5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

法哲学

1 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 01:42
司法試験板よりこっちのほうがいいだろう。
さァ存分に語っておくんなさい。

2 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 02:56
M・E・マイヤーって知ってる人いる?
法学部のドイツ書研究というゼミで、この人の法哲学の著作を
すこし読んだ。
ゼミの先生は裁判官出身の人。法律家にとって、法哲学といえば
新カント派につきるようだ。ラートブルッフとか。


3 ::2001/02/23(金) 03:09
マイヤーって刑法学の方では少し聞く名前ですけどね。
違法性と構成要件について述べた人。法哲学では全然聞かないな。
単に私が不勉強なだけだろうけど。

>法律家にとって、法哲学といえば 新カント派につきるようだ
これはこれはでちと悲しい。英米系だったらドゥオ−キン、
大陸系だったら、法ヘルメイノイティックな人とか、レトリック論、トピク論、
法的議論やっている人の方が参考になるような気がするけど、実務の人には。
去れとも、最初から法哲学には期待してないのかな。一種の教養としての効果しか。
私も新カント派の人好きですけどね。


4 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 06:59
とりあえず、「20世紀の法思想」中山竜一 岩波書店を読もう



5 :吾輩は名無しである:2001/02/23(金) 07:53
ハートはどーですか




6 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 13:12
恒藤恭はどうですか

7 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 13:21
>>3
仕事の合間にカントをちびちび読むのが良いんです。カントだけ
一生かけて読んでもいいんです。
飲んで帰った日も、原書を五行だけ読むことにしてます。
毎日五行ずつ原書をちゃんと読みなさいというのが、師の教えです。
                    
                     以上、某判事談

8 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 14:10
>7
カントを5行!
大抵、ぶんの途中でおわり、になっちゃうじゃない。


9 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 14:19
>7

燗斗で五升飲むってことだろ

10 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 14:23
>>8
das..............begriff
まで読んで後は次の日に読むんです。

11 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 14:26
der
でした。

12 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 23:10
ケルゼンまんせー

13 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 23:14
法実証主義VS自然法の宿命の対決


14 ::2001/02/23(金) 23:20
ちょうど今、ケルゼン『正義とは何か』読んでます。

15 :考える名無しさん:2001/02/23(金) 23:25
>>5

ハートって不完備契約の理論の
ハートですか?

16 ::2001/02/23(金) 23:46
>15さん
ここでいわれているのはH・L・Aハートのことでしょうね。
不完備契約というもの自体何の事だかわからないで、今ネットで調べたのですが、
経済学とか経営学とかの用語ですか?
多分関係ない人だと思われます。


17 :考える名無しさん:2001/02/24(土) 00:14
D・コーネルが3月の末に来日するね。公演会もあるようです。
『情況』によると

3.21立命館 14-
3.23京大法学部 13-
3.25中大駿河台記念会館 14-
3.26東大駒場図書館 16-
3.27東大駒場図書館 16-

時間・会場は変更の可能性もあるので3.17発売の号で確認してね、だってさ。

18 :考える名無しさん:2001/03/31(土) 03:34
age

19 :考える名無しさん:2001/03/31(土) 03:57
すごい生意気言って悪いですけど、なんか、みなさん読んでる文献が古い
ような気がしなくもないのですが。

とりあえず、日本語でお勧めの教科書はこれかな?
田中成明「法理学講議」

20 :考える名無しさん:2001/03/31(土) 09:25
長尾龍一の本はユーモアもあって好きです。

21 :考える名無しさん:2001/03/31(土) 10:51
長尾龍一は、まじめに読んだ事ないですけど、いろんなことに手
を出しすぎて、まとまりがないという話は聞いたことあります。

22 :考える名無しさん:2001/03/31(土) 10:55
何か文献や人名ばかり、名前が挙がって面白くないな。
みなさんは
どのような法律を作るべきか(正義論、価値論etc)
どのように法律を作るべきか(制度論、法の一般理論、方法論)

のどっちに興味があるの?

23 :22:2001/03/31(土) 10:59
あ、あと、上のとは別に
「法律はない方がよいか?法律がなくても秩序は弄できるか?」
という議論も面白いと思うが。

24 :22:2001/03/31(土) 11:01
あ、すまん。
23は「弄」→「維持」に直して。
誤変換です。

25 :考える名無しさん:2001/03/31(土) 12:45
私も、価値論に関しては興味があります。
他国の法制度の排除として使われる公序理論ですが、あれがいったいどの程度の守備範囲を
持っているのかなんて面白い議論になるように思えるのですが。
価値相対主義の観点からのお話が伺えればと思います・・・。
勝手言ってすいません。

26 :考える名無しさん:2001/03/31(土) 12:48
森末伸行・・・。

27 :考える名無しさん:2001/04/01(日) 12:42
所有論の「法」哲学的含意を教えていただけませんか?

28 :考えない名無しさん:2001/04/02(月) 00:01
>>27
ジョン・ロックをお読みください。
ヒュームはロックの所有論を批判していることもご注意下さいませ。

29 :27:2001/04/02(月) 04:44
>>28
レスありがとうございます。
参考にさせていただきます。

法学について語る板がほしいです。
司法試験板はチョット・・・

30 :考える名無しさん:2001/04/02(月) 05:28
アラン・ライアン著 森村進・桜井徹訳『所有』 昭和堂刊
なんか概括的で参考になります。

31 :考えない名無しさん:2001/04/02(月) 06:40
>>29
どういたしまして。そうですね。政治思想板もだめですしね。
法哲・政哲関係はここでやりませんか?



32 :7=10:2001/04/02(月) 13:37
法律相談板はどうか?

33 :29:2001/04/03(火) 01:17
>>30
レスを頂きありがとうございます。
>>32
やっぱり法律相談板は法「学」ではないですよね。
そういうスレ立ててまともなレスがくるか・・
>>31
門外漢ですが、しばらくここにお邪魔になります。


34 :考える名無しさん:2001/04/06(金) 15:01
埋もれてしまいそうなので、さらに書き込みさせていただきます。
多分こちらに書き込むことは、それほど的外れではないように思いますので・・・。
「法と経済学」について、
transaction costが高いとremedy in law (damages)、低いとinjunctive reliefという、
Posnerの理屈がさっぱり理解できません。bilateral monopolyという概念も含めて
端的に説明していただけたらと思います・・・。
よろしくお願いいたします。


35 :考える名無しさん:2001/04/08(日) 04:55
>>All
功利主義はパレート最適と同じかどうか?どうおもいますか?


36 :考える名無しさん:2001/04/11(水) 16:40
院試に使えるコンパクトな法哲学のいい教科書ありますか?
それにしても、法哲学の教科書って殆ど終わっているような気がしません?



37 :考える名無しさん:2001/04/11(水) 19:31
法規範の妥当根拠って、解明されたんですか?

38 :考える名無しさん:2001/04/12(木) 02:30
>>36
田中成明「法理学講義」でいいんじゃないの?

教科書というより日本の法哲自体が終わってるかもな。
小林せんせいは辞めちゃったし。

39 :考える名無しさん:2001/04/12(木) 03:41
有斐閣Sシリーズ「法思想史」もまとまり方はいいと思う。

40 :考える名無しさん:2001/04/12(木) 07:54
>>38
「小林せんせい」って、小林公先生?

>>37
そんなに簡単に解明されたら、法「哲学」じゃないんじゃないの?
それに、正義論が流行だから、妥当根拠とかやってる少ないみたいよ。



41 :利茶度・露呈:2001/04/12(木) 09:01
神戸大の飯田に期待しよう。

42 :考える名無しさん:2001/04/13(金) 01:53
>>40
小林和之

43 :考える名無しさん:2001/04/13(金) 03:37
 私は社会学科の2年生です。法哲学や倫理学の知識はないに等しいのですが平尾透さんの
『倫理学の統一理論』(ミネルヴァ書房 2000年)ってどういう評価なんでしょうか?
全部は読んでいない(読めるほど知識も思考力も足りていない)のですがまえがきだったか序章だったかの、
意気込みがすごかったのは覚えてるんですが・・・。社会学関係の本では井上達夫さんと森村進さん、倫理学畑
かもしれませんが川本隆史さんや大庭健さんなんかが良く出てきます。


44 ::2001/04/13(金) 07:38
>小林和之
一瞬、誰だがまったくわからなかったけど、1999年度法哲学年報に過激なこと書いてた人ですね。




45 :名無しさん:2001/04/16(月) 17:44
そう、バカ狩りね(笑)

HPあるから見てみれば?

46 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

47 :考える名無しさん:2001/04/17(火) 00:18
哲学板まで来て荒らすかなあ。
もっと荒らして楽しいところいっぱいあるだろうに。

48 :考える名無しさん:2001/04/17(火) 03:01
定番としてはヘーゲルの「法哲学講義」だろ。
高くてまだ買えてないんだけどね

49 :考える名無しさん:2001/04/17(火) 05:26
>>27
森村進著『ロック所有論の再生』(有斐閣 1997)もいいYO!

50 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

51 :考える名無しさん:2001/04/26(木) 11:54
>>36です。情報ありがとうございます。
>>38
『法理学講義』は持ってますが、手を広げすぎでまとまりがないし、学説の単なる
カタログでしかないような気がしました。青林書院から出てる三島ほか共著の『法
哲学綱要』も講義で読んだけれど、ひどい内容でした。あんなレヴェルで教授にな
れるとは・・・。

>>39
有斐閣の『法思想史』読んでみます。

>>36
妥当性論は結局、パスカルが言ってたように、それを遡っていけば存在しないとい
うことになるでしょう。そして、その「神秘的基礎」は慣習に求められるというよ
うに実効性論に議論はずらされる。

しかし、正義論がはやりだすとみんなそっちに行っちゃうとはどういうことだ?
大学院でも正義論ばっかりなんですか?



52 :考える名無しさん:2001/04/26(木) 12:03
ヘーゲルの『法権利の哲学』の入門書を加藤尚武さんが青土社から出し
ていたけど、読まれた方います? 感想希望。



53 :考える名無しさん:2001/04/26(木) 12:08
>>51
イノウエタツオ氏が、正義論の研究者だからというのも大きいんじゃな
いの?東大法哲学の流れは未だに影響力あると思う。

「法理学講義」はカタログ的になってしまうのは仕方がない。今まで
はカタログさえなかったんだから。

54 ::2001/04/26(木) 19:38
>52さん
読んだけど。よくわかんなかった。悪い本じゃないんだろうけど。
寧ろ哲学プロパーのヘーゲル専門の人に感想聞いたほうがいいかも。

>51さん
>妥当性論は結局、パスカルが言ってたように、それを遡っていけば存在しないとい
うことになるでしょう。

慣習、実力、承認、つー感じですか。ただ、存在と当為の二元論になれちゃった私としては、
ケルゼンの根本規範説に親しみを感じるのですが。

>しかし、正義論がはやりだすとみんなそっちに行っちゃうとはどういうことだ?
大学院でも正義論ばっかりなんですか?

大学院は知らないけど、名和田先生とお話させていただいたとき、今の法哲学では正義論は特殊な位置
−特別重視されている−にある、というようなことを聞きましたが。


55 :考える名無しさん:2001/04/27(金) 12:31
正義論に興味ない人間にはつらい状況だなあ。
ところで、妥当性論の自然法論と法実証主義の対立は、ベンヤミンの「暴力批判
論」に対して何か応答しているのかな。法哲学でベンヤミンがまともに取り上げ
られているの見たことないような。デリダのベンヤミンの「暴力批判論」を扱っ
た『法の力』の翻訳者は、法哲学研究者だったけど、あの人の場合、メインはデ
リダになるのか。


56 :考える名無しさん:2001/04/27(金) 12:43
森末伸行さんの学会での評価ってどうなんですか?
何の捻りもなく廣松物象化論を適用しているだけとか、そんなもんかな?

ところで、法哲学で古典的な問題(例、自然法論対法実証主義)をやるには、どこ
の大学院がお勧めですか? 熊大の院っていい人います?


57 :考える名無しさん:2001/04/27(金) 12:55
自然法論と法実証主義の対立って、今も有効なテーゼなんでしょうか?
個人的には、どっちもどっちのような気がするのですが。。

正義論は、「どのような法をつくるべきか?」の議論の範疇だから、避け
ては通れないでしょう。もし、研究者になるつもりなら、少なくとも学
生にこの部分を教える必要があるのでは?_

58 :いちご姫:2001/04/27(金) 17:27
>>35
そもそもパレート最適を善とみなしてよいか、という水準から功利主義の議論は始
まるのでは?素人だから全くの勘違いかもしれないですけど・・・・

59 :考える名無しさん:2001/04/27(金) 17:46
今日、自然法はどのような文脈で正当化されているのですか?


60 ::2001/04/27(金) 19:20
>55さん
ベンヤミンでなくて申し訳ないのですが−私も読んでないし−。
デリダの「法の力」に関してはアメリカの法哲学では結構流行っているみたいです。
「とりあえず」中山竜一「二十世紀の法思想」岩波書店をお勧めしときます。

>57さん
>自然法論と法実証主義の対立って、今も有効なテーゼなんでしょうか?

おそらく形而上学的な自然法論はかなり辺境においやられたと思われますし、
人間本性から自然法を導く理論も同様な気がします。
ただ、後者に関しては、自然法とはいわないまでも、社会的諸条件から
法であるための条件、を導くタイプの議論が後継者なのかなあ。
取り合えずハート・フラー論争あたりを見てみるべきなのかなあ、と。

ジョセフ・ラズとかはそういう問題にもう飽き飽き、といった感じらしいですし、
ドイツでは自然法と法実証主義の間を抜けた解釈学的知見を用いた第三の道、
というようなことが語られています。アルトゥール・カウフマンとか。
寧ろ今の法哲学の流行は、−上にあげた中山氏に従えば−言語論的転回なのではないか、と。

61 :ななしボン:2001/04/29(日) 23:47
>60さん
中山氏の本は、「言語論的転回」を軸に
20世紀の法理論を読み直すものであって、
「言語論的転回が現在の法哲学の流行である」とは
言ってないのでは?
法哲学をやっている方で「言語論的転回」に意識的だった人は、
むしろ少数派では?

62 :名無しの権兵衛:2001/04/30(月) 00:40
 >61さん
 確かに哲学に比べ、法哲学において言語論的転回に意識的な人は少
ないかもしれません。
 しかし、田中成明教授は、単なる記号論における意味論ではなく、語用
論をとってます。
 さらに正義論で、ロールズは知らないですが、ドゥオーキン(ハートの
弟子)も言語論的転回を意識した書きっぷりになっています(『法の帝国
』)。
 とくに、個人的に注目しているのは、憲法学の長谷部恭男教授ですが、
この人の最近の論文集『比較不能な価値の迷路』(第4章、第8章)もヴィ
トゲンシュタイン(後期)を出発点にしているといってよいと思います。
 しかし、言語論的転回そのものはマニアックですし、かつその影響を
見いだそうとすればいくらでも見いだせます。つまり例えば、具体的な
実定法で戦っている人も、言語論を重視している人といえるのでしょう
し。つるつるの論理言語(分析哲学)を法哲学で用いている人なんてい
るのでしょうか。みなざらざらな大地(日常言語)に立っていらっしゃ
るのでは?
 井上達夫教授も終わりなきコミュニケーションと言ってますし。終わ
りなきというのも、一応言語論的転回の射程範囲にはいるでしょう。
 では、買いててむなしくなるので、この辺で。

63 :ななしボン:2001/04/30(月) 01:02
>62さん

61です。
たいへん勉強になりました。多謝。
長谷部教授はいろいろと新しいものがお好きなようですから、
言語論的転回という言葉を使っておられるかもしれませんね。
しかし、田中成明教授、井上達夫教授もそうだったとは!

ちなみに、私は、哲学プロパーの人でも「言語論的転回」に
意識的な人は案外少ないんじゃないかという感触を持ってます。




64 :ななしボン:2001/04/30(月) 01:04
>62さん

61です。
たいへん勉強になりました。多謝。
長谷部教授はいろいろと新しいものがお好きなようですから、
言語論的転回という言葉を使っておられるかもしれませんね。
しかし、田中成明教授、井上達夫教授もそうだったとは!

ちなみに、私は、哲学プロパーの人でも「言語論的転回」に
意識的な人は案外少ないんじゃないかという感触を持ってます。




65 :考える名無しさん:2001/04/30(月) 01:06
ロールズはクワインの影響を受けていると聞いた事があります(現代
思想の冒険者達シリーズ参照)。しかし、どこに影響を受けてるのかは
失念してしまいました。つるつるの論理言語で勝負したくないというよ
りは、分析哲学に目配せできないだけでしょう。本気で目配せしようと
思ったら、フレーゲ、ラッセル、タルスキ当たりの現代論理学を勉強し
ないと。



66 :ななしボン:2001/04/30(月) 01:07
多重カキコ、ごめんなさい。

67 :考える名無しさん:2001/04/30(月) 01:07
田中成明と井上達夫はハーバーマスの影響じゃないの?

68 :考える名無しさん:2001/04/30(月) 03:05
>67
んなこたぁないでしょ。
ハバーマス、読んでないわけないとはいえ。

69 ::2001/04/30(月) 04:05
>61さん、62さん
どうもです。言語論的転回という言葉もたぶんに射程の広い用語のように思いますし、
62さんの言うように見出そうと思えばどこでも見出せるのかもしれません。
私自身は哲学プロパーではないので、たいしたことは言えないのですが。

>61さん
>法哲学をやっている方で「言語論的転回」に意識的だった人は、 むしろ少数派では?

あまりに個人的なことで申し訳がないですが、私の法哲学の先生は結構言語論的転回を
意識して、講義をなさっていたところがありましたが。
あと、長谷部先生は結構法哲学マインドを感じますね(笑

>68さん
井上さんはともかく、田中さんはハバーマスの影響は強いと思うのですが。

70 :考える名無しさん:2001/04/30(月) 04:17
>言語論的転回

ローティーが、『言語論的転回』ってアンソロジー編んで、
解説もしているから、それにあたるのが最良かと思います。
邦訳はあるかどうか知りませんが、Amazonで手軽に買えますよ。
もちろん図書館にもあると思います。

71 :ななしボン:2001/04/30(月) 05:23
>69さん
その先生はきっと偉い先生です。よい方に当たりましたね。

>70さん
邦訳はないですよ(たぶん、これからも出ないでしょう)。
この論文集にかんしては、興味のある方は英語でということ
になりますね。邦訳があるものでは、上にあがっていた中山氏
の本でも紹介されているハッキングやバーンスタインなんかが
よいのではないでしょうか。あと、現在手に入るかどうか
わかりませんが、パスモアという人の『哲学の小さな学校』
も、こうした流れを知るには便利な本だったように記憶します。

72 ::2001/04/30(月) 07:43
>『言語論的転回』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0226725693/qid%3D988583922/249-9448256-9030727

これっすね。ハッキングも持ってるけどまだ読んでないなあ。

73 ::2001/04/30(月) 07:46
どうでもいい話だけど、>>62さん
>みなざらざらな大地(日常言語)

この言い方って清水幾太郎あたりからきているのでしょうか。
それとも一般にこういう言い方するのですか?
格好いい表現だなあ。
 

74 :名無しの権兵衛:2001/04/30(月) 11:21
 どうも62です。
 いろいろご教示いただきありがとうございます。
 まず、ざらざらな大地ですが元ネタは、ヴィトゲンシュタイン『哲学探究』
107節です。
 次に、田中教授、井上達夫教授ですが、たしかに、言語論的転回の影響と言っ
てしまうよりは、ハーバーマスを参照していると言ったほうが正しいと思います。
といっても、私自身がハーバーマスについて、よくわからないことがあるので、
ハーバーマスには言及しませんでした。
 ハーバーマスはドイツの批判理論家として登場し、当初はヨーロッパ型普遍思
想を自認していたのですが、1970年ぐらい(?)にルーマンと論争やってシ
ステム理論家に転向していたとは聞いているのですが。そこで、コミュニケーショ
ンを重視しているようですが、彼のコミュニケーション論を端的に知らないのです。
誰かご教示下さい。
 言語論転回の影響をどこにでも見いだしうる(可能性)と書いてしまいましたが、
正確にはどこにでも見いだしてしまう私です。つまり、ヴィトゲンシュタインの影
響を自分自身が強く受けてしまっているせいなのです。
 したがって、「言語論的転回の影響」の問題を客観的に話すのは、私よりみなさ
まの方がふさわしいことと思います。  

75 :ミック@GWまんせー:2001/04/30(月) 11:22
「ざらざらな大地」by大御所ウィトゲンシュタイン

≪我々は歩きたい。そのためには摩擦が必要である。ざらざらした大地に戻れ!≫(PU107節)

≪我々がなすべきことは、それらの語を形而上的使用から再びその日常的使用へと連れ戻すことである。≫(同116節)

 この辺が出所かと。
 ところで、僕も「言語論的転回」の包含する範囲がどこまでかは、気になっていたところです。前呼んだ論文だと、デリダ・バルト・栗捨てヴァなんかも含まれてたし、フッサールやWを指して使うこともあるようだし、曖昧な印象をもっていたところです。 

76 ::2001/04/30(月) 11:35
>62さん、ミックさん
あ、ヴィトゲンシュタインですか(無知 ありがとうございます。
ということは清水がヴィトを引っ張ってきたのか。『倫理学ノート』でもヴィトに言及してたし。

77 ::2001/04/30(月) 11:37
>「言語論的転回」の包含する範囲

ガダマーやクーンを入れてる記述を見たことがありますです。
その妥当性を判断する能力は私にはまったくないですが。

78 :名無しの権兵衛:2001/04/30(月) 12:31
 62です。
 ガダマーについて。ガダマーといえば、解釈学ないし対話です(両者
の関係は知らない)。まず、解釈学ですが、彼は解釈学的共同体を措定
します。そして、解釈が妥当性を持っているのか、その解釈学的共同体
の検証を経ることになります。解釈学的共同体は、弾力的な概念で、例
えば、民法の解釈であれば、民法学会がその中心になるのでしょう。ち
なみにガダマーを、ドゥオーキンが参照し、ドゥオーキンを、内田貴教
授が参照する、といった形で、日本ではすこし注目を受けているようで
す。内田教授は、『契約の再生』で強くうちだした関係的契約理論を、
従来型の正当化(モダン理論、プロセス理論)ではなく、解釈学的正当
化といった形で正当化されています。そこで、法解釈が妥当であるかは
その解釈に関わる当事者のいる社会(共同体)の規範に照らして妥当か
によると主張しています(この点を、刑法の前田雅英教授に似ていると
、知り合いに言うと、否定されてしまいましたが)(『契約の時代』)。
 この解釈の過程で、対話というのが重視されるかもしれませんが、わ
たしの知る限りではありません。
 次に、クーンですが、彼のパラダイムという概念も、上記ガダマーと
類似の構造をとっているのがわかると思います。つまり、パラダイムと
いうのも共同体と結びつくと思います。あるパラダイムによると(ニュ
ートン物理学)、時間は絶対であるが、別のパラダイム(アインシュタ
イン以後)によると、時間は相対的である、とか(うーんこの例は少し
はずしましたか)。またまたですが、内田貴教授はこのパラダイムとい
うの概念を重視してらっしゃいます。上記理論の提示を、パラダイムの
転換といってらっしゃいますし。
 ところで、分析哲学についてなんですが、日本の法哲学者、とくに碧
海純一教授などは、よく勉強なさっていらっしゃると思いますが。特に
彼の教科書の、意味論の説明は、よかったのですが、しかし、あのよう
な定義の仕方云々といったものは、他の法哲学者はあまりやっておられ
ないので、分析哲学(論理言語)をやる人は少ないと感じたのですが。
ちなみに、亀本洋教授はお詳しいようです(近々教科書を出されます)。
 以上、長々とすいません。

79 ::2001/04/30(月) 12:48
62さんの書き込みに関連して。
これは哲学ドキュソの書き込みだとおもって読んでいただきたいのですが、
言語論的転回とは「一定の言語使用を可能とする条件(例えば、あるものを指差して
その上で特定の単語を発した場合、それはその物体とその言葉が写像関係にある
−って写像なんて言葉、この文脈で使ってていいのか、俺−、ようなもの)を
意識した哲学潮流」と考えていいのでしょうか。
その言語使用の条件を担保しているのが、ヴィトであれば共同体?、クーンであればパラダイム、
ハートであれば法的プラクティスのように。

80 ::2001/04/30(月) 12:51
>碧海純一教授
例えば、法の定義をめぐる問題ですね。学問上の便宜として用いろ、というような。
非常に面白く読めましたが、「法哲学の教科書」として適切なのかははなはだ疑問です(笑

>亀本洋教授
ノイマンの翻訳出された方ですね。教科書出されるのですか、楽しみにしてますです。


81 :53=65:2001/04/30(月) 12:53
分析哲学については、ここの「科学哲学・分析哲学を基礎から教えて」に
いろいろ書いてあるので、少しは参考になるのでは。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=philo&key=987628518&ls=50

>>67
個人的には、碧見純一や井上達夫や嶋津格あたりの大御所がなぜあそこま
で、カール・ポパーに影響を受けまくってるのかがよくわからない。

>>69
長谷部センセって、「法の臨界」にも何か論文書いてましたよね。




82 :81:2001/04/30(月) 12:55
碧海でした。誤変換すいません。

83 ::2001/04/30(月) 13:03
>81さん
>長谷部センセって、「法の臨界」にも

「法の臨界」一巻の「文化の多様性と立憲主義の未来」ですね。
長谷部先生の論文集、「比較不能な価値の迷路」にも収められています。

こっちのほうが注釈が細かく、また、三ページほど加筆されているみたいです。
個人的には、碧見純一や井上達夫や嶋津格あたりの大御所がなぜあそこま

>で、カール・ポパーに影響を受けまくってるのかがよくわからない。
碧海先生や嶋津先生はポパー学会の会長かなんかでしたっけ。
嶋津先生に関してはリバタリアンに親和的みたいですから、
ポパーに影響受けても不自然ではないと思いますが。


84 :考える名無しさん:2001/04/30(月) 13:19
>>57
勿論、自然法論対法実証主義の対立は有効なテーゼではないでしょう。が、この
対立に対する明晰な批判は提出されてしかるべきでしょう(誰かがゴミ掃除をし
ないといけない)。このテーゼ自体は、ベンヤミンに限らず、カントでも持ち出
せば簡単に批判できてしまう程度のものです。そもそもカントを読んでいるはず
の法哲学研究者がこれを批判していないことがおかしい。正義論だ何だと目新し
いものに唾をつける前にやるべきことがある。

正義論も必要最小限は勉強するかな。
>>59
上にあげたデリダの『法の力』なんかは、形を変えた自然法論だと言おうと思え
ば言えると思う。つまり、デリダは法権利と正義を区別していて、正義とは、法
権利を脱構築していった果てに見出される脱構築不可能なものだといっていて、
これを自然法論と法実証主義に重ね合わせれば、自然法=正義、実定法=法権利
とアナロジカルに把握される。そしてここで重要なのは、何々でないという否定
性によって規定される正義は、その実質的な内容を欠いた空虚な概念であるため、
その内容に対する批判を受け付けないことでしょう。それゆえ、自然法は常に実
定法を批判しうるということになり、自然法論の優位は確保されるということに
なる(勿論、これは詐術ですけど)。


85 :考える名無しさん:2001/04/30(月) 13:38
>>60
『法の力』ってアメリカの法哲学会での講演集でしたよね、確か。
自分が読んでみた感想としては、そう面白いものではありませんでした。上に書い
たように脱構築可能なもの=法権利、脱構築不可能なもの=正義という図式的な感
じで。
日本の法哲学会でもデリダとか所謂フランス現代思想って受け入れられているんで
すか? 自分のイメージでは、フランス現代思想ってアカデミズムから拒絶されて
いると思ってた(実際、ゼミの法哲学の教授は、そっちの知識が全然なかったし)。


86 :53:2001/04/30(月) 17:26
>>83
嶋津氏がリバタリアニズムに親和的なのはわからなくもないが、ポパー
はリバタリアンに親和的なんですか?そのへん、よければ説明していた
だけますか?

>>57
そういえば、自然法論対法実証主義の対立って、いつのまにかうやむやに
された感じですね。ちなみに、84さん的にはどのようにこれの落とし
どころをつけようとしてるのでしょう?

質問ばかりですいません。

87 :53:2001/04/30(月) 17:30
>>57
ではなく
>>84
でした。さっきから、書き込みミスばかり。

あと思ったのは、ジョージ・ソロスって一応、ポパーの信奉者なんだ
よね。。


88 ::2001/05/01(火) 23:35
>53さん
>ポパーはリバタリアンに親和的なんですか?

しばしばハイエクとの関係が語られる事があると思います。
これは人間関係としても、思想的な類似としてもそうなのですが。
ハイエクとポパーを比較すれば、ポパーの方がより福祉国家に好意的とされますが。

ポパー自体の思想はトライアル・アンド・エラーを基礎とするものな訳で、
これを社会に応用するならば、基本的に人間の作為に基づく立法に好意的な態度をとらないと思います。
リバタリアンは社会の自生的な慣習を重視しますが、ポパーにもそういうところがあると思います。
その反社会工学的性格によるものですね。


89 :名無しさん:2001/05/01(火) 23:42
>>88
ポパーが「反社会工学的」?
『歴史主義の貧困』とか読んでますか?

90 ::2001/05/01(火) 23:44
ユートピア社会工学とピースミール社会工学を区別した書き方するべきだったか。

91 :89:2001/05/02(水) 00:03
>>90
ポパーが後者だとして、「反社会工学的」の意味は?
「社会工学」はふつうは後者の意味だと思うけど。

92 ::2001/05/02(水) 00:06
>91
>ポパーが後者だとして、「反社会工学的」の意味は?
反ユートピア社会工学を意図したつもりです。

>「社会工学」はふつうは後者の意味だと思うけど。
そうなんですか?ちょっとその辺よくわからないです。


93 :89:2001/05/02(水) 00:14
>>92
手元に本がないから分からないけど、
ポパーは「ユートピア社会工学」などという表現をしてないんじゃない?
だって、マルクス主義という歴史主義に対するアンチテーゼとして
「ピースミール社会工学」という概念を出したわけでしょ。

94 ::2001/05/02(水) 00:22
>だって、マルクス主義という歴史主義に対するアンチテーゼとして
「ピースミール社会工学」という概念を出したわけでしょ。

私も手元に本がないので、わからないのですが。

>だって、マルクス主義という歴史主義に対するアンチテーゼとして
「ピースミール社会工学」という概念を出したわけでしょ

つまり
(一般に言う)社会工学=(ここでいわれている)ピースミール社会工学
マルクス主義的な歴史法則主義=ユートピア社会工学

ということでしょうか。
特に私はポパーを真面目に勉強したわけではないので、89さんの言っていることが正しいのかもしれません。
ただ、小川原誠著『ポパー』をみるとユートピア社会工学とピースミール社会工学を
対置させた書き方をしていますが。
勿論、ポパー自身はそういう書き方をしていない、というのであれば
私には反論することはできないです。


95 ::2001/05/02(水) 00:28
で、私は形容詞を何もつけないので、「社会工学」という言葉を
「ユートピア社会工学」なりマルクス主義に代表されるような「歴史法則主義」の
意味で使っていたので。
「社会工学」という言葉は形容詞無しなら「ピースミール」社会工学を意味する、
のであれば、上の88の書き込みは撤回し、訂正します。


96 ::2001/05/02(水) 00:33
訂正
>で、私は形容詞を何もつけないので、「社会工学」という言葉を

で、私は形容詞を何もつけない「社会工学」という言葉を
です。


97 :53:2001/05/02(水) 00:45
>>88
まあ、僕もそれほどポパーの原書をそれほど読んでないんで、偉そうなこと
を全然言えないんですが(笑)、猫さんの言う通り、ふつうはリバタリアン
って、ハイエク、ノージック(そして、森村進氏(笑))が、同列に語られ
るわけで、そこにポパーの名前が出たので意外に思ったのです。

しかし、どうでしょう?ポパーの言う、トライアル・アンド・エラー(反証)
には、普通の憲法改正や法律改正も含まれるのではないのでしょうか?

98 :89:2001/05/02(水) 00:53
>>94
ネットで調べたら「ユートピア社会工学」という言葉はあるようですね。
すみませんでした。
でも「社会工学」だけでは「ピースミール」の意味を含むことが多いから、
あまり適切な使い方ではないと思う。

99 ::2001/05/02(水) 00:54
>53さん
>しかし、どうでしょう?ポパーの言う、トライアル・アンド・エラー(反証)
には、普通の憲法改正や法律改正も含まれるのではないのでしょうか?

勿論含まれるようです。それが社会工学−今度は正確に使いました(笑−の範囲内であれば。
その意味も含めて、ポパーはリバタリアン度(笑 はハイエク、ノージック、
森村さんに比べれば低いと思います。

ただ、橋本務氏の『自由の論法』ではハイエク、ミーゼスといったがちがちの
自由主義者とポパーを並べていたりしますし。

100 ::2001/05/02(水) 00:55
>でも「社会工学」だけでは「ピースミール」の意味を含むことが多いから、
あまり適切な使い方ではないと思う。

御指摘はありがとうございました。私自身特に意識して上の文章を書いたわけではないので。
今後は意識して使うようにします。

101 ::2001/05/02(水) 00:57
例えば

設計主義対社会工学

という風に用いられるのかなあ。だとしたら私の表現は明らかに不適切ですね。

102 :通行の人:2001/05/02(水) 01:04
ミーゼスとハイエクは多少違うね。
ハイエクのミーゼス批判を読むといいです。

103 ::2001/05/02(水) 01:16
>53さん
>>81個人的には、碧見純一や井上達夫や嶋津格あたりの大御所がなぜあそこま
で、カール・ポパーに影響を受けまくってるのかがよくわからない。

今度は確実に出典が明らかなはなし(笑
碧海氏はもともと論理実証主義の影響を強く受けていたらしいですが、
在米中、カール・フリードリヒという人のゼミで、『開かれた社会とその敵』を
よんだことが一つのきっかけで、論理実証主義から批判的合理主義に転向したらしいです。
その辺が関係あるのか、と。
参考 長尾龍一『法哲学批判』155p


104 :53:2001/05/02(水) 01:35
なるほど、碧海氏は、最初ラッセルにはまって、次にポパーにはまったと聞い
たことがあります(笑)その後、井上達夫氏に伝播し、広く伝わったのかな
(推論)?

105 :考える名無しさん:2001/05/02(水) 03:31
森村先生ってあんまりポパー好きではないですよね。
あんまり哲学の方法論には興味ないみたいな気がします。

106 :考える名無しさん:2001/05/02(水) 13:48
>>101
設計主義に対する言葉としてはポパーのピースミール社会工学に加えて、
ハイエクの自生的秩序(spontaneous order)があります。

107 :考える名無しさん:2001/05/02(水) 23:41
今度法社会学会で島津先生がお茶大に来ますね。5月12日13日。
興味ある人は来れば?
ここの議論読ませてもらったけど、だいたいあってるというか妥当でしょうね。
一応口だけはさんどく・・・

108 :考える名無しさん@107:2001/05/02(水) 23:41
島津じゃなくて嶋津ね。。。訂正

109 :57:2001/05/02(水) 23:49
もしかして、107さんは関係者??

110 :53:2001/05/02(水) 23:53
すいません、上は、57ではなく53です。

111 :考える名無しさん@107:2001/05/02(水) 23:57
ごめん。5月11日〜13日。

嶋津先生のは、5月12日13:30〜17:30
ミニシンポ・・・・司会・・・嶋津先生
              住吉雅美・花田達朗・大澤真幸
題名・・・・・・秩序化の変容と法のプロジェクト

>>109
想像にお任せ。着てみれば??(ニッコリ

112 :考える名無しさん:2001/05/03(木) 03:59
>>111

そうね、1日目の分科会みたいなやつね。開始時間等がよーわか
らんので、今週中にチェキだな。

主には2日目のほうに行こうと思ってんだけど、こっちは結構面
子も興味深いね。

113 :考える名無しさん:2001/05/03(木) 09:21
井上達夫の主著って何でしょ。
本屋でとりあえず『他者への自由』を見つけました。
ほかにも、これはいいぞ、というお薦めの著作はありますか?


114 :53:2001/05/03(木) 11:27
>>113
「共生の作法」が一番有名なんじゃない?「他者への自由」はこれの
続編だと思う。共著だけど、「共生への冒険」の中での天皇制の話も
なかなか面白いんじゃないかと。最近、岩波書店から、「現代の貧困」
って本が出たね。こちらはまだ未読なので、コメントは控えます。

115 :考える名無しさん:2001/05/05(土) 13:28
遅レスだけど、
>>85
>日本の法哲学会でもデリダとか所謂フランス現代思想
>って受け入れられているんですか?

デリダを取り上げるは若干いるけど、その他はだめだろう。
読んだ上で受け入れないというより、そもそもまともに
読んだことが無い人がほとんどじゃないのか?

>>113にあがってる井上達夫の「他者への自由」に短いレヴィナス論が
入ってるけど、初歩的な誤読だらけで、批判も的外れ。

116 :考える名無しさん:2001/05/05(土) 17:53
>>115
全般的に見ればその通りとしか言いようがないけど、
若い世代からはそうでもない人達も(ほんの一握りだけど)
出てきてるよ。

たとえば、最も新しいところでは、関良徳さんという方が
勁草書房から立派なフーコー論を出したよ。

117 :53:2001/05/06(日) 16:24
>>115
井上氏は、ロールズの正義論の議論を前提として、「リベラリズム」を再構築
しようとしている研究者とみた方が自然でしょう。レヴィナス批判の的外れは
まあ、ご愛嬌ということで。。(基本的に彼の専門外です)

118 :115:2001/05/06(日) 18:35
>>116
フォローどうもです。法哲の人とは知らなかったよ。
面白そうな本だと思ったけど、まだ読んでなかった。

>>117
まあね。おれもリベラリズムの研究者としては評価するよ。
偉そうなこと言うけど。
でも、あんなものを平気で出版できるなんて、日本の法哲界には
緊張感が足らないのかとも思う。

119 :考える名無しさん:2001/05/06(日) 21:11
たしかにレヴィナスの議論はゆるいが、
そこまではいい本だぞ。
まあむしろ、わかりもしないレヴィナスを
がんばって読もうとしたその意気を買いたいけどね。


120 ::2001/05/06(日) 21:30
そーいえば憲法学の二重の基準論も批判してましたね、井上さん。
119さんではないですが、専門外にも積極的に口を出す、という意気を買いたいです。


121 :考える名無しさん:2001/05/07(月) 12:35
age

122 :考える名無しさん:2001/05/08(火) 05:10
井上達夫『共生への冒険』読みました〜。
なんというか、10年一昔って感じですね。
ゴーマンの影響かしらん、天皇制をめぐる言説って、ここ10年で激変したようで、
『共生』で説かれるリベラリズムはどこか牧歌的ですね。
いま天皇制について論じるならば、もっと剥き出しの国家権力、右傾化、戦争、
主権などと関連付けて分析しないとダメではないかと。
60年代・70年代のパラダイムが回帰しているみたいです。いや、30年代というべきか。


123 :考える名無しさん:2001/05/08(火) 08:45
ははははははは。

124 :考える名無しさん:2001/05/09(水) 01:53


125 :53:2001/05/09(水) 02:39
>>122
>『共生』で説かれるリベラリズムはどこか牧歌的ですね。

共生への冒険がかかれた頃って、ちょうど、昭和天皇崩御の時期だったのではない
かと思います。それまでは、無味乾燥な存在であった(と思ってた)はずの天皇が
いきなりXデーで戒厳令が引かれたことに関して、井上氏は危機感を持って書いたの
ではないかなと。確かに、現在は、122さんが言うようにそれが拡大してるような気
がします。で、近刊の「現代の貧困」でも、天皇制について記述があるらしいのでど
のように言説が変わっているか興味深いです。

余談ですが、リベラリズムの議論には、社会的背景が結構契機になることが多いのでは
ないかと思います。ロールズの「正義論」がベトナム戦争、「政治的リベラリズム」
が湾岸戦争というように。



126 ::2001/05/09(水) 09:47
>122さん
結構同意。
『共生』もそうですが、『現代の貧困』も、左右の−内部含む−対立に飽きているような
人のための本、ということなのでしょうが。
あの本で、読者としては周縁的な取り扱いを受けていたような人が元気ですね、今は。

>53さん
>現代の貧困」でも、天皇制について記述があるらしいのでど
のように言説が変わっているか興味深いです。

『共生への冒険』に入ってたものを再録したものです。若干の修正とかはあるかもしれませんが。


127 :53:2001/05/09(水) 11:28
>>126
>『共生への冒険』に入ってたものを再録したものです。若干の修正とかはあるかもしれませんが。

ありゃま、そうなんだ。もしかして、「現代の貧困」て、それほど書き下ろし部分が
ない?どうしよう、ちょっと買おうかなとか思ってたのに。再録したということは、
あまり天皇制の部分に関しては、井上氏の言説は変化がないということなんですかね。

128 :猫さんへ:2001/05/09(水) 17:18
ポッパーの「開かれた社会とその社会」について読んでいたら感想を聞かせて下さい。
前からちゃんと読みたいと思っているのですが時間が無くて (ぽ


129 :考える名無しさん:2001/05/09(水) 17:25
上は「開かれた社会とその敵」の間違いです。

130 ::2001/05/09(水) 18:54
>53さん
ただ、『貧困』には「天皇制」論文の付論がついてきています。
これも既発表のものですが。
また、書き下ろし部分は序文の15ページくらいかな。

>あまり天皇制の部分に関しては、井上氏の言説は変化がないということなんですかね。
これは付論に書いてありましたが、井上氏の眼目は天皇制それ自体ではなく、天皇制をめぐる言説
及び現代日本の思想潮流の検討のようです。
その意味では、現代の思想潮流が変わったとしていたら、井上氏の言説は一定の変化をするでしょう。
ま、天皇制に対して変化したのか、と聞かれれば、わからないと答えるしかないですが(笑

>128さん
上巻を斜め読みした程度なので、ちょっと期待に応えられないです。
ただ、この板にはハイエクとポパーを専門にされている方がいるみたいですけど。
数ヶ月に少しお話しました。今でも見ているかな。その人のほうが的確だと思うけど。

131 ::2001/05/09(水) 18:58
ほとんどレスがないけど、社会学板のポパースレ。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sociology&key=974108933&ls=50
哲学板にもあったような気がしたけどなあ。どっちにしろ消えているけど。

132 :122:2001/05/09(水) 21:19
ただいま『他者への自由』も読解中です。
読み終わったらなんか感想書きます。
それにしても、天皇制にしろナショナリズムにしろ、
不思議な現象ですよね。
わたしゃ強烈に惹かれてしまいます。
好奇心半分、恐いもの見たさ半分です。
ミイラとりがミイラになりそ〜です。




133 :53:2001/05/09(水) 21:34
ようやく哲学板のポパースレをサルベージしてきました。
あまり社会科学関係のこと書いてないみたいだけど。
http://mentai.2ch.net/philo/kako/972/972980741.html



134 :128,9:2001/05/10(木) 14:59
猫さん、53さん、どうもすみませんでした

135 :53:2001/05/10(木) 23:03
すいません、話を戻してもうしわけないのですが、亀本先生以外に「言語論的
転回(lingustic turn)」や分析哲学と法哲学のリンクに意識的な先生は誰がい
ますか?

また、亀本先生の論文や著作の中では、どれがこのへんのことを詳しく書いて
るのでしょうか?


136 ::2001/05/10(木) 23:39
>53さん
「言語論的転回(lingustic turn)」に哲学的解釈学を含めてよいなら、
竹下賢『実証主義の功罪』ナカニシヤ出版14ページ以下とか。少しだけど。

137 ::2001/05/10(木) 23:53
あと、まだ全部は読んでないけど、
N・マコーミック『ハート法理学の全体像』晃洋書房
なんかはどうでしょうか。

あと、私も一つ聞きたいことが。
橋爪大三郎の『言語ゲームと社会理論』ってどうすか?信頼していいのかなあ。

138 :考える名無しさん:2001/05/11(金) 14:28
  

139 :考える名無しさん:2001/05/12(土) 00:38
>137さん
橋爪大三郎『言語ゲームと社会理論』についてです。
買っちゃう前に図書館などで借りて、一度ざっと目を通してみてください。
信頼に足ることが少しでも書かれているか否か、すぐわかると思いますよ。

140 ::2001/05/12(土) 01:58
>139さん
レスどうもです。
正確にはもう持ってて、というか読んだことあるんです、大学一年の頃(笑。
もう内容まったく覚えてないのですが、価値があるなら読み返そうかなあ、と思って。
とりあえず、ざっと見てみるかなあ、自分の理解度向上の確認のために。

141 :考える名無しさん:2001/05/12(土) 04:09
橋爪氏のその本は良い本ですよ。

本当に細かいトコまで詰めて読むなら、昔、今名古屋大に
居る森際氏が国家学会雑誌だかに書いたハート論を読むと
いいかもしれません。これは未完だけど。

専門家の目から見たらどうこう、という意見も出てくるか
もしれないけど、少なくともダメな本ではないし、これか
ら勉強するひとには勧めてもいいでしょう。もちろん、ハ
ート自体を自分で読むことは言わずもがなですけどね。

142 ::2001/05/13(日) 21:59
とにかくまずはハート読み返してみます(笑
ついでにヴィトも読んでみないとな。

143 :ミック:2001/05/13(日) 22:30
訓古的にはヤバイ(というか古い)の一言です。
でも若き大三郎の熱意が伝わってくる刺激的な本だと思ふ。
小室さんの跡を継げるのはこの人だけだから頑張って欲しい。

144 :考える名無しさん:2001/05/14(月) 00:17
>143さん
まったく同意。しかも、「若き大三郎の熱意」とは上手い!
オレの周りでは、あの本のヴィトゲンシュタイン、ハート、
ルーマン理解は全部ぼろかすに言われてるし、最初に読む本
としては、ちょっと具合が悪いと思うけど、橋爪大三郎の大ファ
ンで、彼の出発点を知りたいといった向きなら、それはそれでい
いんだと思うよ。

ついでに教えて欲しいんだけど、小室直樹って本当にそんなに
偉いの?なんだか、弟子筋がよってたかって褒め称えるから、
過大評価されてるってことない?まあ、森嶋通夫の自伝なんか
にもチラッと登場したりして、興味深い人物ではあるんだけど。


145 :ミック:2001/05/14(月) 00:34
>小室直樹って本当にそんなに 偉いの?

 偉いかどうかはよくわかんない。昔の社学板でも賛否割れてた。
 でも論理は明快だし説明も平易なので、僕は、信頼できる人だと思ってる。
 何につけ、正直で勇敢な人は良い。

146 :53:2001/05/14(月) 00:51
あ、みなさんいろいろレスありがとうございます。とりあえずいろいろ
あさってみます。

ところで、関係者の方から聞いたのですが、長尾龍一氏が日本法哲学
会を離れたって本当ですか?小林先生のことといい、日本法哲学会って
人間関係が複雑ですね。

あと、心配なのは、ロースクール構想の中で、法哲学がどう位置付けられ
るのかということが、心配だったりするんですけど、法哲学って、ロース
クールで教えられるのかな(かなり悲観的)?


147 :考える名無しさん:2001/05/14(月) 02:16
一般に法学系の学会って、法哲学会も含め、
閉鎖的ですね。次回から一部、公募の発表もできるようになったらしいけど。
論文については依然として公募制でないし。

哲学の分野では考えられないことだ。

148 :考える名無しさん:2001/05/14(月) 02:24
>145
>何につけ、正直で勇敢な人は良い。

なるほど。
学者には珍しいタイプだな。

149 :考える名無しさん:2001/05/14(月) 03:27
アゲアラシがいるぞ。

150 :考える名無しさん:2001/05/21(月) 01:46
あげておきます


151 :考えない名無しさん:2001/05/21(月) 07:11
さげておきます。

152 :昔の人:2001/05/28(月) 01:41
age

153 :昔の人:2001/05/28(月) 13:20
日本法哲学の評価を教えて?
同志社の八木先生が、死ぬちょっと前に、連載してたが。
特に、筧克彦についての、評価を知りたい。

154 :考える名無しさん:2001/05/29(火) 21:15
田中成明先生はスゴイ。頭いいし、スマートでダンディーですよ。
★★★田中成明先生とは★★★
京都大学大学院法学研究科教授
法理学、法社会学専攻
「法理学講義」「裁判をめぐる法と政治」「転換期の日本法」



155 :53:2001/05/29(火) 21:56
田中先生の著作は「法理学講義」ぐらいしかよんでなかったりするのですが(汗
著作を読む限りでは、すごくバランスがとれた方だと思いました。

正義論に傾きがきな今の法哲学会の状況に、法学方法論とかの地味な分野への
関心を取り戻そうとしているような感じを受けました。でも、確か、法哲学会
に、はじめてロールズを紹介したのってこの人だよね?


156 :考える名無しさん:2001/05/30(水) 01:19
>154さん
「法理学、法社会学専攻」とありますが、後の法社会学の
部分は間違いじゃないかと思いますよ。

>155さん
おおよそ同意しますが、若干コメントさせていただきます。
価値相対主義などの流行のためほとんど相手にされてなかった
正義論が再び真面目に議論されるようになったのも、田中先生
の仕事があったためだと思いますよ。井上達夫先生ら40代の
方々が碧海先生のラインを離れて、むしろ正義論やリベラリズ
ムに流れていったのも、田中先生のロールズ導入があったから
でしょ。また、田中先生は「法哲学会にはじめて」ロールズを
紹介した人ではなく、「日本にはじめて」まともにロールズを
紹介した人と言うべきじゃないでしょうか?川本隆史先生の本
なんかでも別格扱いでしょ。


157 :考える名無しさん:2001/05/30(水) 01:32
なんで法学関係の人って、「○○先生」とか「○○教授」とかって呼ぶの?
閉鎖的な感じがして気持ち悪いんだけど。

158 :53:2001/05/30(水) 01:47
>>150
基本的に、ロールズって法哲学の枠ではくくれない人なので、他の分
野にどれだけ影響を与えているか知らなくて、無難な表現になって
しまいました(笑 ただ、日本一のロールズヲタクの川本センセが言
ってるのだから、多分、日本でまともに紹介した人なんでしょうね。

 でも、ロールズを最初に紹介した人の割には、今の正義論の議論
に少し距離を置いたスタンスをとっているような印象を受けたので、、



159 :考える名無しさん:2001/05/30(水) 01:51
>>157
おれは別に呼ばないけど。
まあ大学ではさすがに「先生」をつけるけどね。
まあ閉鎖的な分野なのは確か。

司法試験組には友達同士で話すときにも「さん」づけする奴が
多いが、聞いてて気持ち悪いし、
お前教授と友達かよって思ってしまう。

160 :53:2001/05/30(水) 01:59
間違えた、、158の引用は、
>>150じゃなくて、>>158です。

>>157
ウ〜ン、僕、実はもともと法学専攻じゃなかったりするので(汗 そこらへん
の事情に疎いんですが、どうなんでしょうかね?哲学プロパーの場合は
徒名ですか?それとも呼び捨て?
ちなみに、僕は敬愛する野矢茂樹氏をいつも「シゲキ」と呼んでます
(笑


161 :考える名無しさん:2001/05/30(水) 02:26
157
>159,160
いやいや、このスレのことを言ってるのではないんです。
法学関係の書物を読むたびに、「○○教授によれば・・」というような
記述が目につき、「なんだこりゃ?」と変に思ってしまうもんで。
法学ぐらいじゃないっすか?こういうのって。
その理由が知りたいと思ったわけなんです。スレズレすまそ。

162 :156です:2001/05/30(水) 09:49
>>157
確かにそうですね。習慣というものは恐ろしいもんで、文章で書くときも
自然に、「先生」とか「教授」とか書いちゃうのです。閉鎖的といえば閉
鎖的な慣習ですが、海外の文献でも案外そうだったりするんですよ。法学
それ自体の社会的機能や歴史のせいかもしれませんね。

163 :疑問者:2001/05/31(木) 02:45
田中成明って、そんなにスゴイの?
あんまり、独創的ではないように思えるが?
碧海の衝撃の方がすごかった。


164 :疑問者:2001/05/31(木) 02:48

学説紹介などの点からすれば、英語で読めば済むのだから。
(例えば、Lloyd's Introductionとか)
碧海は、自分で考えるための出発点を提供してくれる。
そういう意味で、田中が、スゴイとは思わないが


165 :読者:2001/06/03(日) 12:43
age

166 :吾輩は名無しである:2001/06/03(日) 13:47
実定法学者にその傾向は強い。>○○教授

以前、知り合いの実定法学者に「助教授と
か講師(非常勤。。。)の場合はどうすん
の?」と聞いたら、「引用に値する人はど
うせ教授になるからすべて<教授>にする
し、講師レベルのものを引用することはあ
んまりない。」という答えを貰った(笑)

それよりも疑問なのは、日本人だったら<教
授>とか敬称つけんのに、イェーリングとか
サヴィニーを呼び捨てにしてんのは、いった
いどういうことなんだろうね?我妻博士って
サヴィニーよりも偉いのか?(笑)


167 :読者:2001/06/03(日) 14:04
>166
退職教授の場合は、「名誉教授」とするんですか?
名誉教授でない場合は、「元教授」ですか?
あと、我妻先生は、博士号をもってますが、
博士号をもっていない人(例えば、学士助手)で名誉教授じゃない人
は「○○学士」ってするんですか?


168 :読者:2001/06/08(金) 01:13
age

169 :>167:2001/06/08(金) 01:21
博士論文が教授会で認められたら、博士号は授与されるの。
院の博士過程はまったく関係ないの。終了しただけではもらえないの。
文系の場合は、20年〜30年研究してからようやくゲット。


170 :名無し募集中。。。:2001/06/09(土) 15:20
最近は文科系でも「学術博士」はなるべく出すようにしている
みたいだけどね。だから昔ほど文系博士は稀少ではない。

171 :読者:2001/06/11(月) 01:35
大阪の小学校での大量殺人事件の犯人の処遇について
法哲学はどう考えるの?


172 :名無し:2001/06/22(金) 00:25
age

173 :名無しさん:2001/06/30(土) 00:58
age

174 :名無しさん@普段は鉄道板:2001/07/19(木) 03:27
>>171

それ法哲学(法理学)の考える事じゃないよ。

175 :考える名無しさん:2001/07/20(金) 05:13
長尾龍一教授てどうです?

176 :考える名無しさん:2001/07/20(金) 05:23
>>175
本人は、戦後民主主義の忠実な擁護者と自認しているね。

177 :考える名無しさん:2001/07/20(金) 06:14
>>176
もうちょっと詳しくお願いします

178 :放大生:2001/07/21(土) 01:06
私は放送大学生なのですが、田中成明先生は放送大学の「法学入門」の講義を担当
されています。もちろん内容はここで議論されているようなディープな話ではなく
て、題名通り一般教養レベル。私は単位を取りましたが、先生自身の意見を聞くこ
ともほとんどなかったし、正直言って退屈だったのが残念です。

179 :最近『ケルゼン研究T』買った人:2001/08/02(木) 03:38
>>175
「ケルゼンの番犬」だそうです。

180 :   :2001/08/11(土) 05:31
自分は佐藤節子の北欧リアリズムに関する研究書を読んでけっこう
面白かった気がするのですが、全く言及されていないということは
すでに超克されてしまった問題ということなんでしょうか
確か論点は法と強制力の関係についての分析だったと思います。

ケルゼンは長尾龍一さんが現在の泰斗なのですが、
過去だと横田喜三郎、清宮四郎がそれぞれ
ケルゼンに関する研究業績をあげていて、清宮門下の
菅野喜八郎、尾吹善人がそのあとをついで研究を
しています、特に尾吹が訳した「法と国家の一般理論」は
ケルゼンの重要な著書の訳書だと思う

181 :考える名無しさん:2001/08/11(土) 05:37
森村進はどうよ?

182 ::2001/08/11(土) 05:43
>180さん
>論点は法と強制力の関係についての分析だったと思います。

強制を心理に還元するタイプの議論ですかね?
超克云々というより、日本ではケルゼンのような規範理論の人の
影響力が強すぎるのかリアリズムの議論がいまいち流行らない原因かもしれません。

>181さん
>森村進はどうよ?

前に政治思想板で書いたことがあるのでよろしければ。
http://ebi.2ch.net/sisou/kako/985/985266256.html

183 :考える名無しさん:2001/08/11(土) 06:03
法哲学で言われるところの自由だの自律だの人格だのは
一面的で薄っぺらい。当たり前だけど。

184 :      :2001/08/12(日) 00:47
>183

そりゃそうさ、法哲学は哲学であるけれども法学の枠内という制限がある。
逆に法哲学万能だと思っている人がいたらそういう人が危険

185 :考える名無しさん:01/08/28 15:16 ID:ca2cW.YY
法哲学をやってる人たちって本当にロールズやハーバーマスに
可能性があると思ってます?

186 :考える名無しさん:01/08/28 15:40 ID:VHgvvyAQ
ロールズはともかくとして(何せ読むのが辛い・・・)、ハーバーマス
はかなり疑問を感じたりもする。ドイツは戦後堕落してる、と思うの
は俺だけだろうか?シュミットとかのほうが面白い。

187 :考える名無しさん:01/08/28 16:22 ID:cwkK9DF2
>>186
まるでハイデガーみたい

188 :考える名無しさん:01/09/05 17:47 ID:.oq3RWRg
ハバーマスは単なる反動。アドルノの後に単純な啓蒙主義でいきましょう
というんだから。法哲学のポパー好きのお偉い某教授も同じ。これから院
で法哲学をやろうと思っているんだけど、暗澹たる気持ちになる。何で誰
も批判しないんだろう。それとも日本の法哲学者はそこまでレヴェルが低
いのか?

189 :オッカム:01/09/05 17:56 ID:VMf.yihA
 法哲学やるなら英米系にしとけ。いまどき独仏の法哲学なんて何の
役にも立たん。法哲学を古典文献学としてではなく、現代の法学の一
環としてやるつもりなら、英米系しかないぞ。

190 :オッカム:01/09/05 18:03 ID:nDrkP/B.
 あ、それから法哲やるなら六法(憲・民・刑・商・両訴)は一応
かじっておくように。当たり前だけどな。実践から乖離した法哲学
なんて無責任な物語に過ぎん。

191 :考える名無しさん:01/09/12 12:56
英米系って分析哲学? 余り好きじゃないかも。
ハイデガー=シュミットのラインに対して
ベンヤミン=アドルノのラインをもってくる
ことを考えている。その過程で当然アレント=
ハーバマスも批判することになるだろうけど。
修士論文でこれだけやれればいいかなと。

192 :考える名無しさん:01/09/12 13:07
>>191
この顔ぶれで、法哲学?シュミットはいいけど、ハイデッガー、
ベンヤミン、アドルノというのはどんなものか。
アーレントについては、彼女の法哲学はモンテスキューの焼き直し
(いわばシュミットのネガ)で、彼女の政治思想の一環としては
興味あるけど、現代の法哲学の教科書で彼女の名前など見たこと
ないし。

193 :考える名無しさん:01/09/17 13:21
法哲学の教科書で見たことないって、それは日本の法哲学が
グズグズで正義論とかに逃げちゃって30年代のドイツ哲学
をまともに検討してこなかったからでしょう? そんなしょう
もない教科書にのってない云々っていってたら何もできないよ。
それにシュミットを考えるには、ハイデガーやベンヤミンと
突き合わせて考えるのは当たり前じゃない?
ちゃんとここらへんの思想を読んだことあります?

194 :考える名無しさん:01/09/17 13:39
って、こんなとこで呟いてても時間の無駄か。

195 :考える名無しさん:01/09/21 15:40
法哲学全くのトーシロの学部生ですが、
これから法哲学を勉強するには
碧海純一「法哲学概論」
田中成明「法理学講義」
矢崎光圀「法哲学」
適切な基本書はどれでしょうか。

196 :考える名無しさん:01/09/22 01:34
>>191

でもなあ、現在においてハーバマス周辺もフランス現代思想もぽしゃってる
ような。。基本的に分析が元気な状況なので、望む/望まぬを関わらずそこ
らへんと関わざるをえないよ。

>>195
矢崎は読んだことないのでパス。

碧海・・ポパー・ラッセルの影響大。法哲学の教科書というよりは碧海氏の思想書
みたい。
田中・・比較的バランスとれてる。逆にとれすぎてて面白くない。

教科書として使用するなら田中をお勧め。

197 :考える名無しさん:01/09/22 17:39
田中成明先生といえば、昔学生時代に本を見たことがあります。
なんでも、アリストテレス的な実践哲学の復権を重視していて、実践の世界については
自然科学とは異なる方法論が必要だという主張で、碧海先生とは鋭く対立するという
印象をもっていました。ロールズの評価なども、そこら辺からきているのでしょうね。

198 :考える名無しさん:01/09/22 20:15
今一回生なんですけど、田中成明教授ってそんなにすごい方だったんですね。
「法学入門」という講義を受けていますが教科書ずっと読んでらっしゃるだけ
なんです。詳しい話しても、この間まで高校生だった奴にわかるわけもない
でしょうけど。4日後には試験です・・・。がんばらなきゃ。
お邪魔してすいませんでした。

199 :考える名無しさん:01/09/22 22:57
>>198
必ずしも、世間一般の評判と授業の面白さは比例しないと思われ。
あと彼、最近は法哲学の一般的なトピックよりかは生命倫理に関心
が行ってるみたいだけどね。

それよりも、前のレスにもあったように、本当にダンディーでかっこ
いい先生なのかどうか気になる。どう?

200 :198:01/09/23 18:46
ダンディー???
うーん・・・。もうお年ですよね。でもたしかにそこらのおっさんとは
違います。(当たり前か・・・)
あんまり男の人を見る目は磨いていないもので、すいません。
ああ、単位を落としそうな予感がひしひしとする・・・(-_-;)

201 :考える名無しさん:01/10/08 03:48
自然法理論っていまどうなの?

202 :考える名無しさん:01/11/02 14:46
このスレをくたばらせない為にage

203 :考える名無しさん:01/11/02 20:59
ナチュラル・ローvsポジティブ・ローっておもしろそうだね。

204 :考える名無しさん:01/11/02 21:35
>203 あそう、よかったね。

205 :Маршал Боголюбов:01/11/03 01:14
筧克彦を論ぜよ

206 :考える名無しさん :01/11/09 12:13
学会age

207 :考える名無しさん:01/11/11 17:39
学会@仙台どうだった?水谷氏面白かったね。

208 :考える名無しさん:01/11/11 23:10
田中先生ってかなり偉い人だったなんだな
いま週1であうんだけど、
「法理学講義」読んでみる、
で、いろいろ話しをきいてみよっと

209 :考える名無しさん:01/11/14 00:16
>207
すみません、水谷氏って誰ですか?
仙台行ってません。

210 :名無し@非常事態:01/11/14 09:18
カール・シュミットは今の憲法学の中ではどういう評価なんですか?
日本に限らず海外も含めて。

211 :考える名無しさん:01/11/16 15:55
憲法学事態がちょっと、、、

212 :考える名無しさん:01/11/16 18:14
ロールズの新訳は新訳はいつでるんだ、川本!

213 :考える名無しさん :01/11/16 18:57
川本は「Taking Rights Seriously」を「権利をマジに受けとめること」って
訳しちゃう人だからなあ。
正直、あんまり期待してない。

214 :考える名無しさん:01/11/17 07:49
>>213
後学のために聞くが、Taking Rights Seriously は、どう訳すべきなんだ?(w

215 :考える名無しさん:01/11/18 21:43
age

216 :考える名無しさん:01/11/18 21:51
恒藤恭先生の本が、神田古書店の各店で、ごっそり余ってるので
この冬のボーナスで読もうと思いますが、ごっそり余ってるのが
逆に、やや、心配です。

どこか、偏った学説なのでしょうか??

217 :Маршал Боголюбов:01/11/22 01:27
単にマイナーだから。多分。

63 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)