5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

モー娘。地底へ

1 :名無しさん@1周年:2000/06/19(月) 23:32
昔あった某作品とは何の繋がりもありません。

2 :名無しさん@1周年:2000/06/19(月) 23:33
長閑に続く田舎風景の中、
金色に輝く稲穂と静かに流れる用水路の狭間を抜けると、
目的の洞窟はすぐ其処だった。

岩山の麓の駐車場脇に、ポッカリと口を開けた洞窟は、
つい最近の崩落により発見されて以来、
急速に観光地の目玉に成りつつあると言う事らしかった。
UFAと繋がりの深い、某テレビ局のスタッフの一人が、
偶々、当地の出身であり、
それなら先鞭を付けて紹介してやろうと言う事で
今回の企画を立案したそうだった。

ゲストとして意に染まぬ、洞窟探検にかりだされた
モー娘。一行は、各自極めて簡単な装備を与えられ、
カメラマンと一緒に洞窟に足を踏み入れた。

迫り来る運命の予兆を感じ取れた者は居たのだろうか?
少なくとも一人を除いて居なかったに違いない。


3 :名無しさん@1周年:2000/06/19(月) 23:34
ブラックモーニング。

4 :名無しさん@1周年:2000/06/19(月) 23:34
かしましく騒ぎ合いながら、洞窟の奥の方へ奥の方へと
知らぬ間に足が進む。

一瞬の静寂の後、安倍は、いつの間にか、
カメラマンやメンバー達と逸れ、
矢口と後藤しか傍に居ない事に気が付いた。
しかし、撮影をやる程度の洞窟ならば、
大した危険がある筈は無い、
いずれ合流出来るだろうと甘く考えて自分を誤魔化した。

内心増してくる不安を押し殺して、
3人で他愛も無い話に花を咲かせながら、
(尤も主に喋り続けているのは矢口と安倍だったが)
奥へ奥へと進み続けた。

そして何分経ったのだろう。
安倍の不安が臨界点に達する直前に
タイミング良く開けた場所に到着した。
本当に絶妙な、悪魔の狡知が働いたかの様なタイミングだった。


5 :名無しさん@1周年:2000/06/19(月) 23:35
大広間(後藤の発案で、こう呼ぶ事になった。)は
凡そ30m四方もある巨大な空間であった。
手前側は固い岩盤に薄っすらと乾いた砂が覆っており、
奥の方はゴツゴツとした岩が一面を覆っていた。
その中でも、左の奥まった所に一際大きな岩が鎮座しており、
それはさながら地下空間の守り神と言った趣であった。

洞窟の最深部?の神秘的な空間を3人は
それぞれ別々の感慨を持って、堪能した。

白い陶器を粉々にした様な美しい砂に手をやって
暫く物思いに沈んでいた安倍は、
先に奥の大岩の方へ行った矢口の喚声に、
僅かに驚き我に返った。

「ねえ、ねえ。なっち、後藤。ここに穴があるよ。
 まだ奥があるみたい。早くこっちに来てよ〜」


6 :名無しさん@1周年:2000/06/21(水) 01:15
近寄って見ると、確かに矢口の言う通り奥へと続く縦穴が
大岩の脇にあった。穴は人間一人がやっと通れる程の広さで
かなりの勾配を持って下に続いていたが、
モノの3メートル程下に地面が見える事と
穴の下からは水が流れる様な音が聞こえる事が、
3人を魅惑的に導いていた。

やがて言い出しっぺの矢口が口火を開いた。

「折角ここまで来たんだから、行ってみよう。」

安倍はそれ程乗り気ではなかったが、
正直言って内心ライバル視している矢口と後藤の前で、
尻込みする様な真似は沽券に関わると思い、
極めて平静を装って矢口のすぐ後に続いた。

同様に渋っている後藤に、
僅かばかりの優越感を含ませながら安倍は言った。

「ほらほら、後藤も早く!」


7 :名無しさん@1周年:2000/06/21(水) 01:19
縦穴の下の空間、応接間(後藤の発案で、こう呼ぶ事になった。)は
絶景であった。純白の絨毯の様な、誰も踏み入れた事の無い砂に
一面覆われた白い世界。天井はかなりの高さを持っており
上の方の様子は判らないほどであった。
白砂の向う側には、一点の濁りも無い、
かなり速い流れの地底川が永劫の時の流れを刻んでいた。

それらがライトに照らし出されて浮かび上がる様子は、
この3人でなくても魅惑されて言葉も出ないのが当然な程、
幻想的な光景であった。

3人は白砂を汚す事を恐れるかの様に、暫く立ち竦んでいたが
やがておずおずと白砂に足跡を刻んで、地底川の辺に歩を進めた。

掬い上げた水は、冷たかった。口に含むと、何万年もの歴史を
感じさせる深みと透明感を味わう事ができ、
ここまでの探検の疲れも、普段のストレスも何もかもが
昇華される様な気分になった。

しかし、束の間の至福の時の後に事件は起こったのだ。

大音響に振りかえった安倍が見たものは、
崩落した大岩に塞がれた降り口と、
暗い影に包まれる矢口と後藤の顔だった。


8 :名無しさん@1周年:2000/06/21(水) 08:36
age

9 :名無しさん@1周年:2000/06/22(木) 00:47
続きは?

10 :名無しさん@1周年:2000/06/22(木) 00:50
ディグダグだ!!

11 :名無しさん@1周年:2000/06/22(木) 02:21
私らは、この15m四方ぐらいの広間
(自分らは応接間と呼んでいました。)を一通り確認したけれど、
どうも出口は、岩で塞がった、あの狭い降り口しか
無いと言う事が解っただけでした。

当然、岩を下から押しのけ様と努力はしたけれど
それは単に無駄な努力でした。
とても下から人間が押して動くような重さじゃなかったし、
もし、押して落ちてきたら下に居たら潰されてしまいそうでした。
その上、そもそも降り口は急で足場が悪いし、
一人ずつしか通れないので、どうも岩を退かすのは無理っぽかったです。

後藤に肩車させて、押し上げようとしたりしてみたけれど、
そのうち直に、私ら皆、岩を退かすって言う策は諦めました。

矢口も後藤(後藤はどれぐらい理解していたのか知らないけれど)も
口には出さないけれど、
だんだん表情にマジ入ってきているのが、私には解りました。

水は川の水を飲めば良いけれど、食料は深刻だったのです。
バッグの中には、お菓子ぐらいしかなかったので
3人では数日持たせるのも難しい事が、
小学生でも解るぐらい明らかだったんです。


12 :名無しさん@1周年:2000/06/22(木) 02:29
探しに来た人に解る様にと、大声で喋ったり、
歌ったりしてました。
しかし、全然、いつまで経っても、助けは来ませんでした。

やがて私らのライトが、相次いで電池切れを起こした事を
きっかけに、悲劇は起こったのでした。

「どうして、皆ライト点けっぱなしにしとくのよ!
 一つずつ付けて長持ちさせるのが当然だろ?」

叫び出したのは、矢口でした。
普段利発なこの子が、キレたのは正直言って意外でした。
矢口は、ある意味筋は正しいのに、
今更言っても仕方の無いような事を、延々と喚き続けました。

私は、普段の矢口を良く知っているだけに、
とても可愛そうで、聴いていられないので、耳を塞いでいました。

しかし私には、それとは別に背後の後藤の息遣いが
段々と荒くなっていくのが気になりました。

明らかに後藤は興奮(しかも怒った感じのです。)していました。
私は後藤が普段はボケていても、
キレた時は非常に怖い事を知っていたので、
不安で不安で堪りませんでした。
(普段から後藤が一番体力があったので
 何かあったら後藤を止めるのは、かなり難しいと解っていました。)


13 :名無しさん@1周年:2000/06/22(木) 02:40
一度でいいから見てみたい。保田スレ常連同志の喧嘩。
やっぱり語尾に保田をつけるのでしょうか。

14 :名無しさん@1周年:2000/06/22(木) 02:50
*************************
*************************
***********終了済***********
*************************
*************************


15 :名無しさん@1周年:2000/06/22(木) 02:56
    ∧ ∧ イェイ−−−−
    (@`@`゚Д゚ ) −−−
 へ⊂へ⊂ )〜 モニューンモニューン−−−
( ゚ω゚ @`@`) ̄U`)~−−−
  ◎ ̄ ̄◎−−−−

16 :名無しさん@1周年:2000/06/30(金) 01:30
あげ

17 :名無しさん@1周年:2000/07/19(水) 03:53
続き希望

18 :名無しさん@1周年:2000/12/09(土) 04:37
IMG src="http://www.ah.wakwak.com/~yosk/bstar.gif" height="12" width="13"

8 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)