5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

Invisible Dead    

1 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 01:58
    〜前編〜

「中澤さん、O.K.で〜す。」
やけに甲高い男の声がピンと張りつめたスタジオの空気を切り裂く。
その日、モーニング娘。はある歌番組の収録に臨んでいた。
「お疲れさま〜、お先に失礼しま〜す。」
他のメンバーより一足早く収録を終えた中澤裕子は、そう言い残すとそそくさと楽屋へ向かった。
「あ〜、お腹空いた〜。そういえば昨日の夜から何も食べてなかったわ〜。」
今朝は目覚まし時計が鳴らず寝坊してしまったために、朝食をとる時間がなかったのだ。




2 :名無しさん@1周年:2000/06/18(日) 02:00
=============中略===============

そんなばかな!
               終

3 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 02:01


「うぅ〜ん、彩っぺ許してぇ・・・はっ!?」
ヒドイ夢だった。
夢の中の裕子は大の苦手のバナナを無理矢理口に押し込まれていた。
現実へと引き戻された裕子は時計を見て青くなる。
時計の針はまもなく午前9時を指そうとしていた。
「なによ、この目覚まし時計。壊れてんちゃうん?」
急に腹立たしくなり目覚まし時計を投げつけようとした。
しかしよく見るとセットし忘れていただけであった。
「あぁ〜、やりきれない。」
そう思いながらも彼女は大急ぎで身支度を済ませ家を出る。
「とにかく急がな!収録に遅れてしまうわ。」
こうして彼女は収録の行われる現場へと向かったのである。



4 :名無しさん@1周年:2000/06/18(日) 02:03
>2
中略に非常に興味が湧いてきた。

5 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 02:03

右も左も灰色の壁で覆われている。いくら歩いても変化がない。
さすがに牢獄とまではいかなかったが、どことなく冷たい空間だ。
その建物は必要以上に複雑な構造をしており、収録の行われたBスタジオから楽屋まではかなりの距離を移動しなければならない。
極度の方向音痴である裕子はこの建物には嫌な思い出があった。
以前、楽屋に帰れなくなってメンバー達に笑われてしまったことがあったのだ。
しかし、さすがに5回目ともなると一度も迷うことなく楽屋にたどり着くことができた。



6 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 02:05

楽屋に到着した裕子は”モーニング娘。様”と書かれた紙の貼ってあるドアを開ける。
「誰かいる〜?」
当然のことだが誰もいなかった。
がら〜んとした楽屋。物音一つしない。
「とにかく、何か食べるもの・・・と。」
裕子は自分の鞄の中を引っかき回した。
鞄の中にはあんドーナツが1個入っていたが、運の悪いことに賞味期限が過ぎている。
「ん〜もぉええわ、食べちゃおう!」
そう言って勢いよくあんドーナツにかぶりつこうとしたが、とても口に入れる気にはなれなかった。



7 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 02:08
あんドーナツはこの世のものとは思えない程の悪臭を放っていたのである。
「あかん、こんなん食べたら死ぬわ・・・。」
彼女はあんドーナツをあきらめ、あたりを物色し始める。
すると、部屋の隅に卵色をした小さな紙袋が一つポツンと置いてあるのが目に止まった。
紙袋には”ル・プッチモーニ”と書いてある。
どうやらどこかの洋菓子店のものらしい。
彼女はおそるおそる近づいていって、中を覗いてみた。
中にはカップ入りのプリンのようなものが6個入っていた。
「これ、誰のだろ?」
彼女はあたりを見回したが、まだ他のメンバーは帰ってきそうにない。
「食べちゃおっかな〜。」
小声でそうささやくと彼女はカップをひとつ開け、その得体の知れない食べ物を口にした。

8 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 02:10

「お疲れさまでした〜。」
矢口真里は中澤から遅れること20分、収録を終え楽屋へと向かっていた。
数分後、とんでもない光景を目にしてしまうことも知らずに・・・。




9 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 02:15
これを小説だと思って期待すると酷い目にあいます。
これはただの無駄に長いネタです。
名作集板に紹介禁止。
もう一度言いますが小説ではありません。
良くいうとすればショートコメディです。

10 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 11:38
楽屋までたどり着いた真里はドアの前に立ち、軽くノックしてみる。
コンコン。「裕ちゃん、いるの〜?」
返事はなかった。真里は勢いよくドアを開け、楽屋に足を踏み入れる。
裕子は部屋の中央のテーブルにもたれかかっていた。
収録に疲れて眠ってしまったのだろうか?
「なんだ、裕ちゃんいるじゃん。いるなら返事くらい・・・。」
そう言って裕子に近寄ろうとした真里は自らの目を疑った。
裕子の口から何か赤い液体が流れ出していた。
「これって、血じゃ。裕ちゃんしっかりして!大丈夫?裕ちゃん、裕ちゃん!」
真里が何度呼びかけても、裕子は全く反応を示さなかった。
「キャァーーーー−ッ!」
真里はその甲高い声をさらに張り上げて叫んだ。
そしてみんなのいるBスタジオへと向かったのだった。

11 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 11:40
「みんな〜、早く来てぇ〜。裕ちゃんが、裕ちゃんが・・・。」
「何?どうしたの真里っぺ、そんなに慌ててさぁ。」
ちょうどスタジオから出てきた飯田圭織が不思議そうに真里を見つめる。
「大変なの。裕ちゃんが、裕ちゃんが・・・。」
「何なの?裕ちゃんがどうしたの?まさか死んでたなんて言うんじゃないでしょうねぇ?」
「その通り。」
圭織は驚く様子もなく、クスッと笑ってこう言う。
「そんなわけないじゃない。今日は4月1日じゃないんだよ。」
「ホントなんだって。」
「かおりを騙そうったって10年早いよ。出直してきな。」
そう言い残すと圭織は楽屋の方に行ってしまった。
「かおりんはほっといて早くみんなに知らせなきゃ。」


12 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 11:41
「みんな〜、聞いて〜!」
スタジオ内にいた全ての人間の目が彼女に集中する。
「どうしたんだべ、真里っぺ。」
困り果てた様子の真里に真っ先に近寄ってきた安倍なつみが声をかける。
「裕ちゃんが、裕ちゃんが・・・。」
「裕ちゃんがどうしたんだべさ?」
「裕ちゃんが死んでる・・・」
その言葉がスタジオの空気を一瞬のうちに凍らせる。
「え、ウソ・・・。」なつみは言葉を失った。
いや、彼女だけではない。そこにいた全ての人間が言葉を失っていた。
「・・・・・・・・・・。」


13 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 11:42
「とにかく、楽屋へ!」
沈黙を破り、保田圭が言葉を発する。
いつでも冷静な彼女は、あまり動揺していないようだった。
こうして中澤裕子と飯田圭織を除くモーニング娘。のメンバー5人は収録を中断し楽屋へと向かったのだった。



14 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 11:44

楽屋の前まで来ると真里はこう言った。
「いい?心の準備はできた?」
「アンタが一番できてないんでしょうが・・・」
市井紗耶香の鋭いツッコミが真里を襲う。
「いい?開けるよ。」
真里が勢いよくドアを開けると、間髪いれずに5人が部屋になだれ込む。
「裕ちゃんはどこにいるだべさ?」
真っ先に中に入ったなつみが辺りを見回す。
が、そこには裕子の姿はなかった。


15 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 11:44
代わりに圭織が一人で幸せそうにあんドーナツをほおばっている。
「みんなどうしたの?そんなに慌てて。」
「かおりん!」
5人が声をそろえる。
「裕ちゃんはどうしたの?」
「えぇ〜、知らないよ〜。かおりが帰ってきたときは誰もいなかったもん。」
「えっ?じゃあ死体が消えたってこと?」
「そ、そんな。まさか・・・。」
「裕ちゃん、どこにいっちゃったんだべさ?」
皆口々に騒ぎ出した。
真里はどうして良いかわからなくなり、床に座り込んでしまう。
他のメンバーたちも途方に暮れている様子だ。
ただ、圭織だけは違っていた。困り果てたメンバーを尻目にまだあんドーナツを食べている。
「この性格、損なのか得なのか?」誰もがそう思ったに違いない。

16 :サクシャ☆マン:2000/06/18(日) 11:45
「あ〜、美味しかった。」
「それじゃ、裕ちゃん探しに行こっか?」
あんドーナツを食べ終わり上機嫌の圭織が言った。
「・・・・・・・・・・。」

〜後編に続く〜


17 :名無しさん@1周年:2000/06/18(日) 12:00
===============中略===================

ま、まじっすか!?

               終了 

18 :名無しさん@1周年:2000/06/18(日) 12:05
ヒマだね

8 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)