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続・TGVより新幹線

1 :おーい雲よ:2000/09/28(木) 19:04
韓国の皆さんTGVより新幹線ほうがよかったんじゃないですか。
大量輸送や山が多い韓国でわ新幹線のほうがよかったのでわ。
たしかにTGVは速度が速いですけど。

旧スレ:http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=953988416


908 :名無しさん@1周年 :2000/10/14(土) 11:49
て、いうよりは北=中国の直轄地な訳だし、
半島自体がずーと中国領見たいなもんだから、
韓国人には、対中国て感覚ないんとちゃう。
なにせ、小中華の国。

909 :名無しさん@1周年 :2000/10/14(土) 11:58
>908
小中華を反省して中華文明を排斥したいと思ってしまったのだが、
当然全ては無理。でも漢字は無くなっちゃった。


910 :名無しさん@1周年 :2000/10/14(土) 19:58
 つくづく思うのだが、HANでもその他の、在日系のボードを見ていると、
半島の人は、悲憤慷慨の民だと言うことがよく分かる。その上権威とかに弱い。

 勿論、日本人にもこの手の輩は、掃いて捨てるほど居るが、冷静に自分を見つめ
自国の欠点を素直に見つめる人がいずれは大勢をしめる。

 民族性とか国民性がそうだとは、思いたくないがコレが文化なのか。
 どんなときでも、冷静で合理的であるべき、インテリや学者が、政治家の
 トンデモ発言を、支持するとは。 

911 :名無しさん@マジレス :2000/10/14(土) 20:12
ちょっとだけ話、いったん元に戻していいすか?
>833
浦項じゃないけどレール作る会社ありやんす。どこの技術が入ってるかは知らん。
でも、おフランスでは自国のレールで平気なんだから、
TGVって大雑把にできてるんでしょ(日本じゃ品質管理がきびしい)。
線路はおフランスではアップダウンが激しいです。土木にカネかけて
平らに作んなかったから新幹線のほうが確かに平均速度は高いっす。

>838
人に聞いたら、TGVにも独ICEにも、ドクターイエローのような営業列車と
同格の試験車はないっつうことっす。現地在来線用の機関車に牽かれる
検測車を使ってるらしいっす。この点からも日本の新幹線の乗り心地を
支えるが窺えるっつうもんっす。

#南コリアをマーケットと考えて鉄道関係で売りこむんなら、重電と信号関係
#なんかは向こうの国電向けに結構入ってるんじゃないっすかね?
#あと商業ベースで車体製作技術とかをスポット売りしてるんじゃないっすか?
#欧州勢と競争たいへんっぽいっすが頑張って欲しいっす。

912 :名無しさん@正誤表 :2000/10/14(土) 20:16
× 土木にカネかけて 平らに作んなかったから
○ 土木にカネかけなかったから平らじゃないので

× 支えるが窺える
○ 支える努力が窺える

変な日本語で失礼しましたっす。



913 :なし :2000/10/14(土) 20:21
新スレお願い

914 :名無しさん@1周年 :2000/10/14(土) 22:19
 出来てますね。ありがたく、移動させていただきましょう。
 TGVより新幹線 3
 http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=971526153&ls=50

915 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:05
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


916 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:06
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


917 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:06
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


918 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:07
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


919 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:07
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


920 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:07
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


921 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:07
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


922 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:07
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


923 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:08
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


924 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:08
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


925 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:09
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


926 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:09
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


927 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:10
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


928 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:10
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


929 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:10
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


930 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:10
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


931 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:12
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。


932 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:55
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



933 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:55
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



934 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:56
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



935 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:56
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



936 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:56
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



937 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:57
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



938 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:58
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



939 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:58
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



940 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:58
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



941 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:58
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
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「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



942 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:59
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



943 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 02:59
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
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秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
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 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



944 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:00
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
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 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
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 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



945 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:01
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



946 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:01
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



947 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:01
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



948 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:02
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



949 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:02
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



950 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:02
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



951 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:02
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



952 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:03
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



953 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:04
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



954 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:05
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



955 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:06
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



956 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:06
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



957 :名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 03:06
1995.07.31 朝日新聞記事: 近くて遠い日韓両国 戦後50年記念「日韓交流論文」特集
 戦後五十年を記念して日韓両国で募集した「日韓交流―過去を踏まえて未来への提 言」懸賞論文(朝日新聞社・東亜日報社共催、高麗書林協賛)は、このほど審査結果
が発表されたが、日本側百九十五編、韓国側四十八編の応募論文は、いずれも力作ぞ ろい。日韓国交正常化三十年でもある今年を、両国国民の心からの「和解」と二十一
世紀へ向けた新たな関係の出発点にしたいという熱意があふれていた。双方の論文に みる意見と交流の提言、最優秀の金梨花さんと亜州奈みづほさんの対談、韓国側最優
秀の金徳壽さんの主張、また両国の間で進んでいる草の根交流の実態を紹介する。  (編集委員・小田川興 外報部・箱田哲也 ソウル・清田治史)  ◇最優秀者の対談
 京都府立大史学科4年 金梨花(キムイファ)さん(22)  東大経済学部4年 亜州奈(あすな)みづほさん(22) 本名・山田みづほ
 ○「個人のつき合い大切」亜州奈さん 「日本になお差別意識」金さん  亜州奈 梨花さんの論文は今までの経験をもとに書かれているので、すごく訴える
ものがありました。私は論文を書いているうち、韓国をもっと知りたくなりました。  金 亜州奈さんはどんな気持ちでこの懸賞論文に応募されたんですか。
 亜州奈 祖父がかつて、朝鮮総督府に勤めていたこともあって、韓国に対する思い 入れは昔からありました。それに私は日本人がアジアに対してもっているべっ視感が
いやで仕方なかったんです。「アジアは下だ」と考える垂直的な思考について、いつ か書ければと思ってました。
 今の日本と韓国は互いにコンプレックスをもって、いがみあってるように見えます。 かつては朝鮮半島の方が上で、日本が侵略し、今度は「日本に負けるな」で韓国が経
済発展した。こういう「上に上に」という思考は一体何なのかと思います。  金 日本で「フランス人みたい」と言うと、ほめ言葉ですが、アジアの人にたとえ
るとマイナスイメージですよね。だれがそういう風にしているのか不思議。  私は今でも、ここが日本であることを不思議に思うときがあるんです。両親に韓国
人として育てられ、小学校に入って、それまで使っていたアボジ(おとうさん)とか オモニ(おかあさん)という言葉が通じなくて驚きました。だから、小さいころ、
「チョウセンジン」と言われても、なぜそう言われるのかわからなかった。小学校で 日本人の先生に教わって初めて差別だとわかった。それからは、差別に負けないよう
に本をむさぼり読みました。  亜州奈 金さんの論文の中で、韓国に行けば、日本人としてみられて、ある意味で
日本人である自分を意識するというくだりがありましたね。  金 高校の時の話です。一人で韓国の親類宅に一カ月ぐらい滞在し、普通の生活を
した時、「ああ、在日韓国人というのは、ここにも居場所がないのかもしれない」と 痛感しました。当時は日本語しかしゃべれないことが、本国の人に対して何か申し訳
ない気がしたんです。でも、大学に入ると、本国の人にも「在日」を理解してもらわ なければ、と思うようになりました。
 亜州奈 居場所がないって言われましたけど、逆に日韓双方に居場所があるようで 少しうらやましい気がします。両国を冷静に見つめて、日本人より日本人らしい在日
の方もいるでしょう。若い世代では、個人があって組織があるという考えが当然です よね。日韓関係もこれが良く機能するんじゃないかと思うんです。国籍で考えると過
去の暗い事実が遮ってしまうけど、そういったことを意識しなくて、一人の生身の人 間同士としてつきあっていければ、一歩進むんじゃないか。だから、今後のキーワー
ドは個人対個人じゃないかと思います。  ○「国籍は時代遅れ」金さん 「文化で親しみを」亜州奈さん
 金 私は国籍に関して、プラスを享受したことがありません。選挙権は韓国にも日 本にもない。いるのかいないのかわからない透明人間のような存在。



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