく
ウンチミステリーというものを開拓したが、読者は誰も笑おうとしなかった。

124 :名無しのオプ:02/03/03 03:21
というとメタミステリについて否定的すぎるような。

>小手先の技法に堕することがある。
というか意識的に形式化したものは皆「メタ」で、
その中でメタ構造を壊すように導いてやったものが特に「アンチ」
だと俺は思うですよ。

125 :名無しのオプ:02/03/03 05:38
メタミステリーは,
日本ミステリー事典に書いてある
「作中作として別な推理小説が含まれるもの」
(実在の推理作家が作中に登場するものなどもこれに含む)
というのが単純で分かりやすいし,こう理解してる.
メタミステリは推理小説の手法の一つ.
あくまでも推理小説という形式内に留まっている.

こういう風に非常に狭義の意味で捉えているがいかがなものか?









126 :本格ミステリ:02/03/03 05:53
法月倫太郎 綾辻 島田 若桜木虔
などの作家が中心となって盛り上げた古典的推理小説。
去年「新本陣殺人事件」が文春5位に輝き、ジャンルの不死を強くアピールした。


127 :バリツ:02/03/03 15:39
武術、柔術とも考えられているが、実際のところは謎につつまれている。

この技を身につけた者は、病気にかからないかぎり
寿命をむかえられると考えられている。

128 :名無しのオプ:02/03/03 23:03
>>123-125
先生ありがとうございました。
なんとなく分かったような分からないような・・・。
とりあえず、ドグラ、虚無、黒死館を読んでみます。
メタは清涼院でも読めばいいかな。

129 :名無しのオプ:02/03/04 09:41
>>128
メタに「ミステリオペラ」を。

130 :名無しのオプ:02/03/04 09:54
>>101です。>>102さんありがとうございます。
例にあげていただいた文章は、確かに私のイメージしていたレナード・タッチの
典型的な言い回しと思います。
読んでた時にはよくわかりませんでしたが、こうやって抜粋していただくと
イメージがクリアにになるもんですね。
久々にレナードをまた読んでみたくなりました。

131 : :02/03/04 20:22
六dは未読なんですが、これもメタなんですか?

132 :名無しのオプ:02/03/04 21:38
>>128
メタでミステリオペラがあがっているなら「人喰いの時代」を薦めてみる。

133 :ルミノール反応:02/03/05 16:23
ルミノール溶液が鉄イオン等に反応して青白く光こと。
わずかな血痕にも反応する。
本格にはあまり歓迎されない。

最近の結婚式ではこれを応用したものが、
キャンドルサービスの代替として浸透している。

134 :オルレアン:02/03/05 18:28
ユダヤ人経営のブティックの試着室で試着中の女性が麻酔注射を打たれ、
地下室に運ばれ、深夜に外国の売春街へ売り出されるとの噂。
人集差別のニュアンスを含んだ全くのデマであるが、これがさらに
流布され枝葉が付き、誘拐された女はモロッコで手足を切断され、
見世物にされている・・・とまで、改竄された会話が今も、インドを旅行する
日本人旅行者の間で交わされているという。因みにに、オリレアンは
フランスの小都市

135 :オルレアンの噂:02/03/05 18:32
スマソ。下から二行目はみすだわん。

136 :犯人:02/03/05 22:19
悪い人

137 : :02/03/05 22:54
ヒトラーが阿部定と恋におちていたら面白かったのに。

138 :ラビ:02/03/05 23:48
律法学者のことで、タルムード(律法の注釈)の解釈などを行って、ユダヤ人の生活に助言する。俗人であるので、妻帯もできるし、聖職者というわけではないが、相応の尊敬は払われる存在。

参考:ハリイ・ケメルマン「金曜日ラビは寝坊した」(ハヤカワミステリ文庫)

139 :索引:02/03/06 10:31
自分では書けないのでお手伝い。

ア行
赤かぶ検事>>82 アリバイ>>4 アンチ>>118>>121
アンチVSメタミステリー>>123>>124 アンボイナ>>86
安楽椅子探偵>>7 糸>>61 映画化>>65 オランウータン>>87
オルレアン>>134 オルレアンの噂>>135

カ行
カー>>109>>110>>111 怪盗>>9 崖崩れ>>114 過剰解釈>>100
肩を竦める>>91 壁本>>38 凶器>>120 京極夏彦>>29 キング>>113
クイーン>>112 軍用ウェブレイ銃>>106 交換殺人>>81
後期クイーン的問題>>37>>55 公魚>>115 コージーミステリー>>39
孤島>>67

サ行
さて、皆さん>>88(88の川柳>>89) 三大奇書>>10 
鹿爪らしい顔>>93(例>>94) 時効>>48 時刻表トリック>>42(裏>>47) 
ジサクジエーン>>74 自称ミステリ通>>28 死体>>68>>69
執事>>15 死亡推定時刻>>18 叙述トリック>>26 地雷>>12(参考例>>27
信者>>95 新本格>>41 推理小説>>63 少し遅い朝食>>92
ストゥール>>107 ストリック>>97

タ行
巽昌章>>51 探偵>>59 探偵小説>>62 中国人>>16
倒置叙述>>19 読者への挑戦>>78 毒薬>>6

140 :索引:02/03/06 10:32
間違えてたらごめんなさい。

ナ行
名無しのオプ>>14>>49 猫>>85 ネタにマジレス>>71
ネタバレ>>20(参考スレ>>21) ノックスの十戒>>31
ノワール>>99 法水と法月>>108

ハ行
ハードボイルド>>11 バカミス>>76 パスティシュ>>24 早業殺人>>43
犯人>>5>>136 バツリ>>127 百円ミステリ>>35 フーダニット>>54
富士見ミステリ文庫>>36(34の要約)>>38
プロバビリティの殺人(犯罪)>>44 本格>>117 本歌取り>>104
本格ミステリ>>119>>126

マ行
ミステリーの起源>>80 見立て>>70>>75>>73 密室>>8
見取り図>>79 無残>>30 メタミステリ>>25 メタミステリー>>125
メフィスト賞>>34 萌え>>72 モダンホラー>>98

ヤ行
山風>>50 愉快犯>>46

ラ行
ラビ>>138 リノリウム>>90 流水大説>>23 ルミノール反応>>133
レトリック>>58>>60 レナード・タッチ>>102
ローカルルール>>64 ロジック>>53

141 :名無しのオプ:02/03/06 10:59
>>139-140
おつかれさん♪

142 :JDC:02/03/06 11:28
@ジョン・ディクスン・カー
20世紀を代表する推理作家の一人。
代表作「三つの棺」「火刑法廷」など。
その多作ゆえに駄作も多い。

A日本探偵倶楽部
「流水大説」に登場する。
「ノックスの十戒」に真っ向から対立することが生き甲斐の探偵達の組織。

143 :死亡推定時刻:02/03/06 11:38
死体が死亡直後の場合、個体は死んでも体組織細胞はすぐには死にません。
そのため、体に刺激を与えると反応を示す場合があります。これを生死中間反応といい、
その度合いを調べることでも死亡時間を推定できます。
1. 死後硬直・弛緩
2. 死斑
3. 角膜の濁り
4. 体温変化
5. 各所の粘膜の乾燥
6. その他: その時々の状況に応じて利用できる手段。例えば、死体が水中にあった場合、
   皮膚がふやけてしまうが、その進行具合など(水温に左右される)

144 :死後硬直・弛緩:02/03/06 11:43
ATPの欠乏による筋肉の硬直と軟化の現象。死後2時間で硬直が始まる。
体の上方から下方へと進行していくのが普通で、具体的に言えば頭→上半身→下半身の順。
顎、腕、肢を観察すれば判別しやすいと言われている。
ちなみに弛緩も同様の順番で行われる。死後6時間から8時間程度で全身が硬直し、
10時間から12時間で最強の状態(硬度が最高)となり、48時間で弛緩が開始する。弛緩は1日以上かけてゆっくりと行われる。
ただ、これには例外があって、死亡直前に激しい運動などをして筋肉が疲労していると死後硬直が急激に進む。
よく例として用いられるのが弁慶の立ち往生である。絞死や溺死の場合も痙攣による筋肉疲労が伴うので、
硬直が早く進むことが多い。
また、死後硬直は外気温にも影響を受け、高温下では硬直・弛緩が早く進む。もちろんその逆もありえる。

145 :死斑:02/03/06 11:49
死後、血液は重力の影響を受けて低位へと移動していきます。
死体が仰向けであれば背面に、腹這いであれば前面に、首つりだったら手足に。
移動は毛細血管などを利用して行われますが、一定時間が過ぎると血管から染み出て組織を染めていきます。
外見からは斑模様が浮き出てきたように見えますが、その模様の広がり具合・色から死亡時期・死因を割り出すことができます。
死斑は死後20、30分から現れます。もともと血液ですから非常に流動的で、指などで死斑を圧迫すれば消えてしまいますし、
死体を動かせば死斑の位置が変わってしまいます。当初は斑状だった死斑も、死後2時間から3時間もすると模様が結合し始めます。
時間が経つにつれて死斑は消えにくくなり、死後7時間から10時間で死斑の移動はなくなります(色が薄くなることはあります)。
そして死後12時間で最強の状態となり、新たな死斑の出現がなくなります。
例外として死体が水中にあった場合は、頻繁に体位が変化するために死斑も弱く流動的です。窒息死の場合は通常よりも死斑が濃く出ます。
通常の死斑の色は、赤みを帯びた紫や黒みを帯びた紫ですが、死因・死体の保存状況によって変化します。
死因が凍死だったり、死体を冷蔵庫で保管していた場合の死斑の色は鮮赤色となります。一酸化炭素中毒の場合も鮮赤色で、死斑は早く現れます。
青酸化合物による中毒死の場合も鮮赤色で、硫化水素の場合は緑を帯びた褐色をしています。
死斑と混同しやすいのが皮下出血で、同様に皮膚の染色が起こります。ですが、すぐに組織を染めるので脱色できない点、
低位に出現するとは限らない点などから判別することが可能です。もっとも、解剖すれば容易に判るのですが。

146 :名無しのオプ:02/03/06 11:52
>>143>>144>>145

ミステリ用語では無いなぁ(^^; 雑学だ。

147 :名無しのオプ:02/03/06 11:55
でもものすごくためになります

148 :樹海:02/03/06 12:36
青々と茂った広大な森林の称

あなたが仕事や人間関係に疲れ、絶対に誰にも知られずにひっそりと自殺したいのなら、
迷わず樹海に踏み入ることをお薦めする。樹海ほど死体が見つからず、
なおかつ入り込みやすい自殺場所はまずない。(中略)
 もともと樹海は自殺の名所だったが、その名前が一躍有名になって、
1年に何十人もの自殺者が出るようになったのは、
樹海を舞台にした松本清張の小説『波の塔』がテレビドラマ化された1957年以降だ。
〜鶴見済著「完全自殺マニュアル」 より〜

『波の塔』はミステリではなく恋愛小説なのでsage

149 :マンドリン:02/03/06 12:45
エラリー・クインの「Yの悲劇」で使われた凶器。これがなぜ凶器に使われたのかが、この作品のミソなのだが、翻訳されると理解し難い。

150 : 名無し:02/03/06 19:14
>149
単なるネタバレじゃん・・・ミステリ用語じゃないし。

151 :現代の私立探偵:02/03/08 08:32
国家試験無し。探偵を名乗るのは自由で、自称探偵は誰にでもなれる。
それだけにこの業界は信用と実績が大切。

主な仕事:
弁護士からの依頼で訴訟の為の証拠蒐集
企業からの依頼で社内情報の危機管理等カウンタースパイ
従来から有る一般的な調査依頼

最近では専門化する傾向にある。
盗聴器発見専門、ペット探し専門、電話番号調査専門、車のナンバー専門など。

七つ道具:
「手帳」時間や場所が判別できなくては報告書にならない
「カセットテープレコーダー」ウォークマンタイプで録音できるものであれば怪しまれない
「カメラ」コンパクトスチルカメラ、(デジタルカメラは証拠として不利)AFでない方がいい。
「単眼鏡or双眼鏡」ルーペ兼用の単眼鏡が片手に収まり使いやすい。
「ポケットライト」
「ポケットナイフ」
「PHS or 携帯電話」デジタル式の物、アナログ式の物は傍受されていることを覚悟で。

152 :タイヤ痕:02/03/08 08:46
スキッドマークとも言う。
自動車が急ブレーキをかけた際に路面に残る黒い痕。
車両事故などの際に重要な資料となる。

「タイヤ痕からのスピード算定法」
タイヤ痕の長さをSとする。
路面係数をK。(標準的な乾いたアスファルトでは0.88)
 注意!天候や路面状況によって係数は変わる。
走行速度(q/h)=15.9*S*k
例として、スキッドマークが6メートル残されていた場合。
15.9*6*0.88=83.952q/h(時速約84q)となる。

153 :ヴァン・ダインの探偵小説作法二十則 1〜10:02/03/08 09:34
1.謎を解くにあたって,読者は探偵と平等の機会を持たなければならない。全ての手がかりは明白に記述されていなければならない。

2.犯人が探偵自身に対して当然用いるもの以外のペテン,あるいはごまかしを,故意に読者に対して弄んではならない。

3.物語に恋愛的な興味を添えてはならない。恋愛を導入することは,純粋に知的な実験を,
筋違いな情緒によって混乱させる。当面の課題は犯人を正義の庭に引き出すことであり,恋に悩む男女を結婚の祭壇に導くことは出来ない。

4.探偵自身,あるいは捜査当局の一員が犯人に豹変してはならない。これは厚顔な詐術であり,
ぴかぴかの一セント銅貨を五ドル金貨だと称して人に与えるのと同然である。

5.犯人は理論的な推理によって決定されなければならない。偶然とか暗合とか,無動機の自供によって決定されてはならない。(以下略)

6.推理小説には,その中に,探偵が登場しなくてはならない。そして,探偵は探偵しなくては探偵とは言えない。その任務は手がかりを集めて,
それによって最後に,第一章で悪行を働いた人物を突き止めることにある。(以下略)

7.推理小説には死体が絶対に必要である。死体がよく死んでおればおるだけいい。殺人以下の小犯罪では不十分だろう。(以下略)

8.犯罪の謎は厳密に,自然な方法で解決されなければならない。真相を知るのに瓦占い,コックリさん,読心術,降霊術,水晶占い等々の方法を用いるのは禁忌である。(以下略)

9.探偵は一人だけ――つまり,推理の主人公は一人だけでなくてはならない。一つの問題を扱うのに,三人四人の探偵,
時としては探偵の集団の頭脳をもってくるのは興味を分散させ,論理の直截の脈絡を断ち切るばかりでなく,発端からして,自分の頭脳を探偵のそれと取り組ませて,
知能的闘いをする心構えの読者に,不当な利益を与えることになる。(以下略)

10.犯人だと判明する人物は,物語の中で大なり小なり重要な役割を演じた人物でなくてはならない。

154 :ヴァン・ダインの探偵小説作法二十則 11〜20:02/03/08 09:38
11.作者は使用人――執事,馬丁,部屋男,猟番,料理人等々のごとき――を犯人として選んではならない。
それは崇高な問題の論点をごまかすことである。(中略) 犯罪が召使い風情の下劣な仕事であれば,
作者は,それを記憶に留めるために,本の形にまでする必要はないからである。

12.いかに多くの殺人が犯されるにしても,犯人は只一人でなくてはならない。
もちろん,人は端役の協力者又は共犯者を持っても良い。しかし全責任は一人の人物の双肩にかからねばならない。(以下略)

13.秘密結社,カモラ党,マフィア党等々は推理小説に持ち込んではならない。(以下略)

14.殺人の方法とそれを探偵する手段は,合理的で科学的でなくてはならない。
(中略)また作者の想像の中でのみ総菜する珍奇で,未知の毒物を服用させてはならない。
推理小説の作者は,毒物学的に言えば,薬局方の範囲内にとどまらなくてはならない。(以下略)

15.問題の真相は,終始一貫して明白でなくてはならぬ。(以下略)

16.推理小説には,長たらしい説明の章節,脇道にそれた問題についての文学的饒舌,精緻を極めた性格分析,「雰囲気」の過重視があってはならない。
そのような事柄は,犯罪の記録と推理では重要な地位を占めていない。(以下略)

17.職業的犯罪者に,推理小説中の犯罪の責任を負わせてはならない。押し入りや山賊による犯罪は警察の領分であり,
推理小説の作者は明敏な素人探偵の扱う分野ではない。(以下略)

18.推理小説中の犯罪は,おしまいになって,事故死とか,自殺になってはならない。(以下略)

19.推理小説におけるすべての犯罪の動機は,個人的なものでなくてはならない。(以下略)

20.そして私は,自尊心のある推理小説作家なら誰しも今では使うことに潔しとしないいくつかの手法リストを,ここに掲げる。
(中略)それを使うことは作者の無能と独創性の欠如を告白するものである。
   イ.犯罪の現場に遺棄されていたシガレットの吸いさしと,容疑者のふかしている銘柄を比較して,犯人の正体を決定すること。
   ロ.えせ降霊術で犯人を脅し,自供させること。
    ハ.偽の指紋。
    ニ.替え玉によるアリバイ。
   ホ.犬が吠えないので,侵入者が馴染みの者だと解る。
   ヘ.双生児とか,嫌疑は掛けられているが無実な人物と瓜二つの近親者を最後に犯人として取り押さえる。
    ト.皮下注射器や即死をもたらす毒薬。
   チ.警官が現場に踏み込んだ後での殺人。
   リ.言葉の連鎖反応実験による犯人の指摘。
   ヌ.最後になって探偵が解読する文字,又は数字による暗号。

155 :名無しのオプ:02/03/08 10:08
>>11
ハードボイルドとは語源的には、
昔、アメリカの海兵たちが上司の将校の態度のハードぶりに「あいつは中身までカチカチだ」と思い、
将校の制服の白いカラーから卵を連想し「あいつはハードボイルド(固ゆで卵)だ」と言った事により、
ある種の態度や姿勢を指すようになったのだそうだ。

質問スレからいちおうこちらにも写しておこう。

156 :名無しのオプ:02/03/08 13:02
>>154の14
『存在』の間違い?

157 :本格ミステリ:02/03/08 14:39
法月綸太郎 若桜木虔 綾辻 島田
などの作家が中心となって盛り上げた古典的推理小説。
去年「新本陣殺人事件」が文春5位に輝き、ジャンルの不死を強くアピールした。

158 : :02/03/08 15:46
なんで何度も貼るんだよ。

159 :名無しのオプ:02/03/08 17:13
>>156
あっちゃんと読んでるんだ。書いた本人が読んでないのに(藁

160 :DNA鑑定:02/03/08 20:51
DNA鑑定とはDNAの構造を調べてそれが誰のDNAなのかを同定する技術。
たとえば、事件で犯行現場に残された犯人の体の一部(たとえば髪の毛、血液など)からDNAを抽出し、
容疑者のDNAの構造と比較をして、一致すれば重要容疑者の可能性が高いと推測できる。

以前のミステリーにはこの技術を使えば、一発で真犯人の割れるものが存在した。
近年の作品にも、この技術によるトリックの破綻を避けるため、
わざと事件の設定を開発以前に設定してるものがみうけられる。

161 :遺伝子指紋:02/03/08 22:27
要するに「ちん紋」「ぽこ紋」の事である。

162 :名無しのオプ:02/03/08 23:41
科学捜査の発達は推理作家泣かせ、か。

163 :名無しのオプ:02/03/09 01:00
すいません、質問です。
社会派ってなんですか?
本格やハードボイルドとの違いもわかりません。
よろしければどなたか教えてください。

164 :社会派:02/03/09 12:17
1950年代後半、松本清張の登場を嚆矢として日本ミステリ界を席巻したムーブメント。
以後、綾辻行人をはじめとする新本格の台頭までの長期にわたり主流として君臨する。

それまでのミステリの多くが特定の一族や村を舞台にした財産問題・愛憎のもつれなどの「個人的」な事情を
題材としていたのに替わり、汚職事件や政財界の癒着・横領など所謂「社会的」な問題を背景として
起こる事件を多く描いた。事件の解決に尽力するのは概ね叩き上げの頑固中年警察官であり、
天才肌の名探偵が鮮やかに謎を解くのは子供の読み物、現実味の強い社会派推理は大人の読み物、という
風潮すら生まれた。現実味を重視するあまり、ありがちな「上司が愛人である部下に結婚を迫られて殺した」
系まで社会派のラベルを貼られて売られている。
森村誠一や夏木静子などは、本格は売れないといわれた時代に、「社会派の皮を被った本格」と
後に評される作品をいくつか書いている。

現在では、宮部みゆきなど、特に汚職や政官財の問題だけでなく、現代社会の問題点や
暗部に一石を投じるような作風のミステリを社会派と呼ぶことが多い。

165 :164:02/03/09 12:19
ゴメソ、漢字間違えた。
 ×夏木静子 → ○夏樹静子

166 :164:02/03/09 13:07
>>163
あくまで個人的な見解なのですが。
 社会派:捜査の過程が焦点
 本格 :論理の過程(飛躍を含む)が焦点
作風や作品によっていろいろ程度の問題はあると思いますが、ごく端的にはこんな感じかと。
器とか言い出すとややこしいので。
ハードボイルドはよくわからん。どなたかおながいします。

167 :探偵クラブ 誓言:02/03/10 01:17
1. 探偵は天啓や女性の直観、偶然などに頼ってはいけない。

2. ギャングや陰謀、殺人光線、幽霊、引き窓、中国人、催眠術、
   超能力、狂人などの利用には節度を。未知の毒物は不可。

3. キングズ・イングリッシュに敬意を。

4. 手がかりを隠すべからず。

1928年。

168 :チャンドラー 九つの命題:02/03/10 01:21
1. 初めの状況と結末は納得できる理由が必要。

2. 殺人と操作方法の技術的な誤りは許されない。

3. 登場人物、作品の枠組み、雰囲気は現実的たるべし。

4. 作品の筋は緻密につくられ、かつ物語としてのおもしろさが必要。

5. 作品の構造は単純に(最後の説明が誰にもわかるように)

6. 解決は必然的かつ実現可能なものに。

7. 謎解きか暴力的冒険談かどちらかに。

8. 犯人は罰を受けねばならない。

9. 読者に対してはフェアプレイを(データを隠してはならぬ)

ハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーの言。
1944、1949

169 :名無しのオプ:02/03/15 16:52
>>164さん
ありがとうございます。

あと、よろしければこれもどなたかお願いします。
・幻影城
・法月問題
・SFミステリー

170 :名無しのオプ:02/03/15 17:11
法月問題というのは、>>37 ではないの?

171 :死亡推定時刻:02/03/15 19:45
孤島で元医学生が詳しくはないのだがと言いながら正確に推定する被害者が殺された時間

172 :最悪の毒薬:02/03/15 23:51
無味無臭無色で、死後の検死によって発見することが不可能、しかも致死性が高いという毒薬。
もちろん現実にはこんな物は存在しないが、昔からミステリ作家やファンの間では「いつか発見
されるのではないか」「某研究所がそれに近いものを発明した」といった噂が流れたことがあった。
捜査技術の進歩とは逆の意味で、科学がミステリを脅かした実例とも言えるかもしれない。

なお、初期のミステリには「東洋渡りの謎の毒物」としてこうした毒薬が登場している作品が
存在する。
ノックスの十戒でシナ人が禁止されたのには、これも原因の一つとしてあったのかもしれない。

173 :名無しのオプ:02/03/15 23:58
>163>166
私見なのでアテにはならないが。
ヲレは社会派は「話の内容」、ハードボイルドは「文体」による分類だと思ってる。
だから「社会派ハードボイルド」とか「本格ハードボイルド」とかあっても不思議では
ないんじゃないかと。(後者は難しいだろうが)
感情を削いだ乾いた文体、ってのがハードボイルドなんじゃないだろうか。

ちなみに、菊池秀行なんかはヲレの中ではハードボイルドじゃない(嫌いじゃないが)


174 :名無しのオプ:02/03/16 00:47
本格ハードボイルド
全然あるじゃん
ロスマクドナルドなんかモロにそうだろ

社会派は社会の歪・問題点を浮き彫りにする犯罪小説
ハードボイルドは精神だろ。ストイックさ。

175 :_:02/03/16 02:17
age

176 :名無しのオプ:02/03/16 03:03
京極堂の同人女人気理由
主役系男性が100人の人間が振り向くほど容姿端麗であること。
しかもその男が男の子を愛しているというところでの妄想。

ソースあり。俺の知り合いにいる。

177 :名無しのオプ:02/03/16 05:00
今さら言うことでもないでしょう。

178 :名無しのオプ:02/03/16 10:50
>>174
ハードボイルドって、
推理の無さを暴力と偶然で解決する話じゃないんですか?

179 :名無しのオプ:02/03/16 13:35
ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ
これだから本格厨房は(w

ドンパチやって臭いセリフ吐いたらハードボイルド
と思ってるんだろ
それは通俗バイオレンス小説だよ

180 :名無しのオプ:02/03/16 15:07
>>179
じゃあ、
パコパコやって臭い息吐くのがハードボイルドですか?

181 :名無しのオプ:02/03/16 15:08
聞き込みしているうちに勝手に犯人側から襲ってきて犯人がわかるのが
ハードボイルドです。

182 :名無しのオプ:02/03/16 15:26
漏れもハードボイルドに>178みたいな認識があった、食わず嫌い
だったけど、ロスマク読んで認識変わりまくりだった。


183 :名無しのオプ:02/03/16 16:04
>>164
社会派って言葉は、昭和40年代ごろにはほとんどなくなっていたと
思うけど。
むしろ、森村誠一あたりが先祖返り的な「社会派」だったような気がする。
もちろん綾辻の登場直前には影も形もなかったです。


184 :名無しのオプ:02/03/16 16:07
>>174
本格味のあるハードボイルドって多いよね。
ロス・マクなんか、氷山の一角ですよ。
タッカー・コウの「刑事くずれ」シリーズなんか、密室から
ミッシンク・リンクと本格パターンのオンパレードだ。


185 :名無しのオプ:02/03/16 16:14
>>169
「幻影城」って、雑誌の方? それとも乱歩の評論集のこと?


186 :名無しのオプ:02/03/16 16:27
明らかに読んでいなくて
ハードボイルド語ってる恥晒しがいるな
おおかたビデオシネマかなんかと勘違いしてるんだろ
2時間ドラマになった霧越邸のテレビだけ見て
原作読まずに綾辻語ってるようなもんだ
はたから見てて恥ずかしいよ

187 :ガードナー、アール・スタンリー:02/03/16 17:09
Gardner, Erl Stanley
1889〜1970
代表作:ペリー・メイスンシリーズ
    バーサ&クールシリーズ(A.A.フェア名義)

大ヒット作「ペリー・メイスンシリーズ」で法廷物の面白さを
世に知らしめた元弁護士作家。メイスンが無実の被告を無罪に
持ち込むために作中で使う違法すれすれの巧みな法律テクニック
のうちいくつかは、作者が弁護士時代に実際に行った物だという。
しばしば公判中に劇的な真相究明をやってのけるため検察側から
「裁判をサーカスの見せ物にする男」として忌み嫌われている。
他に、秘書のデラ・ストリートと私立探偵のポール・ドレイクが
レギュラーメンバー。

作者は現実の法律問題にも常に興味を示し、バーサ&クール物の
第1作「屠所の羊」で "殺人犯が自供しても罪に問われない
方法がある" という当時の法律の欠陥を指摘したり、有識者を
集めて「最後の法廷」という裁判・法律制度の欠陥を追及する
組織を作ったりしている。

代表作は「義眼殺人事件」


188 :ハードボイルドだど:02/03/16 17:53
ハードボイルド・ミステリ
社会派推理とともに、本格ミステリ好きの人が砂を噛む思いで読むミステリ。

正統派ハードボイルド
文学だぞ、文学。正座して読めよ。

通俗ハードボイルド
おれたちゃ、どうせ馬鹿だよ。酒と女と殴り合い。それ以外に何か必要かい?

軽ハードボイルド
半裸の美女との楽しい会話。謎ときなんか、やってる場合じゃないよ。

重ハードボイルド
殴れ! 男なら、殴れ! 立て! 立たせるんだ! ヴェルダために!

ネオ・ハードボイルド
軟弱男と笑わば笑え。探偵だって人間だ。ぐちのひとつもいいたいぜ。

私立探偵小説
ハードボイルドぉ? マッチョな男なんてもういらないわよ。わたしたちは自分の道をいくだけよ。


189 :本格ミステリ:02/03/16 20:00
犯人・トリックがわかると
再読の妙味が9割以上失われるという
おそるべき読み捨て小説または謎解きゲーム。

それでも伏線のばら撒きかたを検証するなど
といってパズルのピースを拾い集める
けなげな再読者にはまことに頭がさがる。

190 :名無しのオプ:02/03/16 20:07
>>188
君受け口?

191 :名無しのオプ:02/03/16 20:09
>>186
えっ、ハードボイルドってビデオシネマになってるの?
ビデオ持ってないから関係無いけど。

192 :美術評論家 ハンティントンライト:02/03/18 15:17
1888年ヴァージニア州に生まれた。ハーバード大学を優秀な成績で卒業した後、
ミュンヘンとパリで美術を学んだ。1907年からは〈ロサンゼルス・タイムズ〉を初め幾つかの出版物で、
美術評論家、あるいは文芸評論家として健筆を振るった。
有名な雑誌〈スマート・セット〉の編集長を勤めたこともあり、1916年には『前途ある男』という小説を初めて発表している。
だが元々体が丈夫でなかったこともありコラムニスト兼編集者兼作家という無理がたたって1923年にはついに病に倒れ、
2年以上の療養生活を余儀なくされたが、この間に2000冊以上の探偵小説を読破、ついに自ら筆名を使って探偵小説を書こうと思い立った。
筆名は、母方の旧家名を借り、それに汽船゛Steam Ship"の頭文字を付けた。
その名は、S・S・Van Dine  関連>>153-154

193 :名無しのオプ:02/03/18 16:20
>>192
だからその経歴は真っ赤なウソなんだって。
ヴァンダインスレを見れ。

194 :名無しのオプ:02/03/26 00:55
age

195 :名無しのオプ:02/03/26 02:15
====本格ミステリ====

法月綸太郎 若桜木虔 綾辻 島田
などの作家が中心となって盛り上げた古典的推理小説。
去年「新本陣殺人事件」が文春5位に輝き、ジャンルの不死を強くアピールした。


196 :名無しのオプ:02/03/31 19:28
>>169-170
法月問題、あるいは後期クイーン的問題について
法月綸太郎が書いた文章って、どこかで読めないでしょうか。

あと「屍蝋」について誰か教えてください。

197 :質問(注文):02/03/31 20:43
・ダイイングメッセージ
・遺言
をお願いします。

198 :動機:02/03/31 21:12
犯罪および意思表示・法律行為を行う際の内的・外的原因。
意識的なものと無意識的なものがある。
多くの場合、なんらかの功利的目的が挙げられるが、動機の無い、或いは理解できない・しにくい場合もある。

クレイトン・ロースンの短編、リチャード・フライシャーの映画に「動機なき殺人」という訳があてられたものがある。

近年、マスメディアは少年犯罪などに「動機なき」という枕詞を使いたがる傾向にある。
なお、立花隆は「キレる」子供と環境ホルモン(外因性内分泌攪乱化学物質)との関係を論じている。
因みに、現在の子供よりも寧ろ、除草剤のDDTが大量散布され食品添加物などの規制も殆どなかった'60〜'70年代に子供だった世代の方が、環境ホルモンに強く毒されている可能性が高いらしい。

「動機」についてはフロム、マズロー、フランクルといった社会心理学者が沢山論じているが知らないので書けない。

199 :名無しのオプ:02/03/31 21:27
>>196
評論集が講談社文庫で出てる。

200 :ダイイングメッセージ:02/04/01 13:09
殺人や自殺、事故など、
なんらかの理由で死に至る直前の人間が残す徴。
犯人(ないし恨みのある人間)の名や特徴などを
血文字や記号、なんらかの物体(例 将棋の駒)で示唆することが多い。

注 食堂で死んだ人間のメッセージを見て
「これはダイニングメッセージだ!」というつまらぬギャグを
世界で最初に書いた恥ずかしい作家の名前きぼんぬ

201 :>200:02/04/01 13:40
森博嗣の作品で、犀川が「ダイニングメッセージ」云々のジョークを言って
萌絵の怒りをかう場面があったなあ。

202 :名無しのオプ:02/04/01 15:05
>200
石崎幸二だったかな?


203 :屍蝋:02/04/01 15:20
 蝋状に変化した死体がのこと。特有のいやな臭気がある。
 屍脂、死蝋ともいう。生化学用語ではadipocere。
 水分が多く空気の流通が悪い場所(水中や湿潤な土中)に置かれた死
体においては、腐敗が妨げられた状態で脂肪が分解して脂肪酸となり、
タンパク質の一部も細菌の作用などで脂肪酸に変化します。この脂肪
酸の一部ないし大部分(5〜97%)が水中のCaやMgと結合して鹸化すると、
屍蝋となる。なお金属石鹸となるので洗濯に使える石鹸ではない。
 未完成の屍蝋は柔らかくチーズ状を呈し、完成したものは硬くて脆
く石膏様である。屍蝋の完成度と脂肪酸量・鹸化程度との間に相関関
係はない。
 高温では屍蝋形成は早く、夏では2〜3週間で一部屍蝋化する。ふ
つうは水中死体で1〜2ヶ月、土中死体で数ヶ月たつと、皮下脂肪織
から屍蝋化がはじまる。全身が完全に屍蝋化するには水中死体なら半
年から一年、土中死体なら2〜3年程度かかる。
 一般に太った人のほうが、また男性より女性のほうが屍蝋化しやす
い。体おそらくは脂肪率の問題かと思われます。

204 :死蝋:02/04/01 15:43
京極や横溝の作品でやけに連呼されることがあるが、
たいていトリックとはあまり関係がないので流してしまおう。

205 :196:02/04/02 23:03
>>199 >>203 >>204
ありがとうございますっ

206 :誤誘導:02/04/03 08:04
作品の中に散りばめられた、案内標識に従って進むと、
落とし穴にはまる。
で、今度はすべて逆に進むと、またはまる。

207 :ホームズ:02/04/03 22:36
コナン・ドイルが生み出したおそらく最も有名な私立探偵。
何故かやたらあだ名として使われる。

208 :名無しのオプ:02/04/04 02:21
ミスディレクションとレッドヘリングってまったくの同義語なんでしょうか。
解説してくれたらうれしいな。

209 :ミスディレクション:02/04/04 10:32
読者の推理を真相とは違った方へ向けること。
一般にワトソン役が少しアホな方が良いと言われるのは
ワトソン役に間違った推理をさせることで
読者をミスディレクションする為である。

210 :レッドヘリング:02/04/04 10:33
読者の推理を真相とは違った方へ向ける為に使われる
ニセの手がかりの事。
元の意味は燻製ニシン。

211 :名無しのオプ:02/04/04 11:54
>>210
俺は最初「そして誰もいなくなった」かなにかでそれ知ったんです。
で、意味がよくわからなくて、「美味そうだな」と思った・・・

212 :208:02/04/04 13:43
ありがてふ。

213 :本格ミステリ:02/04/04 13:45
法月綸太郎 若桜木虔 綾辻 島田
などの作家が中心となって盛り上げた古典的推理小説。
去年「新本陣殺人事件」が文春5位に輝き、ジャンルの不死を強くアピールした。

214 :名無しのオプ:02/04/04 17:54
・名探偵
について解説して下さい。

もしよかったら
・銘探偵
も・・・


215 :名無しの探偵:02/04/04 19:20
>銘探偵
おれはメルカトルが嫌いだ!

216 :名無しのオプ:02/04/05 00:43
>>214
「銘探偵」

214が麻耶雄嵩『翼ある闇』を既読ならば
下記のページの評論を読んでください。
未読ならばネタを割っているので『翼ある闇』を読んでから見て下さい。
十分すぎるほど内容が濃いです。

ttp://www.geocities.co.jp/Bookend/9492/essay/novel/tsubasa0.html


217 :名無しのオプ:02/04/05 00:56
あるサイトより
>2chねるの「ミステリ初心者向け」スレッドは大変勉強になるなあ。

http://www.diana.dti.ne.jp/~shaka/diary/diary_last.htm

218 :ミスリーディング:02/04/08 21:25
(略

219 :名無しのオプ:02/04/10 22:24
うん、このスレ勉強になります。
ミステリ雑誌に関してなにかきぼん。

220 :5:02/04/11 00:32
駄作について25字でたのむ。
誰か語ってクレイ!

221 :駄作:02/04/13 01:09
読んだ後 思わず壁に 投げつけた

25字じゃなくて五七五になっちゃったけど。

222 :QQ:02/04/13 01:24
駄作
読んだあと、思わず、2ちゃんに書き込んでしまう。
ツマランかったと。

223 :メフィスト:02/04/13 19:41
発行日不明、編集者は激痛、
小銭入れを売ることが最大の目的のミステリ雑誌。

でも漫画はおもろい。。。

224 :名無しのオプ:02/04/26 23:32
良スレage

225 :名無しのオプ:02/04/27 14:55
・ペンション
・別荘
・洋館
あたりの解説をお願いします。


このスレは勉強になりますねー。

226 :ペンション:02/04/28 19:48
湖畔、高原などにある宿泊施設。
ホテルより小規模でアットホームな雰囲気を作りやすく、また登場人物も
・オーナー夫妻 ・常連客 ・女子大生グループ ・カップル ・怪しげな謎の人物
と、総勢10人程度で収まるため、キャラの区分けがしやすく、かつ登場人物どうしが
一見無関係であることもフーダニットには便利。
山中に位置するため、吹雪や土砂崩れなど、外界と隔絶された環境を作りやすいという利点もある。
スキー場近くの場合は雪があって当たり前なので、足跡トリックなども多用される。
ゲーム「かまいたちの夜」は吹雪に閉ざされたペンションが舞台。
東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」は、お約束を逆手にとった設定になっている。

227 :別荘:02/04/28 20:35
持ち主の財力を誇るかのような広大なものとこぢんまりしたものと両極端。
寒冷地や海辺など、立地に即した特殊な仕様であることも多く、トリックにも利用されて
いわゆる館ものの様相を呈する。
孤立させやすいという点においてはペンションや人里離れた洋館とほぼ同じ。
しかし友人や親戚を何人も招待して各々に個室を与えるという豪勢な舞台のためか
物語のどこかに遺産問題が絡むパターンにも陥りやすい。
毎年同じメンバーが集まる、など妙に因縁を感じさせる設定。


228 :洋館:02/04/28 21:14
代表的なのは「グリーン家殺人事件」(J.D.カー)、館シリーズ(綾辻行人)など。
これが舞台になっているものはトリックの如何を問わず「館もの」と呼ばれる。
基本的に住人は、主人、その保護下にある美少女、忠実な執事、料理女、庭師兼下男で
数人の客の訪問があって事件が起こる。
主人は概ね伝説的な人物で、現在は隠棲中。
新本格系の場合、たいてい「現代の日本で執事などという人種に実際お目にかかろうとは」という一文が入る。
辺鄙な場所に突然建っている場合が多く当然孤立するが、一週間分くらいの食料は貯蔵庫にある。

昔は日本家屋で本格推理は不可能といわれていたが「本陣殺人事件」(横溝)「D坂の殺人事件」(乱歩)などで
洋館ばかりが本格でないことを証明したとも言える。
しかし、館と聞くと思わずハァハァする人々がいるのもまた事実であり、
現代日本においては非現実的でありながらも、多くのミステリ好きを魅了する設定であることは否めない。


229 :名無しのオプ:02/04/28 22:34
勉強になるなあ〜
2ちゃんミス板マンセー!!

230 :名無しのオプ:02/04/28 23:51
>>226-228
ありがとうございました〜。
非常にためになります。感激。

231 :ななし:02/05/03 01:14
>>228
「グリーン家殺人事件」か「J.D.カー」のどちらかが間違っていると思われ。
重箱の隅つつきゆえsage

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