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異邦人
- 1 :名無しさん:2000/03/22(水) 00:40
- って名作なんですか?
- 2 :久保田早紀:2000/03/22(水) 00:57
- ♪ちょっと〜ふりむいてぇ〜みただけのいぃほぉをおじぃんん〜 (´o`
- 3 :名無しさん:2000/03/22(水) 01:05
- 太陽のせい。
- 4 :鳩山:2000/03/22(水) 02:40
- いつだったか、古本屋で買ったのだが未だに読んでいない。
薄いんだから、よまないとなあ。。。
- 5 :久保田早紀:2000/03/22(水) 03:00
- ♪んあすわぁ〜かぁなしみぃをお〜もてあますいぃほぉをおじぃんん〜 (´o`
- 6 :??N?\?@??N?\?B:2000/03/23(木) 03:42
- DAISU
ダイスキデス。
- 7 :名無しさん:2000/03/23(木) 05:17
- 昨日、ママンが死んだ。
- 8 :名無しさん:2000/03/23(木) 07:46
- 作家の“カミュ” は “セイン・カミユ”←からくりテレビの人
のおじさんなんですよね。ってみんな知ってるか。。
- 9 :ええっ:2000/03/23(木) 21:09
- 初耳。
- 10 :名無しさん:2000/03/23(木) 21:27
- って、私も聞きました。
タレントでいいのかセイン・・・。
- 11 :名無しさん:2000/03/23(木) 22:41
- 私のせいじゃないんです。
- 12 :名無しさん:2000/03/23(木) 23:37
- きょう、ママンが死んだ。もしかすると、昨日かもしれないが、私にはわからない。
- 13 :セイン:2000/03/24(金) 00:54
-
プリーズ・テル・ミー・ユア・「私ノセイジャナインデス」ストーリー。
- 14 :名無しさん:2000/03/24(金) 01:07
- どうでもいいが、8は仮名入力派だな。
- 15 :名無しさん:2000/03/24(金) 02:12
- セインの大叔父(大伯父?)がかの文豪じゃなかったかな?
おじではなく。細かいけどさ。
- 16 :8です。:2000/03/24(金) 07:22
- そうでした。大叔父でしたね。
1年前にからくりの撮影に出くわして、セインと写真を撮って
もらったんですよ。その時セインがさりげなく腰に手をまわして
きたのには赤面でした。
あと、私ローマ字入力ですが・・。
- 17 :スパンコールのシンデレラボーイ:2000/03/25(土) 00:25
- かな入力とローマ字入力の見分けができるの?(苦笑)
- 18 :>17:2000/03/25(土) 08:56
- いや実は背後から見てたんだよ(^ー^)
- 19 :8です。:2000/03/25(土) 14:11
- えっ!ほんと!?
- 20 :18です:2000/03/25(土) 20:52
- うそ。
- 21 :14だよ:2000/03/27(月) 02:06
- はずれてましたか。
結構蓋然性の高い推理だと思ったけど、まあいいや。
「セイン・カミユ」の「ユ」が大文字だったのでローマ字入力なら
わざわざ mi yu と打ったとは考えにくい(その前の「カミュ」は普通)
→カナ入力でシフトを押し忘れた。と考えたんだけど。
- 22 :8です。:2000/03/27(月) 18:11
- そうなんです。セインさんは日本では「セイン・カミユ」
と言う名で活動されているようなので、こう入力してみたんですが、
違っていたらごめんなさい。。
私は、セインさんに出会ってから『異邦人』を読みました。
そして読み終わった後「セイン・カミユ」より「カミュ」
の虜になっていたのは言うまでもありません。
- 23 :どうでもいいけど:2000/03/27(月) 22:00
- セインの公式ページ発見。
http://www.thane.co.jp/
- 24 :ウイリアム:2000/03/27(月) 22:17
- 駄作だね。カフカに比べれば駄作もいいとこ。
- 25 :名無しさん:2000/03/29(水) 04:52
- 「異邦人」は読みやすい。
なぜ読みやすいのか考えたら、この作者は主人公の行動を記しているだけなんだね。
心理分析とか、主人公の代わりに何かを主張したりとか、
そういうことを一切していないから風通しがいい。
- 26 :名無しさん:2000/03/29(水) 20:51
- 太陽がまぶしかったから人を殺した主人公。
高校生のとき読んで、よくわからなかったが、
なんとなく今はわかる。
何のために生きてるんだ、自分は・・・
とおもうようになったからかな。
- 27 :一言でいえば:2000/03/29(水) 23:14
- 生きるにしろ、死ぬにしろ、
世界は無関心ということだね。
- 28 :名無しさん:2000/04/16(日) 17:44
- セイン・カミュって本名日本人みたいな名前なんですよね?
- 29 :名無しさん:2000/04/16(日) 19:24
- 理由無き殺人なんて、もはや私小説の領分。
- 30 :名無しさん:2000/04/21(金) 06:29
- 太陽がまぶしかったからさ。
- 31 :K:2000/04/22(土) 10:15
- 異邦人。おまえら本のなに読んでんだ?
批評やさんにでもなったつもりか?
ムルソーはなにか主張しなきゃいけないのか?
うだうだあれがこうだとか自問する奴はえらいのかよ?
意味はなくても理由さえあればいいんだよ。
おまえらみたいのがいるから仕事がふえるし、まともなやつが
だめになんだよ。
好き嫌いはあっても、その作家のことを知らないくせにごたごたぬかすな。
やなら本すててだまってろ。
ったく、屁理屈集団が。
知識ばかりつめて、そんなきになるなよ。
お前らのすべてなんて、所詮10ページ程の、パルプにすぎないんだから。
- 32 :名無しさん:2000/04/22(土) 12:29
- 太陽が黄色かったからという説があるが、
原文は?
The CURE がデビューアルバムで歌にして、
ヨーロッパの人種差別者のテーマソングになった通り、
自分を異邦人だと考えるムルソーが殺したのは、
その地では人種的に異邦人であるアラビア人でした。
重層的ですね。
- 33 :ユリウス:2000/04/22(土) 14:00
- 異邦人=不条理文学
細かい出来事を追うより、
感覚的に全体とらえた方がいいのかもしれない。
二部構成になってるけど、一部と二部では随分雰囲気が違うよね。
個人的には「ペスト」が好きです。
- 34 :名無しさん:2000/04/22(土) 18:00
- 糞糞。カミューなんて糞。所詮は三流ざんしょ。
- 35 :いやしかし:2000/04/24(月) 20:19
- 中学生が読むには重過ぎた。
これ読んでから性格暗くなった気がする…
こんなの読書感想文の課題に出すなと思った
- 36 : :2000/04/30(日) 14:20
- 高校2年生のとき「異邦人」と「変身」を続けて読んだけど
変身のほうが面白かった。カミュの代表作は異邦人ではない
と思います。さらに続けて読んだ「長距離走者の孤独」も
よかった。「長距離」の乾いた文体(翻訳だけど)がとても
かっこよく感じた17歳の私でした。
- 37 :ステ:2000/05/01(月) 04:02
- 時代背景がきちんと認識されてないとわからないことというのは多々有る。
ムルソーは実存主義者である!とサルトルは絶賛。
(そのあと色々あってサルトルとカミュは論争をくりひろげていくが)
主人公ムルソーとは異邦人の前身の作ではメルソーであった。
象徴としてメール(海)がムール(死)にかわっている。
この作品に父はでてこず、そして母さえも冒頭で死ぬ。
父権不在は暗に神の不在をも示すが,
結局太陽のせいで殺人をおこしてしまう、太陽とは神の象徴とも言え、
この作品ではどこまで無神論なのかはわからない。
無神論を貫き通そうとしつつも揺らぎがある。
神がいないから絶対的価値観は存在しない。
マリーのことがスキかどうかもわからない。そんなことは言いきれないんだ。
でもこんなことわかって面白い、とおもうひとだけわかればいいんだ。
興味がなければしらなくていいのは当然だ。
- 38 :ステ:2000/05/01(月) 04:19
- ↑↓ちょっと興味あるけど自分で調べるまではない、という人むけ。
ソノタの人は読まなくていいっす。
ペストのカミュは明らかに異邦人のときにたっていた立場とちがう。
対象が自己の死から他者の死に移っている。リウーは死なない。
ペストが不条理に人々を襲う状況に力を合わせて耐え、行きぬくというストーリーは
2nd W.W.ドイツ軍にパリを占拠されながらも抵抗し、苦難の末解放された史実を彷彿とさせ、
その時代フランスで爆発的に売れた。
カミュ自身もレジスタンス活動を精力的におこなっていた。
- 39 :ユリウス:2000/05/01(月) 08:11
- >38
なるほど、作者の政治的立場の違いですか。
「異邦人」と「ペスト」
ちなみにロマン・ロランも好きなんですが、やはりレジスタンス活動
したようです。最初はカミュと同じ政治グループだったのかな。
- 40 :ステ:2000/05/02(火) 04:52
- あああ、良かった。
こんなこと(37,38)書き込むんじゃなかった、と後悔していたのだが。
しったかぶりして、やなやつっぽいとか思って。
少しでも好意的なかきこみくれてうれしいよ(泣)まじありがと
- 41 :どうでもいいが:2000/05/02(火) 07:57
- 「ペスト」に「異邦人」の主人公一瞬出てくるね。
- 42 :K:2000/05/02(火) 09:13
- ちんちんがペストにかかった。
- 43 :ユリウス:2000/05/02(火) 09:14
- >41
どこに?
- 44 :>42:2000/05/04(木) 01:14
- そりゃ明らかに全体にひろがるな
だから最近優しくなってきてたのか
氏に間際だもんなあ
- 45 :名無しさん:2000/05/04(木) 02:13
- http://www.twics.com/~max/J/camus.htm
こういう見方もあるみたいよ。
- 46 :シ−シュポスの神話も:2000/05/15(月) 12:34
- セットで読まなければ。正直、異邦人より作者自身による批評であるシ−シュポスの神話の方が面白かった(具体的な批評というよりは、独立した哲学書になってるけど)。
- 47 :名無しさん:2000/05/17(水) 17:28
- ルキノ・ヴィスコンティの映画版(駄作らしい。未見)でムルソーを
演じたマルチェロ・マストロヤンニは
「ムルソーは僕と似たような小市民だ。生の倦怠に耐えかねて不条理に逃
げ込んだよ」
みたいなことを言っていたけれども案外的を射ていると思う。
- 48 :吾輩は名無しである :2000/10/13(金) 07:26
- あげ
- 49 :半信半疑 :2000/10/13(金) 07:44
- カミュはナイスガイ、わかってる奴
サルトルはクソインテリ、いやな奴
- 50 :age :2000/10/16(月) 12:50
- ageage
- 51 :age :2000/10/16(月) 12:52
- 下げながらアゲってあほなことしちまった。
- 52 :名無しさん@1周年 :2000/10/17(火) 14:59
- カミュの異邦人はリアリティないよね。
だから、どうしたの?、って感じだった。
でも、不条理さを知りたいなら映画「乙女の祈り」を見ましょう。
「太陽が眩しかったから」、この理由がとても良く似合う映画。
- 53 :半信半疑 :2000/10/18(水) 03:33
- お前にまともな青春と海の思い出がないからだよ!>52
- 54 :名無しさん :2000/10/18(水) 04:20
- 「乙女の祈り」は私もダイスキな映画だけど、不条理とは思わなかった。
ましてや論じるでもなく安易にカミュと比較してどうのこうのはなぁ…。
- 55 :吾輩は名無しである :2000/10/18(水) 14:16
- なぜ「貧民街の声」を無視するのかがさっぱりわからん。
カミュの人生の原点で、エチエンヌとかアントワーヌとかは、
『異邦人』の中にも要素的に出てくる。
「2重の殺人」論、だれも読んでないの??ダッサー
2chてこの程度か。
「シューシポスの神話」とセットで読む?んなこたぁ、
仏文科では常識デッス。
- 56 :52 :2000/10/19(木) 21:38
- >53 なぜ、まともな青春と海の思い出が「異邦人」を理解するのに必要
なんだー!(爆)
100文字以内で述べよ!
>54 「乙女の祈り」が不条理ではないというのは?
まあ、確かに、「異邦人」の不条理さと「乙女の祈り」の不条理さは違う
かもしれない。
いや、「異邦人」のどこが不条理なのかわからないんだけどね。
不条理以前に主人公の心理がまったくわからない。
で、「乙女の祈り」の不条理さはラストに二人の主人公が母親を殺した理由
・動機の不条理さで、主人公二人にとっては明晰であるはずの母親殺害の理
由・動機が社会通念に照らし合わせると明晰ではないー不条理。
ラストのギラギラ太陽が照りつける中での母親殺害の理由は「太陽が眩しか
ったから」とも言えるんじゃない?
俺は「異邦人」でカミュが表現しようとした不条理さだと思ったんだけどな。
まあ、「乙女の祈り」は心理学的な映画だと思うから、「異邦人」とは分野
が違うかもしれないけどね。
ちなみにおれが前の投稿で言いたかったのは「異邦人」にリアリティがない
ということ。
リアリティがない=主人公の心理がわからない=感情移入できない。
「異邦人」が不条理さを描いた作品だとしたら、人間の心理の過程を描かな
ければ、すべて不条理となってしまうような気がする。
なぜ、ムルソーは太陽が眩しくってアラブ人を殺したのか?
そこにどんな心理が働いていたのか?
不条理というのは人間の心理を拒否して成り立つものではなく、心理を突き
詰めていった末に辿りつくもののはず。
(心理ではなく、世界と私の関係でも同じ)
ところで、「異邦人」を読んだだけではカミュの不条理さはわからないのだ
ろうか?
カフカは好きなんだけどな。
- 57 :>56:2000/11/05(日) 01:46
- 「乙女の祈り」という映画の事は知りませんが・・・。
>リアリティがない=主人公の心理がわからない=感情移入できない。
これがまさに、作者カミユの狙いだったのではないですか?「異邦人」は、感情移入というものを
ハナから拒否している小説です。感情移入させないために、主人公の心理を、当人以外には解りよ
うのない「不条理」にしてあるんです。
56さんは「リアリティ」という言葉を使いましたが、では、「リアル」ってなんなのでしょうか。
親が死んで悲しい、誰にでも理解できる殺人動機、こういったものは「リアル(現実)」と思われがち
ですけど、実は全て人間が決めたルールですよね。本当の意味でリアルなものなどない、突き詰めていけば、
全ては「当人にとって(のみ)リアルなもの」しかこの世にはない、ということになります。読者がムルソー
に感情移入できてしまっては、カミユにとってこの小説を書いた意味なんて無くなってしまうんだと思いますよ。
「人間の心理を突き詰める」とも仰いましたけど、心理というものは環境、文化、経験、学習といった、人と
人とが共有できるものによってだけ出来ているわけではないんです。勿論そういう要素は大きいですが、その根
底には必ず、他人には絶対理解しようのない、理屈の通らない不条理な感覚が横たわっているもんです。
宗教の絶対性や、普遍的な常識といったものが覆されるに従って、人間の心にあった、それまで押さえ込まれ、
無いものとされてきた不条理な部分が解放されはじめ、やがてそれがカミユの筆によって小説化されたわけです。
ですから、主人公ムルソーは、感情移入や共感といったものを徹底的に拒否するように描かれるわけです。
長々レスしてすみません。こんな文章で解るでしょうか・・・。
もし解らない場合は、立川談志著「新釈落語噺」をお薦めします。冗談ではありません。だまされたと
思って、どうぞ(パート1の方です)。
この人の言う「イリュージョン」という発想、なんか通じるものがあります。
- 58 :ペリエ:2000/11/05(日) 03:08
- 不条理=absurde
「ばかげた」と訳すと有り難みが減ずるわけです。
- 59 :たーとる:2000/11/08(水) 02:49
- >>57
自分の「異邦人」の読後感は、>>57さんのが、今までのレスのなかで一番納得できました。
この小説は、人間の思考や行動が、「物語」や、「意味付け」が最終的には決して届かない(いわゆる「他者」)という絶望を、かなり切実に訴えているという風に読み取れました。
裁判で人々が、主人公を「解釈」するその陳腐さ、滑稽さ、安易さを著者は嫌悪とともに描いていたのでは。
手元に本がなく昔読んだ記憶しかありませんが、西欧において「神」が人々をつなぎとめる力を失ってしまったように、「人間」の「意味」に亀裂が入ってしまったことを訴え、さらに、そのことに自覚的であろうとした、そういう小説だったと思うのですけれど。
もっとわかりやすく描きたかったのですが・・・
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