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テンプル騎士団

1 :世界@名無史さん:01/09/27 13:45
過去ログを検索したんですがなかったようなので
スレッドのほう立てさせて頂きました。
最盛期には、フランス国王をはるかに凌ぐ財力を
一手に握り、ヨーロッパの金融を牛耳っていた。
しかし富と権力を手に入れた騎士団は、発足
当初の禁欲的で勇敢な面影を失って堕落した。
1307年10月13日には、フランス王フィ
リップ4世の急襲を受け、裁判にかけられるこ
とになった。
この事件によって騎士団は異端として糾弾され
、1312年、教皇勅令により解散させられた。

とまあ、誰でも知っている一通りの知識はいい
としてお詳しい方一歩踏み込んだ裏話などお願
いします。

2 :世界@名無史さん:01/09/27 14:30
>過去ログを検索したんですがなかったようなので
いちおうあったよ。
レス少ないけど。

http://mentai.2ch.net/whis/kako/968/968690964.html

3 :1:01/09/27 14:40
もしかして一部マニア向けでしたか・・・・(汗

4 :>1:01/09/27 14:45
知らない人が多いということです。

5 :1:01/09/27 14:51
そうでしたか・・・・自分はシリアの騎士団の根城を
見学にいってきたんでお詳しい方がいたら教えていただ
こうと思ってたんですが、微妙なお題だったようで。

6 :>1:01/09/27 15:28
めちゃ詳しい人もいるから、いつかレスつきますよ。
それより馬鹿な素人の質問なんですが、あのテンプル
大学と関係あるんですか、駅前留学の。(w

7 :アマノウヅメ:01/09/27 15:43
>>1さん
見学に行かれたのは、クラク・デ・シュバリエですか?
いま、どうなってます?復元工事進んでますか?
すみません。聞いてばかりいて。

8 :世界@名無史さん:01/09/27 16:15
わお!気になるのです。名前は聞いたことあっても
実は何もわからないもので・・・

9 :1:01/09/27 16:45
>6
あまり関係ないかと(w
テンプル=聖堂ですからねぇ、、、
>7
確かそれは聖ヨハネ騎士団に寄進された城
だったような・・。

10 :1:01/09/27 17:12
あとキプロスの城にもいったんですが全く展示物も説明も
なかったので素人の私には何がなにやらさっぱりでした。
どうでもいいのでsage.

11 :大スキピオ:01/09/27 17:48
ドイツのフレンスブルクにある「グリュックスブルク城」とかツェレの「城」に行ってみたいです。
ツェレにはボーマン博物館というのがあって面白いそうです。
ホーエンツォレルン城とかサンスーシ宮殿みたいに有名なのもよいですが、ビンゲンにある「ねずみの塔」あたりもよいかなとおもいます。

12 :すまん:01/09/27 19:58
自分も詳しくないんですけど、レンヌ・ル・シャトーの謎についての本
とかによく出てきますね。フランスでは有名なんでしょうか。。。

13 :とーしろ:01/09/27 20:10
こういう騎士団から秘密結社が作られて
フランス革命等で暗躍したとかいう話はほんとなの?
(もしかしたら今でも。。)
現代で言えば、国家権力の外にある宗教的多国籍企業
ってところか。びんらでぃんのイスラム原理主義者
グループみたいだったのかも。

14 :世界@名無史さん:01/09/27 20:17
漏れが読んだ本には「テンプル騎士団の秘儀は暗殺教団の影響を受けていた」って書いてあってけど、ホントかね。

15 :世界@名無史さん:01/09/27 20:19
え?過激派宗教みたいなものだったの?
騎士団て・・・いやわからんけども。

16 :世界@名無史さん:01/09/27 20:28
テンプル騎士団ってチュートンナイトのこと?
よくわからん。

17 :世界@名無史さん:01/09/27 20:30
誰か詳しい人おらんの?

18 :世界@名無史さん:01/09/27 20:39
>>15
テンプル騎士団は消滅したから、細かいことはよくわかってないみたい。

>>16
チュートン騎士団(ドイツ騎士団)とは別です。
十字軍時代の騎士修道会はテンプル、聖ヨハネ、チュートンの3つがあって
十字軍勢力がシリアから駆逐された後、
テンプル騎士団(聖堂騎士団)だけ解散。
聖ヨハネ騎士団はロードス島へ行って異教徒相手の海賊になって、
のちマルタ島へ、現在はマルタ島も追われたが現存。
チュートン騎士団(ドイツ騎士団)はバルト海方面に進出して
土着のバルト系異教徒の征服に従事、
のち世俗諸侯のプロイセン公国になった。

19 :世界@名無史さん:01/09/27 21:03
1834年よりローマに居住。

現在、マルタ騎士団員は団長以下約7400人。巨額の財産と病院などを持ち、
「国土なき国家」として独自の憲法、政府機構を備え、隣人愛の立場から慈善運動
などの幅広い活動をしている。また「マルタ騎士団」の名で50カ国へ外交使節を
派遣し、1994年8月には国連のオブザーバーに選ばれた。

20 :みゃあん:01/09/27 21:04
http://www.himawari.sakura.ne.jp/%7Eloveseat/Adu/index4.html

21 ::01/09/27 21:14
えへ、えへ、えへへへ。

22 :世界@名無史さん:01/09/27 21:18
>14
なんでもテンプル騎士団には色んなその手の噂が
ありますねぇ。
入団式を秘儀化するようになってからですね

23 :世界@名無史さん:01/09/27 21:51
ドイツ騎士団は対東欧だけど、
テンプル、聖ヨハネは対ムスリムなのね。
テンプルはキプロスに多く、ヨハネはロードス
のちマルタへ。
なんか独り言だな。。

24 :Krt:01/09/27 22:50
テンプル騎士団なんですが、話題にする場合、切り口が三つあるんです。つまり

(1)その成立と聖地での活動に関する史実
(2)騎士団の壊滅とその裁判に関する史実
(3)その後に現れたテンプル騎士団の「神話」(はっきり言ってほとんどトンデモ系)

なんですね。いや、こんな簡単に分けられないだろ、と思うかも知れないけれど、
実際のところ、向こうのテンプル騎士団に関する本はこういう感じに分かれている。
(1)と(2)は共に正統史学の領域だけど、(2)に関する研究があまりにも専門化している
ため、入門向きの本を別にするとこの二つに分かれる傾向があるからなんですね。

スレの流れはどちらに向いているのかわからないけれど。実は(3)も奥深いモノが
あります。はっきり言って西洋のトンデモ系ネタの宝庫ですから。生憎洋書なんですが
そういう本を一冊紹介しましょうか。実は買っただけで全く読んでないんですが(笑)、
コリン・ウィルソンが「レンヌ・ル・シャトーの謎」以来、読んだ中で最も魅力的な本
と、推薦しているだけに、背表紙のあおり文句を見ただけでそそるものがあります。曰く、

「一つの古典となるべく定められたこの歴史的探求に関する驚くべき達成において
著者リン・ピクネットとクライヴ・プリンスとは、フリーメーソンの、カタリ派の、
テンプル騎士団の、そしてオカルトの神秘的な世界を博捜した結果、一世紀に
その起源をもち今日まで続くある秘密宗教の裏に隠された真実を発見する...」

もちろん聖杯探求や、レンヌ・ル・シャトーの謎なんかもでてきますよ。

Picknett,Lynn & Prince,Clive: The Templar Revelation: Secret Guardians of
the True Identity of Christ: A Touchstone Book: 15$: ISBN: 0-684-84891-0

あ、でもとりあえず、橋口倫介:十字軍騎士団:講談社学芸文庫あたりはきちんと
読んでおきましょう。そうでないときっとトンデモ系の面白さもわからないと思う。

25 :世界@名無史さん:01/09/27 23:22
>>23
ドイツ騎士団も最初は対ムスリムだよ。
元「イェルサレムの聖母マリア病院チュートン騎士修道会」が
13世紀にバルトに進出。

リヴォニア騎士団やドブリン騎士団は最初から対東欧武装布教団。

26 :ガージー:01/09/27 23:55
そういやテンプル騎士団て別名ホスピタル騎士団だけど
英語のホスピタルの語源かな?
おもに巡礼者の治療とかやっていたらしいね

27 :世界@名無史さん:01/09/28 00:10
>テンプル騎士団なんですが、話題にする場合、切り口が三つあるんです。つまり
>
>(1)その成立と聖地での活動に関する史実
>(2)騎士団の壊滅とその裁判に関する史実
>(3)その後に現れたテンプル騎士団の「神話」(はっきり言ってほとんどトンデモ系)

とのことなんですが、(1)に関しての切り口に含まれるかもしれないんですが
テンプル騎士団には活発な商人として活動という側面も特色としてありますよね。
24さんのおっしゃったように橋口倫介先生などが書かれた入門書には万遍なく
(1)、(2)について包括的に書いてあるんですが、商業活動について特化し
て書かれた本ってのはほとんどないようです。その分野に興味があるのでどなた
かご存知の方いらっしゃったら教えていただけませんでしょうか。

それと私もテンプル騎士団の神話(トンデモ?)には興味あります!
莫大な富を蓄積していた騎士団の財宝はどこにいったのかとかね(w
まぁほとんどが没収されたんでしょうがやはりおもしろいですねぇ。

28 :世界@名無史さん:01/09/28 00:15
ホスピタル騎士団は聖ヨハネ騎士団の別名だよ。
聖ヨハネ騎士団は「イェルサレムの聖ヨハネ病院(ホスピタル)騎士修道会」が正式名称。

29 :世界@名無史さん:01/09/28 00:18
エルサレム・聖ヨハネ救護騎士修道会(のちのホスピタル騎士団)
修道騎士会の先駆けらしいです。

原語でいうと
・the Order of the Hospital of St. John of Jerusalem
・ホスピタル騎士団(Knights Hospitaller)、または聖ヨハネ騎士団とも

テンプル騎士団(Knights Templar)の別称はソロモン神殿騎士団ですね。

30 :世界@名無史さん:01/09/28 00:50
テンプル騎士団のトンデモ話にはいろいろありますね

ジャック・ド・モレーの呪い
テンプル艦隊
テンプル騎士団の財宝
消えたテンプル騎士

まぁこっから全部もってきただけですが(w
ttp://www.sf.airnet.ne.jp/~tram_kn/trpg/coc/tuo/knightstemplar4.htm

他には前述の聖杯伝説といったところですか。
他になんかあるんですか?

31 :リトル愚礼:01/09/28 00:52
テンプラ騎士団?鬱だ…
が、最後のころのテンプル騎士団、決して頭から穴まで
堕落してたわけではないみたいっす。
最後の総長は、フランス王相手に、堂々と騎士団無罪の弁論をし
世間にその態度をたたえられたとか。
で、騎士団弾圧は、熱心だったのはフランスだけで
イギリスは、財産没収が関の山。
フランス王フィリップ四世の陰謀というのは、公然の秘密だったよう。

で、騎士団の財宝の大部分は、聖ヨハネ騎士団に引き継がれた。
(無論、それ以上にフランスの国庫に入った)
フランス王家は、官僚制の整備やら、
イングランドとの抗争やらで物入りで
テンプル騎士団の財産に目をつけた。

32 :妄想野郎:01/09/28 01:02
このテンプラ騎士団と台湾の置かれている状況って
重なる部分ないかな?

33 :世界@名無史さん:01/09/28 01:14
聖堂騎士団はサバトをやってたそうなんですが…トンデモなんでしょうかね?

34 ::01/09/28 01:20
まともな本(クセジュ)とかは1)がメインで2)はさらっと(経済的な視点?で)かかれていて
3)についてはある意味意図的に避けてるみたいですね。

でも、フーコー読んで以来、じつはその「トンデモ」系が実は最も重要な部分ではないかと思うようになりました。
トンデモ系ってのは別に現代だけではなく、15,16世紀にも大勢いて、それが結果的に文明ってやつを
牽引していったのではないかな、とか。嘘からでた誠といいましょうか、啓蒙思想の人為的に作られた象徴としての
役割といいましょうか。

35 :世界@名無史さん:01/09/28 01:36
おもろい、、
勉強してみよっと。

36 :世界@名無史さん:01/09/28 01:45
バフォメットあげじゃ

37 :世界@名無史さん:01/09/28 01:56
バフォメット=マホメットと聞きましたが。

38 :コピペですが・・・:01/09/28 02:05
バフォメット
:テンプル騎士団が崇拝されていたとされる偶像。ゴシック建築によく見られるガーゴイルのような悪魔の像や、両性具有
の神人像に比定されることもあるが、一般的には髭を生やした男性の頭像とされる。
 バフォメットを「マホメット」の転訛形とする俗説もあるが、最新の研究によれば、
この言葉は「アトバシュ」と呼ばれる特殊な暗号を適用したものであり、解読すると
「ソフィア」(グノーシスの同義語)になるという。一方、異端審問の記録には
テンプル騎士たちが「頭」を崇敬していたとするくだりも何ヶ所かあり、これをドル
イド教の頭蓋骨崇拝と関連づける考え方もある。

39 :コピペですが・・・:01/09/28 02:13
   バフォメット 《Baphomet》  出身地:アイルランド
サバトを支配する悪魔の王。その姿に定説はないが、一般的には角の間に五芒星を抱き、
烏の翼を持ち、人間の女性または両性具有の体を持つ山羊の姿で描かれる。
テンプル騎士団に崇拝されていたと言われるが、これはフランス国王と教会が、強大な
経済力を持ったテンプル騎士団を陥れ、その財産を強奪するために仕組んだ奸計であり、
完全なぬれぎぬである。
バフォメットは、現代の黒魔術でもサバトの山羊として、悪魔と人間の仲介者の役を負う。

40 :( ´D`)ノ:01/09/28 02:13
>>37

バフォメット
・・・・サバトの山羊と呼ばれるデーモン。主に魔女たちによって崇拝
されていて、一般的には山羊の頭と黒い羽を持つ人間の姿で描かれる。
イスラム教のモハメットが訛ってできた名前だと考えられるが、
ギリシア語の五芒星形を表すbaphemetous、あるいは中世ラテン語で
「天」を意味するbaphusが語源だという説もある。
テンプル騎士団が、このバフォメットを崇拝していたということだが、
すべてはそれに敵対していた勢力が流した情報なので、かなり疑わしい。

とのことなのれす。フィリップ4世はエゲツナイのれすねぇ・・・。

41 :( ´D`)ノ:01/09/28 02:14
うぼぁッ! か、カブったのれす・・・。

42 :コピペですが・・・:01/09/28 02:16
すんません
でもうぼぁッって・・・(w

43 :36:01/09/28 02:20
う。レスがのびてる。ピエール・クロソフスキーとかいう人の
ポルノ小説っす。たしか。

ていうか、皆さんがおっしゃるソレです。

44 ::01/09/28 02:43
>>40
裁判の過程で、フィリップと微妙に立場を異にする教皇が介入していますね。
フィリップが全てをでっちあげたというのもなんか怪しい気がするのですが。
フィリップ・ノガレって何かこのへんに絡んでるんですか?

45 :Krt:01/09/28 10:58
>>27
>テンプル騎士団には活発な商人として活動という側面も特色としてありますよね。
>24さんのおっしゃったように橋口倫介先生などが書かれた入門書には万遍なく
>(1)、(2)について包括的に書いてあるんですが、商業活動について特化し
>て書かれた本ってのはほとんどないようです。その分野に興味があるのでどなた
>かご存知の方いらっしゃったら教えていただけませんでしょうか。

既にお読みかな、とは思いますが、篠田雄次郎「聖堂騎士団」中公新書(品切れ?)が
邦語文献としてはそれに該当します。新書ですから一応出来事を包括的に捉えた本なのですが、
著者の実際の関心は騎士団の多国籍企業的な側面にあったらしく、その面の記述が厚いですし、
また巻末書誌にはその方面に特化した氏の論文「聖堂騎士団の謎ーー株式会社の始祖として、
今日に至るまで欧米経済人が常に範と仰いだ幻の集団」「季刊中央公論経営問題」1972年秋季号
が自薦されています。よほど大きな図書館でないと見つからないと思いますが、ご参考までに。
欧文のものは上記の新書及び雑誌論文に挙げられている巻末書誌を参考になさってはいかがですか。
残念ながら私の持っている英語の単行本にはその方面に特化したものはありませんでした。

>>30
あと「運命の槍」(ヒトラーも執着したというキリストの脇腹を突いた「ロンギヌスの槍」)
なんてのも。これは普通、チュートン騎士団がらみで語られるのですが、オカルティストの一部は
これもテンプル騎士団と結びつけるみたいです。それとなんと言ってもフリーメーソン関係ですね。

>>34
>でも、フーコー読んで以来、じつはその「トンデモ」系が実は最も重要な部分ではないかと思うようになりました。
>トンデモ系ってのは別に現代だけではなく、15,16世紀にも大勢いて、それが結果的に文明ってやつを
牽引していったのではないかな、とか。嘘からでた誠といいましょうか

これは私もある程度、同意します。実は騎士団についてのトンデモ系伝説の根はもっと深い
(処刑と同時代の知識人への影響を含め)のではないかと思われる節があるんですね。
まともに読んでないけど(笑)Partner,Peter:The Knights Templar & thier Myth:Destiny Books
あたりは、その神話の形成がどのように行われていったかの解明に重点をおいた本みたいです。

46 :27:01/09/28 12:29
>45
わざわざお調べくだすって有難うございます。
その本は読みたいなとは思っていたのですが
なにぶんみかけないもので・・・。
今度頑張って探してみます!!
国会図書館にはあったんですがねぇ。

いろいろ騎士団神話の本もあるよう
なので探して読んでみたいですね。

47 :ガージー:01/09/28 14:57
ありがとうございました
なるほどねおもしろいなー

48 ::01/09/29 22:19
>>46
以前からKrt様にお聞きしたかったのですが
「フーコーの振り子」はどのように捕らえればいいでしょうか?
「ああこの人は全部一通り読んでモノわかって書いてるんだなあ」という思いと
「所詮エーコだって人間、思い違いや勘違いもあるに違いない」てな思いと。

#しょせん小説やないけ、言われたらそれまでなのですが。

49 :Krt:01/09/30 16:54
テンプル騎士団研究に関する現代の権威の一人 Malcolm Barber は
The New Knighthood :A History of the Order of the Temple:Cambridge
という一巻本の概説的研究書の最後で特に一章を割いて、テンプル騎士団に関する伝説や
それを主題にした小説について語っています。そこでのエーコの小説に関する評価は
"a massive satire" というものなのですね。これは風刺と訳してしまうと少し意味がずれてしまう
ような何物かを現す言葉だと思います。つまり1980年代に至る戦後イタリアの社会文化的情勢が
完璧にわかっていることと、西洋社会に深く根を下ろしている様々な陰謀史観的妄想について
これまた理解していることが作品理解の第一前提なのだと宣言されているようなものです(笑)。
 さらに構造的な面から言えば、Satire というのは馬鹿にする対象に危険なぐらい近づいてこそ
風刺に味が出るのだから、場合によっては当然返り血を浴びる物だし、またそこに独特の悲喜劇も
生じうる。そういったジャンル独特の構造というのは「知」一般の構造に似てもいるわけで、
だからこそ Satire というのは極めて知的なジャンルであることをも理解してなくちゃならない。

例えば「振り子」の中の、左翼本はファッション的に流行らなくなったからオカルト物に切り替える。
これからはヘルメス趣味が大衆にとっても知識人にとってもホットだぜ、みたいな出版社の態度は、
ある時期のイタリアにおける「ラディカル・シック」(上流階級の一員たるもの、過激派の
一人や二人、友人ないし愛人にもっていないと粋じゃない、なんていうヴィスコンティの
「家族の肖像」なんかで描かれていた風潮)の裏側にあった軽薄さを思い起こさせます。
しかし、エグイものの流行をすぐ近くの高みから見物したいというラディカル・シック的願望が
最後にはテロの頻発と自分たちもその中に巻き込まれる結末に至ったのと同様、「知の仕掛け人」
としてテンプル騎士団の謎を追っていった主人公達は結局、高見の見物どころか自分たちが
底なし沼の真ん中にいることに気づかされるわけです。対象を高所から見下ろそうとするのが
「知」のあり方なら、それは結局「世界の全ての隠された秘密を解く鍵」のようなものを必要とし、
探求することになる。だがそれは当然挫折するわけで、求める者は欲求不満に陥らざるを得ない。
そしてその時こそ主人公の言う「あらゆるものに関係する何者か」としての「テンプル騎士団」が
知そのものの空虚につけ込むいかがわしき願望の象徴として立ち現れてくるという訳です。

たしかに詳しく検証してみれば、思い違いや勘違いもあるただの小説なのかもしれませんが、
これまた「薔薇の名前」と同様、我々読み手の教養が試される本なのだと思いますよ。

50 :AIR SHIP:01/10/04 21:47
騎士修道団の活躍に付いて詳しく、手に入れやすい本として、「塩野 七生」著の「
海の都の物語」がお勧めだと思います。 本屋に行けば並んでいると思います。

51 :50+α:01/10/05 00:11
>>50
十字軍騎士団   橋口倫介  講談社学術文庫
ロードス島攻防記 塩野七生  新潮文庫

52 :世界@名無史さん:01/10/05 05:16
おっ、あがってる。
ちなみに騎士修道会ですね。

橋口倫介氏は数冊騎士修道会について
の本をだしてらっしゃいますね。

53 ::01/10/06 00:31
>>49
どうもありがとうございまする。
なかなか奥が深そうで参考になりましたです。
satireには自嘲っぽい意味も感じられますね。

テンプル騎士団マニアの捜し求めているものと
現代の科学者や哲学者のそれと
どのくらいの本質的差があるのが漠然と考えるこの頃でした。

54 :世界@名無史さん:01/10/07 16:45
このスレッド読んで、いま買ってから10年くらい放り出しておいた「フーコーの振り子」
今、初読書中です。

Krt氏のカキコ読んだとき、
「えーっ。そんな本なの?」
と失礼ながら氏の文章に不信感を持ったものですが・・・・うーん。
こりゃ私が悪かった。
Krt氏の書評はてきせいですね

55 :世界@名無史さん:01/10/09 11:38
メロヴィング家の生き残りがテンプル騎士団に匿われてて
その生き残りがじつはイエス・キリストの末裔で
テンプル騎士団はメロヴィング家を再び王位に就けるべく活動してるプリウレ・ド・シオン団
という組織の一部、
という事かいてた本もあったな。

56 :世界@中世騎士団好きさん:01/10/27 00:56
自分でなく誰かにageてほしかった。

57 ::01/11/03 11:17
なんか寂しいのであげー

58 :Krt:01/11/03 12:46
古いスレが上がってるんで、記念に一言。
55氏も挙げている「レンヌ・ル・シャトーの謎」自体はトンデモ系だと思うけれど、
扱われている個々のネタ自体の起源は古いんですね。
 もともと南仏には、イエスの死後、ラザロやマグダラのマリアたちが「聖杯」を携えて
マルセイユに上陸し、これをアリエージュ地方の洞窟に隠したという伝説があって、
これに例のアルビジョワ十字軍の攻撃により、本拠地モンセギュール城で玉砕した
異端カタリ派の物語が結びつくわけです。
 まずは1244年3月2日、落城寸前のカタリ派側に、突然攻城側が前代未聞(*1)とも
言うべき寛大な条件の和平案を提示した、という歴史上の謎があるわけです。しかも
この交渉の前と後の二回、籠城側の幹部数人が何かを持って密かに城を出た、という事件が
あったらしい(これを行った人物名は落城後の異端審問時に一人を除き記録されている)。

問題はこの持ち出された「何か」、即ち「カタリ派の宝」が何であったのかということです。
ごく普通に教団再興用の資金であったという人もいるわけですが、中には想像力旺盛な人もいて、
これこそが隠されていたあの「聖杯」(*2)であり、実はモンセギュールで信者達と共に戦ったのも
聖杯を護持するテンプル騎士団だったのだ、という伝説も生じたわけです(既に妄想モード突入)。
さらには、聖杯(Saint-Graal,元の綴りは san-greal)とは、実は王の血(sang-real)の証であり、
イエスとその妻であったマグダラのマリアとの間の子孫こそが旧メロヴィング王朝の始祖だという
衝撃の事実を示す、(聖杯ならぬ)この証が表沙汰になるのを恐れた当時のカペー王朝の人々が
土壇場で籠城側に闇取引を申し出たのではないのか、というのがこの妄想説の帰結なわけです。
全体としては電波系だけれど、カタリ派とテンプル騎士団との間の思想的親近性(*)を指摘する人は
いるわけで、この方面に限っての研究ならば最近、正統史学の側からも出ている見たいです。

(*1)城の明け渡しには二週間近くの猶予が与えられ、兵士は罪に問われず、異端信仰を
捨てれば、異端審問所での供述を行うことを条件に、みな釈放が保証された。
(*2)現実にはカタリ派の異端審問の時の記録を含め、今日に残るテキストには「聖杯」と
カタリ派とを結びつけるような記録はないそうである。
(*3)簡単に言うとグノーシス起源、マニ教起源の善悪二元論の異端説ということになるのか。

59 :1:01/11/13 17:30
久々にきましたがまだ生きてたんだこのスレ(感動
しかしKrtさんのレスは勉強になるな〜。

60 ::01/11/13 19:53
ツールーズの場末の飲み屋とかで安ワインでも飲みながら
Krt氏とかあやめ殿とかのお話をお聞きしたいものでありますな
ピラデの店でもよいけど

61 :世界@名無史さん:01/12/08 10:09
テンプル騎士団は、聖地エルサレムを
異教徒から防衛する十字軍騎士修道会の
エリートだよね。

あと、修道士の禁欲を徹底したホスピタル騎士団とかある。
こいつらはロードス島に逃げた。

62 :ちんぽ:01/12/08 10:42
テンプルを異端審問にかけたフィリップ4世(カペー朝)
って、リチャード獅子心王(イギリス)と戦った人?

63 :世界@名無史さん:01/12/08 12:38
時代が合わんだろ。それくらい調べろ。<オーギュストとライオンハーテッド

ところで、テンプル騎士団ってエリートなのか?
確か、イェルサレムの貧乏騎士団とか言われてたんじゃなかったか?

64 :世界@名無史さん:01/12/08 12:41
>>62
それはフィリップ2世オーギュスト。

カタリ派の本拠地のあったラングドック地方というのは
確か10世紀頃まで森林におおわれていた所だったと思った。
んで、おもに地中海貿易の中継点として沿岸が開発されていったので、
ラングドックのカタリ派とエルサレムのテンプル騎士団との間の
思想的親近性というのは両者の直接的な関係によってではなく、
貿易や両所を行き来する人々の仲介によって出来たのではないかと思う。
ようするにエルサレムの方から知識がラングドックに流れたのではないかと。
以上、私の妄想ですが。

65 :ジャレル:01/12/09 02:23
>>45
>篠田雄次郎「聖堂騎士団」中公新書

その本、学生の時に読んだことあるけど、ドキュソ系の本じゃない?
ジャック・ド・モレーたちの裁判と東京国際軍事裁判を同列にむすびつける
あたりがとくに。後半あたりはカルト的だったし。

66 :世界@名無史さん:01/12/12 17:11
ラングドックの地名の語源って何だっけ?

67 :世界@名無史さん:01/12/12 19:53
フランス語の南部方言「オック語」という意味だ。<langue d'oc
日本で言うと近畿地方を「関西弁」とか呼んでる感じだな。

68 :世界@名無史さん:01/12/12 23:26
辻由美「太陽寺院事件」新潮oh!文庫

カルト教団の集団自殺事件を扱った真面目なノンフィクションです。
この本の中で、現代フランスのネオ・テンプル運動事情について触れていますが、ヨーロッパのオカルトの後ろ暗い利権が形成されてるようです。
トンデモが極右テロ組織やマフィアの資金源にされてるのですね。
レンヌ・ル・シャトー伝説の現状も、そういう利権の絡んだ情報操作の一種のようです。

69 :Krt:01/12/13 16:16
>>64
実はこのカタリ派とテンプル騎士団の思想的類似性の問題は凄く複雑なのだと思う。
この問題を立証するためには少なくとも以下のことを確かめなくてはならないだろう。

(1)本当にテンプル騎士団は異端信仰に染まっていたのか?
(2)もしそうだとしたら、それはどのようなものだったのか?
(3)それはカタリ派の信条と明確な類縁性があるのか?
(4)もしあるとしたら、それはなぜなのか?

いづれも難問だし、ことに(1)と(2)はそうだ。だからここでは(1)(2)(3)が全て肯定的に,即ち
騎士団がカタリ派と類縁性のある異端信仰を持っていたと仮定してみよう。結果生じる疑問は、
(4)それはなぜなのか?なのだが、(a)両者が全く無関係に自然発生したとは考えにくく、むしろ
(b)両者は過去における一つの思想的源泉からの末流であるか、(c)両者の間には人的交流等の
直接的関連があり、そこから同様の異端信仰を持つようになった、と考えるのが理にかなう。
私は(もし仮定(1)(2)(3)が成り立つなら)、(4) の原因は恐らく(b)だろうと思うのだが(*)、
(c)の可能性も実は捨てきれない。というのは64も指摘した地中海交易による交流のみならず
(ただこれはラングドックというよりもイタリア諸都市におけるカタリ派の存在を考えるべき)
ラングドックにはテンプル騎士団の大所領があり、現地での直接の接触も十分考えられたからだ。

(*)カタリ派の思想には肉欲(ひいては結婚)の拒否、物質世界を悪としその世界の造物主である
旧約聖書の神を嫌悪する考え、善悪二元論といった古代グノーシス派の影響が顕著だし、比較的
穏健なブルガリアのみならず、過激厳格なビザンツのドゥラゴヴィツァ教会派ボゴミルの影響も
大きいだろう。騎士団の信仰内容に関してはビザンツの諸宗派や、聖地におけるグノーシス派や
新プラトン派の洗礼を受けたイスラム系宗教哲学との接触による影響を想定することができる。

ところで64は少し誤解しているようだが、カタリ派は別にラングドック固有の宗派ではなく、
12世紀においては全西欧(南仏、西、伊、独、英)に広まっていた東方起源の異端思想であり、
南仏は信仰が特に盛んだった地域に過ぎない。H.グルントマン「中世異端史」創文社によれば
この派の異端者が最初に審問にかけられたのは1143年のケルンにおいてだったという(p.43)。

70 :Krt:01/12/13 16:17
>>65
この本が出た76年という時代はまだ左翼の影響力が強い時期で、篠田は当時の右派だったから、
この本の中にも左翼リベラルに対する嫌みがちりばめられ、今となっては読む者を鼻白ませる
ことは確かだろう。しかし私がざっと眼を通した限りでは、「極東軍事裁判」に関する言及は
ただ一カ所(p.146)、フィリップ四世による騎士団裁判手続きの不法性・不当性を怒ってこれを
極東軍事裁判にたとえた箇所だけで、これをもってこの本全体を「ドキュソ系」と評価するのは
どうかと思う。ただ篠田は歴史家ではないので所々間違いと思えるような記述がないでもない。
とはいえ、今日本で手に入りやすい橋口倫介やレジーヌ・ベルヌーの本が原典以外にはもっぱら
英仏系の研究書に頼っているのに対し、篠田の本はドイツ系の文献に依っているところにその
特色があり、そのせいか類書(も殆ど無いが)にはない情報が相当あって、それだけとっても
この本には十分に存在意義があるのではないだろうか。

なお付け加えると、テンプル騎士団に対する裁判はどこでもこれほど不当だったわけではない。
例えば近年その裁判記録の英訳 [The Trial of the Templars in Cyprus: A Complete English
Edition: by Anne Gilmour-Bryson: Brill] が出たキプロス島における騎士団の裁判などは、
少なくとも途中までは拷問なども行われず極めて公正なものだったらしい。ただ最後の瞬間に、
騎士団に敵対的だった王 Henry 二世を退け総督の地位についていた Amaury de Lusignan が
ニコシアで手足切断の変死体で発見されるという怪事件が起こって Henry が王として復位し、
しかも間の悪いことにその時、法王クレメンス五世から拷問によって取り調べるべしという
回状が届いたために、裁判は中断され(良くわかってはいないのだが、恐らくは)騎士達も
拷問の末、多くの幹部が地下牢に幽閉され獄死していったらしいのである。この一連の事件の
背景に何か陰謀があったかどうかは不明ではだがこれもテンプル騎士団を巡る謎の一つである。
(cf. Malcolm Barber:The Trial of the Templars: Cambridge UP: p.216-220)

>後半あたりはカルト的だったし。

ここはちょっと意味が不明なのだが、テンプル騎士団そのものを一種のカルト集団と見なすのは
十分可能な見方とはいえ、この本で篠田が騎士団を特にカルト的に崇拝しているとは思えない。
篠田の騎士団に対する評価は、その合理的な組織形態や精神が近代軍隊や株式会社の組織形態や
精神に影響を与えたという点であり、これをもって「カルト的」と評するのはいかがなものか。

71 :テンプレ騎士団:01/12/20 03:26

   γ⌒`ヽ、
   (  ∧∧ `)
  彡ゝ(,,゚Д゚)ノ
    ハ~∽ハ
   /∪oV∪ヽ
   〜 |,,ノヽ|〜ヽ.
     し´`J

72 :鉄・ハエ:01/12/20 14:23
なんかAOKですごく強かった気がする

73 :世界@名無史さん:02/01/03 06:57
昔「テンプル」を「宮殿」の意味だと思ってた知りあいがいたなぁ。

74 ::02/01/03 09:33
ぼーっと読み返して素朴な疑問

彼らが駐留していた「神殿」って現在の「岩のドーム」でいいんでしょうか?
ソロモンの神殿は破壊され、その後再建され、ヘロデがこれを補強し、さらに破壊された
という風に理解しているのですが、12世紀初頭はどういう状態だったんでしょうかね。

#イスラエルは現地調査とかしていないんでしょうか?

75 :世界@名無史さん:02/01/03 16:01
>>73
こめかみかとおもたよ。

76 :世界@名無史さん:02/01/04 02:19
>>74
この間岩のドームの下の洞窟にいってみたらジャック・ド・モレーにあったよ。
聖櫃の見張りしてるだってさ。退屈そうだったので東風荘教えてあげた。
あと2chも。

77 :わぐなー:02/01/04 23:36
あげ
いずれにせよ騎士団ってロマンティックな響きありますねー
「レンヌ・ル・シャトー」みたいなトンデモ話を含めて
(以前世界不思議発見でやってたけど、いかにもテレビ向けですね)

誰か「聖杯騎士団」、「パルジファル」の薀蓄を語ってほしい

78 :世界@名無史さん:02/01/05 00:02
>>77
俺にとってチュートン騎士団にはロマンのかけらも無い。
あいつ等が信仰していたのは富と権力のみだったからな。
関係無いのでSAGEて下さい。

79 :世界@名無史さん:02/01/05 00:11
>>74
http://www.ldolphin.org/kingdom/ch5.htmlによると、
岩のドームじゃなくて、アル・アクサ・モスクらしいですよ。
http://www.al-aqsa.com/AQSAMosque.html
写真を見るとたしかに宮殿っぽい。

80 :世界@名無史さん:02/01/06 18:24
age

81 :世界@名無史さん:02/01/06 19:19
>>78
そうですか。私は3騎士団の中で今でも騎士として生き残ってる
独逸軍のチュートンクロスにロマンを感じます。

82 :世界@名無史さん:02/01/07 03:54
『北の十字軍――「ヨーロッパ」の北方拡大』/講談社/山内進
これでも読みましょう。

83 :世界@名無史さん:02/01/07 17:18
ブランデンブルク選帝侯が、ドイツ騎士団(チュートン騎士団)団長
となって、それから両者が合併してプロイセン王国となったんですよね。

その前には30年戦争での生き残りとかあって興味深いところです。

84 :世界@名無史さん:02/01/08 20:32
>>83
そのあたりからプロシアと露西亜の隆盛が始まって
ポーランドの没落が始まるのさ。
16世紀のポーランド=リトアニア国はヨーロッパ有数の大国だった、念の為。

85 :世界@名無史さん:02/01/10 01:43
今日「夢の中の騎士」という本を読みました。(サスペンスロマンもの?)
テンプル騎士団の財宝が絡む話です。雰囲気があって面白かったです。

>44
ギョーム・ド・ノガレは王の命令のもと、宗教裁判担当では。
拷問により、騎士から望むがままの自白を引き出したらしいです
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/akira16/index7-6.html
によると、「ノガレの両親は異端として処刑されており、 教会や騎士団
に対し激しい憎悪を抱いていた切れ者」とのこと。

ところで。本当に言ったのかが謎ですが、総長ジャック・ド・モレーの呪
い、ってすごい。
本当に教皇、フィリップ、他が死んでしまっているので。

86 ::02/01/10 08:28
>>85

>>44では「フィリップ・ノガレ」って書いてしまいましたが確かに「ギヨーム・ド・ノガレ」ですよね。
失礼いたしました。彼の家族の宗教的立場については く・せ・じゅ 「カタリ派」に軽く触れられてたような
記憶があります(現在手元に無い)。

>>85のリンク先にあったパリ市内の「テンプル地区」についてはいろいろ話があるのですが
ネタ本がこれまた現在手元に無い。探し出して読み直しておきまする。

87 :世界@名無史さん:02/01/10 10:22
ノガレの両親はカタリ派だったの?

88 ::02/01/10 11:02
1260年Toulouse近辺で生誕・・・てことですからアルビジョワである可能性は大でしょうね。
Catholique Encyclopediaでは

he was one of the chief counsellors of Philip the Fair, of France
(1285-1314), said to be descended from an Albigensian family and

となっていました。

http://www.newadvent.org/cathen/11089a.htm

また、例のアナーニ事件のとき、教皇がNogaretをアルビ系の子孫、というて
罵倒したことが伝えられてるようです

89 ::02/01/10 11:42
>>85
ジャック・ド・モレーの「呪い」については、Geoffroy de Parisの年代記に記述があるらしい。
「子々孫々まで」は正確には「13代まで」ですね。慣用句のかもしれませんが。

ノガレの子孫の権勢は3代程度で終わったようですが、1789年前後に
Anne Joseph de Louet de Nogaret de Murat
なる女性が確認されています。これが何代目なのかはわかりません。

ところで、ド・モレー教団ってのがあるようです。日本にも支部あり。(中央区入船)
www.demolay.org

君も入団して未来のリーダーになろう
奨学金制度もあるよ!

90 :世界@名無史さん:02/01/10 17:23
ブランデンブルクって30年戦争の時代に
どっち側についたんだっけ?

91 ::02/01/11 00:18
>>85
すみません、>>89の内容の確認が取れない、嘘書いたかもしれない。
Geoffroy de Parisの年代記には具体的な「呪い」の記述は無いようです。

92 :世界@名無史さん:02/01/11 01:44
カタリ派により知りたいと思い、検索で調べたところ、「カルト教団とその事件簿」といページに
あったので驚きました。
そういえばカルトなのかな
>るさん
サジェストありがとうございます。ノガレの子孫がいたのに驚いています。(て、よく考えれば
あたりまえか)

93 :世界@名無史さん:02/01/11 01:51
ド・モレー教団のページ、拝見しました。
まさかフリーメーソン?

94 :グローバリー:02/01/11 01:58

巨額詐欺の疑いのある、グローバリーについて

掲示板を拝見されてるの皆様、新年あけましておめでとうございます。
掲示板の趣旨とは直接関係ない話で申し訳ないのですが、この世の中では許せない事があります。

http://www.max.hi-ho.ne.jp/sakimono/index.htm

この会社はありもしない儲け話をでっち上げ、巧みに客の財産を聞き出し、全財産を巻き上げます。

2002年になりましたが、一向に改善する気配すらなく、悪質化は進む一方です。
この会社の営業は世間の皆様の迷惑になっています。

それだけではなく、殺人事件なども実際に発生し、新聞ザタになっています。

みなさんもこちらの掲示板に投稿し、悪徳会社に騙される不幸な人が増えないようご協力お願いしま
す。


http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=q&board=8745

また、この書き込みを見て賛同頂ける方はこの内容をコピーしていろんな掲示板に書き込みをお願いします。


 

95 :世界@名無史さん:02/01/11 09:13
>90
ブランデンブルク選定候は新教側のひとだったけど、上手く立ち回り
結果的に30年戦争での惨禍を比較的蒙らずに済み、後の強国プロシア
への基礎を作り、「大選定候」と呼ばれている、、って感じではなかったかな。

ちなみに7人の選定候は大司教3人+世俗の候4人だけど
世俗のプファルツ、ザクセン、ブランデンブルクの3人がカルヴァン派だったり
ルター派だったりするけど新教のひとであるとこにもってきて、もう1つの
選定候ポストのボヘミア王にボヘミア議会がプファルツ選定候を選んだのが
30年戦争の一番最初のイベントでした。

96 :世界@名無史さん:02/01/11 09:30
選定候ってずっと7人制で入れ替えていったのかな

97 :世界@名無史さん:02/01/11 19:15
最後は9人制だ。ハノーヴァーとバイエルンが追加された。
ちなみに一般的な訳語は「選帝侯」だが「選挙侯」という表記も。
間違えやすいが「侯」だ。

98 :世界@名無史さん:02/01/11 22:43
>89
レスありがとうございます。
やっぱり子孫は絶えた?のでしょうか。すごい…

99 :世界@名無史さん:02/01/14 20:16
>>96
各ランクの諸侯と3人の聖界の代表者で構成された。

100 :世界@名無史さん:02/01/15 01:51
テンプル騎士団の論文は読まずに捨ててます。

101 :世界@名無史さん:02/01/15 20:01
>100

なぜ?

102 :世界@名無史さん:02/01/16 05:22
となりのスレッドに載ってました。
これ見たこと有ります?
http://www.kcc.zaq.ne.jp/dfahy603

なんか関係あるのかな?

103 :世界@名無史さん:02/01/16 13:37
「新たなる理念を掲げた騎士団として、セントアンドリューオブエルサレム騎士団は再興されました」
みたいですね。前にあった騎士団ではない?ようだが…

でもプリンスダグラス殿下の存在が謎です…
実在の家名なのでしょうか。

104 :世界@名無史さん:02/01/16 13:38
>102のサイトはMIDIが鳴りますので。会社などの方はご注意

105 :世界@名無史さん:02/01/16 21:05
>>103
よく読むと1232年に結団された騎士団が
一度トルコの攻撃とかで滅んで
それを再興したと書いてある。
プリンスダグラス殿下?
おれには
バロンオカベの方が謎だが・・・

106 :世界@名無史さん:02/01/16 21:17
>>103
>>105
全くの新設騎士団だね。(というか、騎士団ごっこ)

わずか20年程度で消滅し、それ以降は全く活動していない騎士団を
再興したと言われてもね〜。

107 :世界@名無史さん:02/01/16 21:23
http://www.internationalscams.com/Prince_Douglas_returns.htm

称号ビジネスっていうもんみたいだよ
要するに学位ビジネスって半分詐欺みたいなんあるけど
(「〜国際大学〜博士」とか名乗って馬鹿にされる)

勝手に騎士団とかをでっちあげて称号を授与してはいけない
という法律はないからね、私らも勝手にお茶の流派を作って
家元になって、名取のお面状なんか発行しても罪には問われんでしょ。

関係ないのでさげておく

108 :世界@名無史さん:02/01/17 16:47
なるほど<ビジネス

ちよっと騎士気分て感じでしょうか。爵位も授けておるようだ。
バロンオカベと言う人も、プリンスダグラスという人に爵位を
授けられたみたいですね
…ごっこ遊びみたい(汗)


109 :世界@名無史さん:02/01/17 21:20
このごっこの常套手段は
「(公共の団体に)寄付をしてこんなに表彰されました」
ていうどっかの国の巨大教団(公称700万人の信者をもつ)
がおこなっているのと同じような手段をとっていること。
ユニセフや難民を助ける会、ベトナム社会主義共和国へも
この騎士団日本代表部は寄付を行っている。
騎士や「貴族」(かなりあやしいが)の集団を
名乗る連中が社会主義国へ寄付とは
なんとも笑える。
まあ、それで貧しい子供の一人でも助かれば
それにこしたことはないが。。。。

110 :世界@名無史さん:02/01/20 04:16
騎士団挙げ

111 :世界@名無史さん:02/01/20 04:28
そういえば、2ヶ月くらい前あった、あの妙なスレッドはどこいった?
「ハイソサエティ」だか「中世貴族になりきる会」とか

112 :世界@名無史さん:02/01/26 03:38
心のこもった10円より、
心がこもってなくても100円。

113 :世界@名無史さん:02/01/31 19:40
>>112
そのとおり!

114 :世界@名無史さん:02/01/31 22:26
テンプルちゃんが〜タクトを取れば〜♪

115 :世界@名無史さん:02/02/11 01:33
騎士団あげ

116 :世界@名無史さん:02/02/16 15:40
童貞じゃないと入会できないってホントですか?
入会したいなら、童貞は守ったほうがいいのでしょうか?
男とならイイのですか?

117 :世界@名無史さん:02/02/16 19:55
>116
道程でなくてもいいと思う(奥さんが死んだ後に、騎士として身をささげる人もいたのでは)
騎士団に入団した以降はもちろんできないけど。
男色も禁止だったよ。(でも実際はありそうだ…)

118 :世界@名無史さん:02/02/19 04:26
騎士団万歳

119 :世界@名無史さん:02/02/24 13:38
>>117
童貞の意味が違うと思われ。正妻のない独身者くらいの意味では?

120 :世界@名無史さん:02/02/24 14:39
>>119
神にお使えする騎士に何を言うかなん。
童貞じゃないとは入れないんじゃよ。聖騎士団なり。

121 :世界@名無史さん:02/02/25 16:21
>119
あ、そういうことね。失礼。
まったくの未経験って受け止めてしまった。
(そういう人もいたでしょうが)

122 :  :02/02/25 17:37
テンプル騎士団のライバルはホスピタル騎士団です

123 :世界@名無史さん:02/02/25 17:51
自分だったらどの騎士団に入りたい?

124 :  :02/02/25 18:09
ホスピタル騎士団に入りたい

125 :世界@名無史さん:02/02/26 07:06
ホスピタル騎士団って、今もあるんだよね?
聖ヨハネ(マルタorロードス)騎士団がいいなーと思ったけど、同じもの?でしたっけ
(ヨハネ=ホスピタル)

126 :世界@名無史さん:02/02/26 11:47
「アイヴァンホー」に出てくる、レベッカをさらっちゃう悪役の騎士って、
テンプル騎士団の人?

127 :世界@名無史さん:02/02/26 15:47
http://www.laughingowl.com/aleta/Knightsandsecret.htm
で、見るとそうみたい。
っていうかアイヴァンホーも騎士団?

128 :世界@名無史さん:02/02/26 15:49
アイヴァンボーまともに読んだことが無いのだけど、聖堂騎士でも結婚できるのだろうか?
(もちろん騎士団を止めてってことでしょうけど)

129 :世界@名無史さん:02/02/26 15:49
有名な騎士団は
テンプル
マルタ
騎士団の二つだけ?
チュートン騎士団というのがあった気がするけど…

130 :世界@名無史さん:02/02/26 20:56
>>129
ブルゴーニュ公フィリップ(善良公、ル・ボン)が創設した
「金羊毛騎士団」
もあります。
ハプスブルク家の君主は、その流れをくんでいましたので、この「金羊毛勲章」を
つけていました。


131 :世界@名無史さん:02/02/26 22:16
>>129
十字軍時代の三大騎士団は

聖ヨハネ騎士団(ロードス、マルタ、ホスピタル)
テンプル騎士団
ドイツ騎士団(チュートン)

このうち現存するのは聖ヨハネ騎士団のみ。
ただし、ドイツ騎士団はプロイセン公国となり、ドイツ帝国を経て現代のドイツの母体に
なった、とも言える。

132 :世界@名無史さん:02/02/26 23:20
マンガだけど「サラディンの日」面白いよ(・∀・)!!

133 :世界@名無史さん:02/02/26 23:22
>130
騎士修道会と金羊毛とかガーター(イギリス)みたいな
世俗の騎士団はまるで別物なんで同列に考えない方がいい。


134 :世界@名無史さん:02/02/26 23:44
騎士修道会と言うと独立国家を目差してたとこだよね?
タンネンベルクで負けておじゃんになったけど。

135 :世界@名無史さん:02/02/27 01:09
>134
それはドイツ騎士修道会でしょ。聖ヨハネもテンプルも
騎士修道会であるのには変わりないよ。

136 :世界@名無史さん:02/02/27 08:11
>132
今度漫画喫茶で見てくるよ

137 :世界@名無史さん:02/02/27 08:13
そうか、騎士団には世俗騎士団と修道騎士団
の二つがあるんですね
後者のことしか、頭に無かった



138 :世界@名無史さん:02/02/27 08:13
>131
分かりやすい解説に感謝

139 :世界@名無史さん:02/02/27 21:03
今の時代に戦闘騎士団があったら、ちょっと面白い気がする…

140 :世界@名無史さん:02/03/03 12:54
>>131
は間違い。
テンプル騎士団はいまでも現存。

http://www.osmth.org/index.html



141 :世界@名無史さん:02/03/03 13:06
>>131
リヴォニアのドイツ騎士団は、領土の一部がポーランド王を主君とする
クールラント公国になりました。
西方ではハプスブルク家の下に細々と存続し、現在ウィーンに本部が
置かれています。


142 :世界@名無史さん:02/03/03 13:10
>>140
19世紀に結成したDQNな団体を挙げられてもなぁ。

143 :世界@名無史さん:02/03/08 15:03
上のセントアンドリューオブエルサレム騎士団日本総領事部発行の
メルマガとってるんだが、今週号見てたら
「テンプル騎士団と同盟」みたいなことが書かれてた。
それってこの上の「テンプル騎士団」だろうか・・・・
それと「聖ラザロ騎士団」とも交流ありということも
書かれていた。
「聖ラザロ騎士団」って、あのハンセン病治療で知られた
「聖ラザロ騎士修道会」のことだろうか?
新設(あるいは復活?)騎士団でも、かつての
名門騎士団の名前をなるので、その団体の正当性とか
まったくわからないのだが・・・

144 :世界@名無史さん:02/03/08 21:47
天ぷら騎士団、プッ

145 :世界@名無史さん:02/03/10 07:57
すでに日本支部あるらしい・・・

http://www.ordotempli.org/latest_templar_news.htm

146 :天麩羅騎士:02/03/10 12:35
    ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_        /i
   ;'・д・、、:、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
   '、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
    `"゙' ハ~∽ハ
      /∪oV∪ヽ
      〜 |,,ノヽ|〜ヽ.
        し´`J


147 :世界@名無史さん:02/03/10 16:47
英語だとKnights Templersだから、ますます「天ぷら」だよな。

148 :世界@名無史さん:02/03/10 20:52
○ Knights Templars
× Knights Templers 
ま、どっちにしても天ぷら。

149 :世界@名無史さん:02/03/11 22:39
現在あるのはホスピタル騎士団だけ?

150 :世界@名無史さん:02/04/15 00:28
age

151 :世界@名無史さん:02/04/15 01:17
結束を固めるテンプル騎士団age

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